「頑張らない」とはどういうことだったのか?ちゃんと説明する人が少ないので、ちゃんと説明してみた。

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一時期、「頑張らない」というのが流行った。

流行ったというか、今でも現在進行形かな。

 

この「頑張らない」ということに関しては、意見が二つに別れるみたいな現象も起きた。

 

要は、「頑張らなくていいんだよ」と言ったときに、「いや、行動は必要だろ!」という派閥の人が生まれたということ。

 

そこで喧嘩腰になって、「あいつらは分かっていない」という話になってくる。

 

頑張らないを支持したい派の人も「本当にそれでいいのか?」という不安を感じたり。頑張らないを主張する人たちも、「あいつらは分かっていない」ということになって戦争状態。

 

そういうことってあったし、今もあるのかなと。

さて、この議論に関してなのだけど、一言で解決が可能。

 

かなり理屈っぽくなります。笑。

理屈を理解しないとしっくりこないって方はどうぞ。

 

要は、定義の問題なんだ。

 

 

「頑張らない」を主張する人は、セルフイメージの話をしている。

「頑張るべきだ」を主張する人は、行動の話をしている。

 

 

ということ。

 

そういう構造になっていって、二つの意見で頑張らないの定義が違っているわけなんだよね。

 

頑張らないを主張する側の頑張らないというのは、「高いセルフイメージを持ちましょう」という話をしている。

 

今まで低いセルフイメージから行動してきたことが多くて、それが様々な問題を起こしてきたから、その低いセルフイメージから生まれる行動をやめなさい、と言っている。

 

そうすると結果的に行動量が減ったりする。

 

でも、行動量が減ったことが本質ではなくて、低いセルフイメージから生まれる行動をしなくなった、つまりセルフイメージが上がったということが本質なんだよね。

 

でも、頑張らないを嫌う人(頑張らないを行動量だけで捉える人)はそれを見て、行動量が減っているからダメじゃないか!結果出ないじゃないか!ビジネスは甘くない!俺はこれだけやってんだぞ!というところに行ってしまう。

 

ただ、例えば、セルフイメージの低さが原因で自分を安売りしていた人が、それをやめて、価格を上げる。何も行動はしない。変えない。ただ価格を上げる。

それだけで売り上げが3倍に!ということだってある。あ、結果出た!頑張ってないのに!と。

 

他にも、「私は受け取っていい」と思っていたら彼氏がプレゼントくれたり、媚びを売ることをやめることで給料上がったり。

頼みごとをしてみたらすんなりOKだった。

言ってみるだけで仕事もらえた。

人を紹介してもらえて、自分は特に変わってないけど一気に人生飛躍!など、セルフイメージを高めるだけで出る結果もあるわけだ。

 

つまり、頑張らないこと(セルフイメージを上げること)で結果が出ることだってある。

 

とはいえ、頑張らないというのは冒頭に書いた通り、「行動」のことではないので、頑張らないことが大量の行動につながることだってある。

 

高いセルフイメージ、ワクワクした気持ちで動くことは定義上「頑張ってない」ことになるからだ。

 

頑張るを行動面だけで見ると「おいおい、頑張らないって言っているのに頑張ってるじゃん!」と言いたくなるのだけど、それも定義の問題で、

 

頑張らないはあくまでもセルフイメージの話だから、高いセルフイメージを持っている(頑張らない状態になっている)のであれば頑張らないはすでにできていて、圧倒的に行動していても頑張っていないと言えるわけだ。

 

という、ただそれだけのこと。

理屈っぽいね。笑

 

要は、高いセルフイメージを持ちましょうという話がしたいだけなのだけど、頑張らないという言葉をチョイスしたことによって誤解(頑張らない=行動しない)が生まれることになり、ちゃんとした説明もなされないことで混乱することになった、ということなのかなと。

 

このあたり、一度整理して言語化しておこうと思ったので書いてみました。

 

 

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