「職場に不機嫌な人がいるとマジきつい…」件について。

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昨日は東京イケジムトレでした!超楽しかったです^^

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色んな話を聞いていると、機嫌が良いことそれ自体がめっちゃ価値あることだと再確認しますね。

 

とにかく、人の悩みのほとんどは人間関係だと言われるわけなんだけど、

 

「機嫌の悪い人が職場にいる」

「やたら指摘が強くてコーチングスキルがない上司」

「不安が強すぎて逆になんか攻撃的」

「陰で人の悪口をすごく言っている」

 

みたいな人がいたら、きついよね普通に。

 

そりゃ愚痴の1つや2つ、100や1000くらいは出るかも( ̄∀ ̄)笑

 

 

当たり前なんだけど、職場に機嫌が良い人が多かったら、それだけで幸せなんだ。

 

幸せに働けるってことは、職場に機嫌の良い人が多い、ということでもある。

 

これまじかなり切実な問題だと思う。

 

良い職場で働けるかどうかって、まじ切実よな。

 

ただ、一方で。

 

人というのは機嫌が悪くなることもあるし、いつも状態が一定なわけじゃない。

 

だから、

 

「周囲の人がいつも完璧に良い状態で、最高の声かけをしてくれて、励ましてくれて、好きな人ばっかりで構成されている!という状況が来るまで自分の機嫌は良くならない!」

 

という状態だと、

なんだかそれはそれで、ちょっと幸せになることは難しそうだよね。

 

あまりに他人や周囲、状況に期待しすぎているというか。

 

さらに、

 

自分自身が、

 

「言いたいことを言える」

「自分を優先するという選択を取れる」

「自己概念が高い」

「被害者意識がない」

 

状態になった時にどうなるか。

 

変えられる状況はあるかもしれない。

 

「自分の状態次第で変えられること」って実はあったりする。

 

でも、被害者意識「状況のせいで」という気持ちが強すぎると、自分の状態を先に上げることに思いが至らないもの。

 

「自分の被害者意識が強すぎるのでは」

「自分から言いたいことを言えばいいのでは」

「嫌われていると勝手に妄想して、勝手に傷ついているだけでは」

「あの人のせいで自分を出せないという勘違いに縛られているだけでは」

「あの人がいても、自分を出していいのでは」

 

ということに気づくなど、実はできることがある、ものだったりする。

 

そのことに思いが至ることはメントレ的には非常に大事なこと。

 

ただ、職場って「結果を求められる場所」だから、不機嫌になりやすいというのも事実。

 

会社組織だと「自分の居場所を確保せねば」とか、仕事の成果や会社の目的とは関係ない自己保身的な思考も働くから、

不安も出てきて、機嫌は悪くなりやすいんだよね。

 

で、機嫌が悪いと、人の生産性は下がる。

 

生産性が下がるから結果は出ないし、そもそも会社に行くのが楽しくなくなる。

楽しくなくなるからさらに生産性は下がって…

という悪循環になっていく。

 

そういうとき、機嫌が良い人、前向きな発言ができる人、人の良い面を見れる人ってめっちゃ貴重。

 

 

ネガティブを打ち消すのって実はめっちゃエネルギーがいるということが心理学の実験でわかっていて、

1つのネガティブなエネルギーを打ち消すのには、2倍じゃ足りないんだよね。

 

1つのネガティブを打ち消すのに必要なエネルギー量とは


 

 

例えば、3人グループでテクテク歩いていたとして、1人がネガティブになったら、そのグループはネガティブになりそうだよね。

1人の影響力によって。

 

ましてや、1対1のパートナー関係だったら、1人で相手のネガティブを全部受け止めないといけないから、普通にキツイ。

 

相談する相手もいなかった、もはや「ヤバい」。笑

 

とりま、相談しよう。そういうときは。

愚痴でもいいからね。

相談の良いところは「客観的になれる」こと。

とにかく、客観的になることで自分にとってベストな選択ができるから、客観的になるために相手に壁になってもらうと良いよね。

 

1対1のパートナー関係でも「ネガティブを受け止めている側」の方が疲れてしまう、ということは全然あり得ることなんだ。

 

ネガティブを吐き出す側は吐き出せて楽なんだけど、そのとき、受け止めている側はどんどん苦しくなっていく。

 

そうすると、受け止めている側の生産性は下がるし、状態はどんどん悪化して、受け止めることで精一杯になって例えば仕事に使うエネルギーがなくなり収入が下がるとか、そういう風になっていく。

 

これが俗に言う「さげまん」というやつ。

 

逆に、お互いが機嫌が良い状態でいられると、相乗効果でどんどん状態は上がり、仕事も頑張れるようになる。

 

あげまんというのは、「結果を得ること・行動すること・他者に評価されることによる機嫌の良さを除外した、デフォルトの機嫌が良い人」のことです。

 

 

話を戻して、

 

イメージ的に、4人グループの中に1人のネガティブ、3人はポジティブで、やっと楽になるかなと。

 

5人グループで1人だけネガティブ。これはもう、なんとかなりそうだね。

 

だから、心理学実験を置いておいたとしても(実際にそういう実験が存在します)、体感的にもわかるのは、

1つのネガティブを打ち消すのには4〜5倍くらいのポジティブが必要だってことなんだ。

 

 

で、ここからが大事なんだけど、

 

つまりは機嫌が良いっていうのはそれだけで価値のあること。

 

数字で見えるようなものではないけれど、

機嫌が良い、状態が良い、前向きな発言ができる、受容力があるってだけで組織にはすごく良い影響を与えているんだ。

 

『精神的支柱』っていう言葉があるけど、まさにそれ。

 

前向きさの支柱。

 

こういう存在って絶対に必要で、前向きさや明るさの精神的支柱を失うと、途端にストレスフルで不機嫌な場所、空間になるってことはよくある。

 

どれだけ頭が良かったり考える力があっても、考えすぎてネガティブな状態になると、結局は何もできないもの。

 

それより、考える力は弱いけど明るく前向きな人がうまくいったり、うまくいかなくてもそもそも幸せだったりする( ̄∀ ̄)笑

バカっぽいけど、バカっぽい方が人生楽しいことは多いよね。笑

 

話を戻して、

 

だから、良い状態でいられる、いようとする、不機嫌を撒き散らかさないってだけで、

 

価値ある存在

 

になっていくんだよね。

 

職場にも欠かせない存在になっていくし、色んな良い縁にも恵まれたり、チャンスをもらえたり、他力が働くようにもなっていく。

 

「周り機嫌悪いな〜こういうの嫌だな〜」

 

と思ったら、「じゃあ自分は機嫌良くいよう、前向きでいよう、良い言葉や声かけができる自分でいよ〜っと( ̄∀ ̄)」と考えてみると良いかなと。

 

できる範囲でいいからね。

 

そうしたら、あなたはどんどん周囲に与えていることになり、価値ある存在になっていくから、後々色んなものが返ってくるようになるし、そもそも自分が前向きになることによって気分が上がること自体を報酬だと感じられるはずです^^

 

 

 

 

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