仕事が楽しくなくなるのは「やらされている感」をビシバシ感じているとき。

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基本的に人間は、「やりたい」という気持ちでやるのはめっちゃ楽で、どんどんやっちゃうし、そこには精神的なしんどさは感じないもの。

 

もちろん実際に体を動かしたり作業をしたりするわけだから肉体的なしんどさはあるけれど、精神的なしんどさはあまり感じないんだね。

 

ただ、「やらなきゃいけない」という感覚になると、一気に精神的なしんどさを感じるようになる。

ぐは。

 

やらなきゃいけないという感覚が強くなるのは「他人から命じられたこと」だったり、「自分のゴールとの関連性を見出すことができないこと」「自分で決めていないこと」。

 

そういったことに取り組むときは、しんどさを感じたりするものなんだ。

 

しかもここは結構繊細な領域でもあって、

 

例えばAさんとBさんの二人がいたとして、Aさんがよりゴールに対して「できる」と思っていたり「ワクワク」を感じているとするよね。

 

そうすると、Aさんの方が相対的にはエネルギーが高くなるから、作業量が増えたり、求める基準が高くなったりする。

 

すると、Bさんからするとそれがキャパオーバーになってきて、Aさんの要求が高く感じ、「やらなきゃいけない」という気持ちを強く感じるようになったりする。

 

こういう場合、精神的に楽ではあるけれど他人を責めやすくなるのがAさんの側。

 

「何でやらないだ」「もっとやれ」と言う言葉を言いたくなるよう精神状態になる。

 

逆に、Bさん側は精神的に厳しく、また自分を責めやすくなる。責められるんじゃないかという恐れも強くなる。

 

こういった人間模様というのはどこでも繰り広げられていて、

 

Bさんが楽になるための一つの方法は、Bさんが自分のやるべきことに対して「やりたい!」という気持ちを感じるようになること。

 

つまり、「できる!」という気持ちや「ワクワク」を感じられるようになること。

 

本当はBさんにも力はあって、すでにできることもあるんだけど、できるという気持ちやワクワクする気持ちを感じられないからできていないんだね。

 

あとは、他人の要求というのは基本的に「やらなきゃ」に変わりやすい。

 

お母さんから「勉強したの?」と聞かれるとやる気を失ったりするけど、あれは、「自分で決めてやっている」という感覚が薄くなってしまうから。

 

だから、仕事において他人からの要求をこなすとき、一旦自分のゴールとの関連性を考えて、それを「自分ごと」にしていく姿勢が必要になる。

 

例えば、お母さんから「勉強しなさい」と言われたときだったら、

 

結局自分のゴールが大学合格なら勉強する必要があるわけで、お母さんに言われたから勉強しないという選択は、明らかに人生を台無しにする選択だ。

 

だって、ほかならぬ自分のゴールに向かえないわけだからね。

 

なので、「お母さんに言われたけど、それとは関係なく自分は勉強したいからするんだ。自分がしたいからするんだ」という気持ちに切り替える。

 

そうすると「自分で決めている」からエネルギーが湧いてきて、お母さんが求める基準なんて超えてしまう。

 

そうなったらもう楽。

 

もっとやれと言われることも自然になくなってきて、逆に「たまには休んだら?」と言われるようになったりする。

 

これが、「他人からやらされている感覚」と「自分で決めてやっている感覚」の違い。

 

他人からの指示待ち状態で自分で自分のゴールを定められないと、いつもしんどい状態になる。

 

自分で決めていないというのは、決めることをしなくていいから楽だと思うかもしれないけど、

 

基本的に全てが「やらなきゃいけないこと」になるから、例えば、「働く時間が億劫だ」「早く終わってくれ」みたいな感覚になって、決める労力がない代わりに日常は楽しくなくなる。

 

いつも「やらされている感」を感じるようになって、とりあえずやっておけばいいかとか、このくらいで済ませておこうとか、そういう発想になっていく。

 

そもそもは自分のゴールだったとしても、他人の高い要求を聞き続けることでいつしか「やらなきゃいけないこと」になって、こなすのがしんどくなって、

しんどいことでセルフイメージが下がり、余計にしんどくなっていくループが始まることもある。

 

そうではなくて、「自分がやりたいからやっている」という感覚に近くこと。

 

それがすごく大事。

 

たとえ他人から言われたことでも、言われたからやっているという発想ではなく、

自分がやりたくてやっている、言われたこと以上のことをついうっかりしちゃいました、エネルギー高いんで、できちゃいました!くらいの発想と感覚。

 

そこに行くために大事なのが「自分がやりたいからやっている」という感覚なんだね。

 

他人に言われることがある場合、やりたかったことすらやらなきゃいけないという感覚にすり替わってしまうことがあるので、気をつけよう。

 
 

 

 

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