自分に自信がつく5つのトレーニング。具体的に自信を養っていく方法とは?

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さて今回は、自分に自信を持つ方法について。

 

具体的にやっていただくことで効果を実感してもらえるちょっとしたトレーニングを紹介していきます。

 

 

難易度設定をチェックしよう


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さて、自信を持つ方法として今回は「難易度」を扱っていきたい。

 

難易度設定を間違えてしまうと、とにかく自信は音とを立てて崩れてしまうもの。逆に言うと、自信を失ったとき、それはあなたは全く悪くなくて、単に難易度が高すぎただけかもしれないんだ。

(基本的に、「自分がダメなんだ」という発想はしなくてOK^^)

 

例えば、ドラゴンクエストをやっていて、レベル1の状態でムドー(ボス)が出てきたら。

もうその瞬間にスイッチを切って、ゲーム屋さんでドラクエを売り、金銭的損失をカバーしようとするよね。笑

 

自信は難しすぎることをやると失われる。

 

成功体験を積むことができず、むしろ失敗体験を積むようになってしまって、

その失敗体験によって「自分にはできないんだ」という気持ちが強くなってしまうんだね。

 

 

先日、ロシアのフィギアスケートの練習風景を観ることがあった。

 

ロシアはフィギアスケートが強い。あんまり詳しくないけど、ロシアが強いということは何となく知ってる。

 

その強さの秘密はどこにあるのか?を知りたくて観ていたら、面白い練習法を実践していて、

 

まず、スケートを滑る選手がハーネス(落下しないようにする安全ロープを体につけるためのもの)をつけ、釣竿のようなもので選手を吊るすんだよね。

 

で、後ろからトレーナーがその釣竿を持ってついていき、ジャンプの瞬間にグッと釣竿で体を持ち上げる。

 

そうすることによって選手のジャンプを助けるわけなんだ。

 

助けられた選手は、当然、ジャンプがしやすい。

 

これまで3回転ができなかった子が、3回転ができる感覚を手に入れることになる。

 

つまり、「成功体験」を積ませる、ということ。

 

 

成功する体験、うまくいく体験、3回飛ぶ体験。

 

そういった体験を積ませることによって自信を育む練習をしていた。

 

世界トップレベルを誇るロシアフィギアスケートでも、練習段階においてきちんとステップを用意し、その子のレベルに見合った練習内容を用意しているんだね。

 

他にも、氷の上での練習だけじゃなく、陸上での練習、筋トレも行なっていて、

練習段階からきちんとステップを分けてやっていることが見えた。

 

自信を失うケースというのは、こういった形で難易度設定をしていないケースが多い。

 
自分で何かをやろうとするんだけど、あまりも難しいことをやろうとしてしまう。

 

それによって成功体験を積むことができない。

 

ハードルを上げれば上げるほど、成功という体験をすることはできなくなり、その期間が苦しいものになってしまう。

 

その苦しさが自信のなさにつながってしまうわけだね。

 

ドラゴンクエストなどのゲームにおいても、きちんと「今の自分に見合ったレベルの敵」しか出てこないようになっている。

 

だからこそ自信を持ってゲームを続けることができるし、楽しむこともできる。

 

最終的なゴールはもちろん高くてもいいから、今目の前のことをやるときには、ステップを用意して上げることで自信を失わずに済むし、

「成功した」体験をたくさん積むことによって「自分にもできるんだ」という感覚を得ることができるんだ。

 

やり方次第である


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次に、「やり方次第」だと考えること。

 

例えば、ここでは筋トレを取り上げてみよう。

 

この記事を書いているイケジュンもかれこれ3年以上筋トレを続けていて、趣味というレベルになっていると思う。

 

できる限りカッコイイ体になれればいいなという思いと、

文章を書く仕事、音声を配信するスピーカー&トレーナーとしての仕事もしているので、そのパフォーマンスを高めるためにフィジカルを鍛えている。

 

筋トレというのは奥が深くて、トレーニングには方法がある。

 

そして、その方法が想像以上に細かいんだ。

 

肘の角度、椅子の高さ、重さの調整、回数をどうするか。

 

様々なディティールにこだわったトレーニングをすることによって効果を最大化することができる。

 

今日も体の大きな人が、めちゃくちゃ繊細な感覚でトレーニングしている。

でかい人ほど繊細なんだね実は。笑。

 

この「やり方」「方法」を間違えてしまうと、全然成果は出ない。

 

例えば、どれだけ最高のトレーニングができたとしても、食事によって栄養を補給しないなら、体は大きくなるどころか小さくなってしまうかもしれない。

 

筋肉が破壊されても、栄養不足で修復ができなくなってしまうんだ。

 

ここで、筋トレをしてきたけど知識不足で全然良い体になっていない人がいるとする。

 

この人が「ああ、もう自信ないよ…」と言っていたら、どう思うかな?

