嫉妬できるのは幸せなこと。
と、これだけ読むと、「なんのこっちゃ」と感じると思う。
ただ、
嫉妬できるということはそこに願望があるということでもあるんだよね。
願望がなければ、嫉妬もない。
願望なきとこに嫉妬はない。
名言チックに書いてみたら、そうなる。
自分もそうしたいから、自分もそれが欲しいから、自分もそうなりたいから嫉妬するわけで、
てことはそこに、したい、欲しい、なりたいがあるわけよね。
おお、やりたいことも、欲しいものも、なりたいものもあるじゃん！全部ある！
しめしめ。
じゃああとは、そこに熱中していけばいい。
もちろん、そう簡単に切り替えられない！というのが普通。
だから、いきなり切り替えられなくてもいい。
ただ、そういう風に、自分の願望の発見というところに結びつけ切り替えられたら、少しずつエネルギーは湧いてくる。
てことで、
嫉妬したり誰かを羨んだり憧れたりしたら、ただただ「願望みっけ！」と言ってみよう。
それだけでいい。
意外に、他人を見たときの自分の感情的な反応で自分が見えてくることは多い。
嫉妬できるってことは、まだまだ心の中でメラメラと燃える願望があるということ。
それは、エネルギーだ。
大事なのは、そのエネルギーのタネをしっかりと育ててやること。
そこで間違って他人を低く評価するということをやっちゃうと、タネは育たない。
むしろ、やたら地面深くに埋められちゃう。
それを「抑圧」と呼ぶ。
タネを育てて、水やって、太陽に当ててあげれば、すくすくと育つ。
でも、タネをないことにして、見えないようにしようと地中深くに埋めてしまうと、
「ぼくにはタネなんかない！タネなし人間！」
ってなるわけだ。
でも、
今、埋めたよね
ということになる。
それが、やりたいことが分からない、状態でもある。
その「埋めたよね状態」が、やりたいことが分からない状態だ。
埋めれば、嫉妬はしない。
願望はないことになっているから。
願望がなければ嫉妬しない。
嫉妬しないから、楽なわけだ。
気持ち的には。
嫉妬ってね、願望があるんだけど自分にはできないんじゃないかと感じていると強くなる。
できない、ない、無理、という意識が強くなると、嫉妬は強くなる。
さあ、そうなったとき、二つの道が用意されている。
一つは、さっきも書いた「埋める道」だ。
願望をないことにして地中深くに埋めれば、一時的に嫉妬の気持ちは減る。
そんなん興味ない！と言っていれば、気持ちは楽になる。
でも、埋めただけで「あるものはある」から、
他人を見たときに刺激され続けるようになる。
もう一つは、「できるという意識を育てる道」だ。
嫉妬するということは、自分もそこに願望があるんだな、と認める。
そして、嫉妬するということは自分にはできないと感じているのかもしれない、と気づく。
そこで、いや、自分にもやりようはあるはずだ。
自分も願望を実現できるはずだ、と考えて、実際に行動に移す。
こちらの方が、エネルギーがいる。
実際に動き出したり、許可したり、できると信じてやっていく必要がある。
こちらの方が、大変だ。
だから、「埋める道」に行きたくなる。
そちらは、何もしなくても一時的に楽になれるから。
だけどそれだと、現実は変わらない。
願望も実現しない。
願望を実現しようとするエネルギーが湧かない。
それより、自分の願望に許可を出して、楽しんで実現していく道の方が良くないか。
そっちの方がいいよね。
もちろん、そちらの道に進めば失敗もするやろう。
うまくいかないこともあるやろう。
でも、それでええやんか。
それが人生ってもんやんか。
ということで、
嫉妬を感じたら「ラッキー！願望みっけ！」ととりあえず言ってみよう。
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