私たちが苦しくなってしまうのはいつだって、「他人の夢」を追いかけ始めたとき。
「他人の夢」を追いかけ始めるきっかけは、
⚪︎⚪︎がないと、やばいよ
と言われたこと、どこかで聞いたこと。
⚪︎⚪︎がないと、価値ないよ
どこかでそう思わされたことが、「他人の夢」を追いかけ始めるきっかけです。
普通に生きていれば、そんなことは日常的に聞かされます。
だからこそ「自覚的になる」ことが必要です。
潤さん、では「他人の夢」を追いかけているかどうかは、どうすれば分かるんですか?
と聞かれそうなのですが、
楽しいか、苦しいか、で分かります。
自分を生きているときは、とにかくエネルギーが高くなります。
楽しいので、どんどん前に進めます。
他人の人生を生きているときは、苦しいことが多いし、自分を責めることも多いです。
なぜ自分を責めるかというと、他人に責められているように感じるからです。
「他人の夢」を追いかけているときは、基本的に行動できません。行動が遅くなるし、少なくなる。
だってそもそも他人の欲求を無理やり欲求しようとしているわけで、他人の欲求を自分の欲求にすることはできないし、どこかで無理が来て当然です。
そこで行動ができなくなるわけですが、それを怒られているような気がしてくるわけです。
そして、「ああ、私、全然やれてない…」みたいになる。
で、その責めが自分から自信や自己愛、自己評価を奪っていき、自信のない自分がどんどん形成されていきます。
大事なことは、
どうでもいいことに、「マジ、どうでもいいんですけど、それ」と言うこと。
興味ないことに、「それやってて、楽しいんですか?興味ゼロです」と言うこと。
ちょっとキツめに言うくらいが、最初は良いです。
これが言えない人もいると思うのですが、言えない人ほど、言えると一段人生のステージが変わり始めます。
言えない人は、ずっと他人の思惑を気にしながら生きてきた人。
私もずっとそうでした。
そういうとき、他人の意見に反対するとか、違うと言うとか、できません。
そんなことをするくらいだったら、自分を犠牲にする選択をするのです。
しかし、それでは自分の人生を始めることができません。
「NO」を言うべき場面では「NO」を言うことが大事。
どうでもいいことにどうでもいいと、いらないものにいらないと、興味のないものに興味がないと。
言い切る。
それができると、自分の内側から自信が湧いてくることを感じられるはずです。
その感覚を忘れないでください。
それが、「ジム」でやっていくことの序章というか、最も基本的なステップだから。
自分を大事にする、自分の意見を持つ、自分を生きる。
それができれば、絶対にもっと自分は魅力的になっていくし、自信も生まれてきます。
他人の夢を追いかけ、他人に言われた「やばいよやばいよ」に私たちはコントロールされているだけで、
他人の「恐怖」を植え付けられちゃったんです。
人が他人に植え付ける恐怖は、その人自身の恐怖です。
そして、世の中にはその人が持つ恐怖がどんどん伝播していきます。
その恐怖を克服するような生き方をしていない人をみると、「あいつはおかしい」となって、「お前、やばいよ」と言って恐怖を植え付け、言われた側は「ああ、そうなのかなあ」と思い始め、でたらめな道に進み始めたり。
そういう人は巡り巡って、「あ、俺、俺のままでよかった」と、どこかの時点で気付きます。
そのとき、その人は自分らしい力を発揮し始めるんですね。
何度も言いますが、
自分を変えるとは、自分は自分で良いのだと確信すること
なのです。
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