 

そんな必要はない!と思うよね。

 

だって、それは単純に「やり方を知らなかっただけ」だから。

 

ただ知らないだけのことで、その人にポテンシャルがないだとか、できないということは一切ない。やり方を知りさえすれば必ずできるわけだね。

 

これは筋トレだけの話じゃない。

 

仕事でミスをした、パフォーマンスが上がらない、勉強がうまくいかない、なかなか自分の才能を発揮できている気がしない…

 

そういった思いを抱いて自信を失うことがあるかもしれない。

 

でも、そこでも「何か今自分に必要な方法を知らないだけなんじゃないか?」と考えてみること。

 

今自分が知らないだけで、何かコツや方法を知ることができれば、それだけでうまくいくかもしれないぞ。と考える。

 

自分が悪いというより、方法の問題かもしれないと考える。その感覚が自信を失いためには大事になるし、実際、本当に方法を変えただけでうまくいったりするわけだから、あなたのせいじゃないんだよね^^

 

例えば、体調が優れないなあという場合、

寝る前にストレッチをして血行を良くしてあげるだけで睡眠の質が上がり、体調が良くなり、パフォーマンスが上がるかもしれない。

 

運動不足になることによって全体のパフォーマンスが知らず知らずのうちに落ちてしまい、良いアイデアが湧かなくなり、仕事が遅れ始め、落ち込み、自信をなくす…。

 

ただそれも、運動不足が引き金となってドミノのように負の連鎖が続いてしまっているだけで、

引き金となった運動不足さえ解消できるなら解決できることだよね。

 

という風に、ほんの些細なことがきっかけでうまくいかないと感じるようになっている可能性もあるわけで、

そう考えると、自信を失う必要はないと感じられると思う。

 

そして、実際に何か小さなことを変更してうまくいく経験ができたなら、大きな自信になる。

 

自分のことを信じているから、やり方を柔軟に変更することができたり(やり方の問題だと考えることができる)、もう一度改善を重ねてチャレンジができる。

 

自分はダメだ…と考えるから自信を失うのであって、やり方がダメなんだと考えれば、自信を失うことなく続けることができ、その取り組みが自信を強化してくれる。

 

他人の評価を気にしない


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他人の評価は他人のもの。

 

人は無意識のうちにネガティブに反応しやすい性質がある。

 

だから、人の中には、自分のネガティブな部分にフォーカスを当てて、注意されたり心配されたりすることがあるかもしれない。

 

心ない言葉を浴びるときもあるかもしれない。

 

ただ、そういうときは「その言葉は相手のもの」と考えること。

 

つまり、相手がそこにフォーカスしているだけで、例えばコーチだったらそんなことは言わないよね。

 

むしろ本人以上にその人のことを信じたり、これができるよ、ということを言う。

 

ということは、同じ「自分」に対してもかける言葉は人によって違うわけだね。

 

自分は変わっていないのに、周りの評価や周りの自分に対する見方は変わる。

 

自分は変わっていないのにね^^

 

ということは、相手のかけてきた言葉「相手のもの」であり「相手の物の見方」なわけだ。

 

自分が受け取りさえしなければいい。

 

もちろん最初の反応としてネガティブな感情が出てくることは仕方ないことだけど、そこから「いや、私は受け取らない」「私はそういう風には思わない」と考えていく。

 

相手の評価は相手のもの。受け取らなければいい。

 

自分は自分の感覚や自分の意見を大事にする。

 

そうやって「相手の評価に左右されない自分」を作っていくことで、自信を保つことができる。

 

自分の強みを自覚する


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過去に『自分の「武器」を見つける技術』という本を書いたのだけど、

自分の武器、つまり自分の強みを自覚していることは自信を持つ上で重要なこと。

 

自信を失う大きな原因の一つに「他人と比べてしまう」というものがある。

 

他人と比べて落ち込んでいるとき、僕らは自分の強みを忘れている。

 

自分の強みを見失っている、自覚できていないからこそ、他人を見て比べ落ち込むわけだね。

 

そうならないために、自分の強みを自覚すること。

 

人にはそれぞれ強みがあり、でも自分のことだからこそ、自分の強みとは自分の当たり前の中にあるからこそ、気づけず自覚できないことは多い。

 

あなたの欲求、自然に意識が向かうこと、追い求めてしまうこと、つい考えてしまうこと。そういったものの中にあなたの強みは隠されている。

 

あなたはあなただからこそできることがある。

まじ。

 

自分の強みを自覚し、活かそう。

 

それができれば、自信は内側から湧き上がってくる。

 

自分を認めてくれる人間関係を持つ


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自分を認めてくれる人間関係を持つことも重要。

 

できれば仕事などから離れた素のあなたを認めてくれる関係性がいい。

 

仕事の成果を出しているから、何かで秀でているから。仕事の上のメリットがあるから、

 

そういった理由ではなく、そんなものは関係のないただあなたが好きだという、そういう関係性のこと。

 

例えば、家族がいる方は家族になるだろうし、友人がいる方は友人。ペット。もしくは、他に属するコミュニティを持つのもいい。

 

そこでは仕事のことは忘れられる、利害関係がない。

 

そういった人間関係を持つことによって、

何かができるとかできないとか、そういったところとは離れた「存在価値」を認めてもらえている感覚を得ることができる。

 

要は、安心感を得ることができる。

 

この安心感は自分を支えてくれるものになり、根の深い部分での自信につながっていくんだね。

 

この記事では比較的分かりやすいもの、具体的なもの、実践しやすいもの、基本となるものをザッと挙げさせていただきました。
 

少しでも参考になれば幸いです。

 

自信についてはこちらのnoteで書き上げてます。6万字かけて詰め込みました。内容、好評いただいています。

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