人は自分がイメージしたものに無意識に向かって行ってしまう、そんな性質を持っているもの。
だから、ネガティブな現実を体験することが多い人は、事前にそんな可能性について考えたり、こうなるんじゃないか、と思っていたりする。
まさにそうやって自分が事前に考えていた通りのことが起こっちゃって「ほら、やっぱり!」みたいなね。笑
ただそれはある意味、自分でそちらに向かってしまっている、ということがある。
よく「うまくいかない原因のほとんどは、自滅である」ということを書くのだけど、そんな感じ。
例えば人間関係なんかでもそうで、
なぜか好きな人との関係が微妙になってしまう、しかもある程度両思いというか、仲良くなってもおかしくない相手に限って、という場合がある。
(今回は特に、付き合う前の段階、について)
その場合、何が起こっているかというと、お互いがある程度関心があるがゆえに、期待をするわけだよね。
でも、期待が生まれるということは、不安が生まれるということでもある。
すると、その不安のイメージが頭の中に浮かんできて、疑心暗鬼になったり、満たされない不満がでてきたり、なんでこうしてくれないの、という思いが出て来る。
すると、実際にはまだ喧嘩していないのだけど、頭の中ではすでに喧嘩しているわけだ。
で、頭の中で喧嘩するというのはどういうことかというと、
仲が悪くなっているイメージをしている
ということになる。
すると面白いことに、人はそっちに向かって行ってしまうんだよね。笑
だから、好きな人に限ってうまくいかなかったり、付き合ってもすぐに別れて「ほらね」を体験することになったりする。
好きな相手だから期待が生まれる
期待が生まれることで不安が生まれる
不安に頭が囚われる
相手の言動が自分を愛していないように見えてくる
頭の中で喧嘩をし始める
相手と仲が悪くなっているイメージに囚われる
自分の気分が悪くなる
相手の前で不機嫌になったりそっけなくなったりする
相手は「え?」ってなる
関係が気まずくなる
という流れ。
この流れにならないためにできることは何かというと、
好きな相手だから期待が生まれ同時に不安も生まれることまでは仕方のないこと。
ただ、「不安に頭が囚われる」という、ここ。
ここを例えばイケジムトレなどで改善していく。
不安に囚われば、相手とうまくいかないイメージを抱くようになり、無意識にそっちに向かってしまうようになってしまう。
男だったら「どうせ俺なんて」と考えたり。
それで「そんなことないよ」と慰めてもらおうとするわけだけど、
「そんなことないよ」と言わせる状況になっている時点で、うまくいかない流れに乗っていることになる。
逆に、自分の状態を上げて、自己概念を上げる。
イメージすることを変える。
良い想定を持つようにする。
そうすると、普通にうまくいく、いとも簡単にうまくいく、ということが起こって来る。
結局、人生のどのタイミングでそこの大事さに気づくか、ということなんだよね。
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人が良くなっていくために本当に大切なことは何なのか?について考え続け生まれたメンタルトレーニングジムを運営しています。(現在は募集していません)
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「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!
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