やる気を失わずに淡々と継続する力を鍛えるトレーニング。

スクリーンショット 2019-05-11 21.00.24

 

 

さて今日は、「自分にできることをやったならOKを出す」ということについて。

 

人がやる気を失ったり、自信を失ったり、意欲を削れてしまう原因の一つというのは「報われなかった」と感じたときだったりする。

 

例えば、あなたがブログをめっちゃ必死に書いたとするよね。でも、集まったアクセスは、1。

 

たった1だったとしよう。

 

そう。つまり自分が記事の確認のために読んだ回数がカウントされているわけなので、誰にも読まれなかった、ということだ。笑

 

ブログというのはそういうもので、積み重ねが必要だから、最初は誰でもそうなる。

 

東野圭吾がニックネームで書いた珠玉の文章だったとしても、そうなる。

 

さすがの圭吾もニックネームで書けば、ブログを始めたばかりならアクセスはゼロだ。

 

たとえ、珠玉だとしても。

 

そうなったときに、「自分のやったことが報われなかった」と感じやすい。

 

そう感じると、一気にやる気が下がって、その経験から、

 

どうせこれからもやったことは報われない

 

と感じるようになっていくことがある。

 

今回の経験が「未来もそうなるだろう」という予測につながり、結果、やる気がなくなっていくわけだね。

 

「どうせ、報われない」

 

この思いが無意識にあることによって、これからの行動も起こしにくくなっていく原因になり得るわけなんだ。

 

仮に自分がやったことが即座に、間違いなく報われるなら、人はもっと行動することができるし、やる気を維持するのも簡単。

 

ゲームを続けるのが簡単なのは報酬が的確で、しかもすぐにもらえるから。

 

ただ、現実世界はそうはなっていないことが多くて、

 

報酬は、ある程度の期間黙々と、淡々と行動をこなした先に待っていることが多い。

 

もちろんそうじゃない分野もあるかもしれないけど、特に仕事関連、ビジネス関連だと、いきなりは報われないことが多いよね。

 

人と人との信頼関係が必要な部分があるわけで、信頼関係なんてそんなにすぐに構築されるものじゃない。

 

もし信頼が必要な分野で「すぐに」というものを求めるなら、

 

誇大なこと、できもしないことを言ったり、最悪、嘘をついたりして、どう考えても良くない方向に進んでしまう。

 

速攻で結果が欲しいという人の人生が逆にうまくいかないのは、例えばそういう理由があるわけだね。

 

この「報われない」という気持ちを乗り越えていくことが、淡々と行動していく際には大事になってくる。

 

ただこの「報われない」ということにおける、報われるということが何を指しているかというと、【結果】だよね。

 

ただ、この【結果】というものは、他人が行動してくれる、他人が評価してくれる、ということを意味することが多く、

 

完全にコントロールできるものではないことが多い。

 

つまり、

 

そもそも自分ではコントロールすることができない【結果】だけが報酬になっていることが苦しみの原因だと言える。

 

大事なことは、

 

自分が結果に対して行う取り組み自体にフォーカスし、それを報酬とできること

 

だ。

 

例えば、あなたが誰かを高く評価したり、思いやりを持って接するとしよう。

 

でも、あなたは相手を高く評価したのに、思いやりを持って接したのに、

 

相手はそのとき機嫌が悪くて、何も相手から返って来なかったとする。

 

つまり、あなたが期待した結果が何も得られなかった。

 

そのとき、【結果】だけにフォーカスしたなら、「報われなかった」と感じるよね。

 

ただ、あなたがやったことが意味がなかったのかというと、全くそんなことはない。

 

そのときたまたまその人の機嫌が良くなかったからそうなったけれど、続けていけば必ず結果においても報われることになる。

 

だからこそ、そういった一時的に報われなかった経験を乗り越えていく必要があるわけだけど、

 

そのとき大事なのが、

 

自分が結果に対して行う取り組み自体にフォーカスし、それを報酬とできること

 

になる。

 

つまり、自分自身が相手に思いやりを持てたことを報酬とする、ということ。

 

自分がそういう自分で在れたことを報酬とする、ということ。

 

相手からは期待したものは返ってこなかったけど、ただ、自分はそうしたいと思ったことができた、そう在りたいと思った自分で在れた。

 

そのことを報酬にするということ。

 

私はやったじゃないか、と。

 

俺はやったんだ、と。

 

そう自分が思えることを大事にする、ということ。

 

例えば、あなたが自分が「面白い」と信じることをブログに書いたとする。

 

自分が面白いと思う、同じように面白いと思う人がいるだろうと思ったことを書いた。

 

なら、まずはそれでOKなんだと。

 

自分は信じることをやれたんだと。

 

さらに、みんなにも読んでもらいやすいように、タイトルも工夫した。

 

みんなに読んでもらえるような工夫を、今の自分ができる範囲でやった。

 

つまり、自分ができることはやった。

 

なら、そのことを評価すること。

 

もちろん、これはいつも言うことだけど、結果が大事じゃないという意味じゃない。

 

結果を出さなくていい、という意味でもない。

 

結果を出す、取り組みを続けるためにも、結果という報酬以外に、

 

自分がやれることはやったという報酬

自分が在りたい自分で在れたという報酬

 

この「完全に自分でコントロールできる在り方の報酬」を自分の中に持っておこう、ということ。

 

それだけで、自分がコントロールできる部分で「報われた」と感じることができるから。

 

もしかしたら、誤解される日もあるかもしれない。

 

分かってもらえない日もあるかもしれない。

 

それでも、自分ができることをやったなら、そんな自分を評価すればいい。

 

必ず、結果という意味でも報われるときが来るから。

 

その日が来ることを信じて、

 

自分が在りたい自分で在れたのだという意味で、報われればいい。

 

 

 

メンタル状態を整え、強くなる具体的な方法についてメルマガで書いています。より深く学びたい、トレーニングしたい方は以下からどうぞ。

 

池田潤メルマガを購読する。

 

 

LINE@でも随時配信していて、友達追加後、限定音声トレーニング「メンタルを強くする簡単な方法」をプレゼントしています。

友だち追加

 

noteも書いています。

 

:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」

スクリーンショット 2018-08-24 10.04.40

 

YouTubeでもメントレ動画を配信しています。「簡単にできるセルフイメージの高め方」

 

本も出版しています。

こちら韓国でも出版されました。

「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!

15050086_1234694976587033_1261546830_n

 

『自分の武器を見つける技術』発売1週間で増刷!

スクリーンショット 2015-11-24 22.06.49