傲慢な人はなぜ傲慢なのか?自信と傲慢は全く違うものである!

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この記事では「傲慢さ」について扱っていく。

最初に結論から書こう。

 

傲慢さとは、人よりも上の立場に立つことでしか自分に価値を感じられないことから生まれる。

 

さて、これは一体どういうことなのか。

詳しく説明していくために、傲慢さの裏返しである「卑屈さ」についてまずは書いていきたいと思う。

「卑屈」と「傲慢」の関係


 

私たちの人生が上手くいかなくなったり、楽しくなくなったりするのは、

「卑屈」になってしまうからだ。

自分を卑下し、屈折してしまい、ひねくれてしまい、被害者意識を強く持つようになる。

自分には価値があるのだという思いがどんどん薄れ、

他者の夢を自分の夢にするようになり、自分の本質から外れていく。

例えば、

客観的に見て何らかの分野で自分が「実力不足」なことだってあると思う。

能力不足だということもあるかもしれない。

でも、それがそのまま「卑屈になる理由」にはならない。

「さて、この実力不足な状況の中で、どうしようか?」と考えることも可能であり、

実力不足や能力不足という現実がそのまま卑屈さを生むわけではない。

何かの分野で実力不足だったとしても、他に実力を生かせるものがあるかもしれない。

卑屈な人は、目の前の現実に対して、「他人との上下」に意識が向きやすい。

他人より自分が下だと感じると、それが嫌になる。必要以上に嫌になる。

上下の意識が人一倍強いからだ。

そして、自分が下だとわかると卑屈になる。

「どうせ…」という言葉を言いたくなる。

卑屈さは、人と自分の上下の視点で強く見ることによって生まれてくる。

自分には価値がある、の深い意味


 

卑屈さはある意味、傲慢さの裏返しだ。

傲慢な人が裏返れれば卑屈な人になるし、卑屈な人が裏返れば傲慢な人になる。

私は当ブログでよく「あなたにはすでに価値がある」といったことを書く。

ただ。自分には価値があると思うなんて、「傲慢」になることになるのでは。と思う人はいるかもしれない。

それは「価値がある」ということに関する理解が不足していることで生まれる発想であり、

卑屈と傲慢の世界観の中にいる人が抱く発想。

事実は全く『逆』で、

自分には価値があると思っている人は傲慢にならないし、

傲慢なのはむしろ自分には価値がないと思っているから。

自分の価値を認識できないから他人の価値を認識できず、結果、傲慢になっていく。

「人を上下で見る発想」から見る「自分に価値があると思う」は、

結局、その「上下」の「上」に自分を置くことである、という発想。

だから、「人を上下で見る発想」しかない人が「自分に価値があると思う」という考えを聞くと、「傲慢になるかもお…」と不安になる。

「人より自分を上にすることだ」と感じてしまうからだ。

他人を価値ある存在として見られるか?


 

自分を価値ある存在として見るということは、

他人を価値ある存在として見るということでもある。

しかし、これは、劣等感や復讐心に取り憑かれている場合には、「大きなチャレンジ」。

「他人を価値ある存在として見る」ことに、大きな壁を感じてしまうからだ。

そんなことをしたら、自分に価値がなくなるじゃん…

という発想につながってしまう。

つまり、いつも自分と他人を比べているということであり、

その「世界」でしかこの世界を認識することができない。

「劣等感」とはすなわち、自分は人よりも劣っている、という発想。

そして、その人にとって「自分の価値」とは、人よりも優位に立つ、ということに他ならない。

先ほども書いたが、

価値を感じようというときに「傲慢になるかも」と思う人は、

これまで劣等感を感じ続けて生きてきた人だと言える。

 

傲慢さとは、人よりも上の立場に立つことでしか自分に価値を感じられないことから生まれる。

 

人よりも優位に立つことを目標にして生きてきて、自分の価値を感じる手段は「人よりも優位に立つこと」以外にないという「価値観」の中で生きている。

その「価値観」の中にいる状態で「他人に価値がある」と聞けば、

「自分よりも他人が上である」と聞こえて、「そんなわけない!」と思いたくなりそれが「大きなチャレンジ」と感じる。

なかなかそうは思えない、いや、そうは思いたくない自分が顔を出す。

もちろん、それが良いとか悪いとか言いたいわけではない。

ただ、「そうである」というだけのこと。

また、誰にだってこの意識はあるもので、大事なことはまず「気づく」ことだ。

「あ、だからそう感じていたのだ」と気づくことで、

自分の苦しみから距離を取れるし、対処の仕方から何から全てが変わってきます。

「自分は価値がある」は、無条件に価値があるということであり、誰かより上とか下とか、そういうことは関係ない。

人が、卑屈さから抜け出し、己と向き合い、己の本質に従って生きていくようになったとき、

その人はその人らしい力を発揮し、「己の成功法則」を発見し、その人なりの成功を手にしていくもの。

そして、己と向き合う中で気づいた自分自身を、どうやって現在の「時代」や「環境」の中で生かしていくのかを考え、自分の武器を生かしながらこの時代を上手く生きていくようになる。

 

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