【他人の評価が気になる】を克服・解決する練習法!他者の目でブレないメンタルの作り方

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さて今回は、他人の評価が気になるときの対処法、メンタルトレーニングについて書いていきたいと思います。

 

基本的に他人の目、評価が気になるのは誰もが同じで、

他人が自分をどう見ているのかに意識が向くことは普通のことです。

 

人と一緒に生きていれば、その視点もすごく大事なものですよね。

 

ただ、それが過剰になってしまったり、

気になった結果として自分の選択に影響が出すぎてしまう、

本当にやりたいことができない、

我慢して自分の気持ちを押し殺すようになってしまう、

 

など、他人の評価を気にすることによって自分を押さえつけてしまうところまで行ってしまうと、人生に悪影響が出てきてしまいます。

 

他人の評価が気になることそれ自体も苦しいものですが、気にした結果として【自分らしく生きることができない】ことも苦しいものです。

 

・他人の評価が気になってネガティブになることによる苦しさ

・他人の評価が気になって自分らしくいられない、生きられない苦しさ

 

この2つが他人の評価が気になりすぎることによる弊害と言えます。

 

この記事では具体的にどうすれば、他人の評価に左右されなくなるのか?そのために必要なこと、必要なトレーニングについて書いていきたいと思います。

 

他人の評価を気にしないメンタルトレーニング


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さて、ここから具体的に何をどうすればいいのか?ということについて書いていくのですが、

 

例えば、世の中には他人から否定されているのに、それでも好き勝手に楽しく生きている人っていますよね。

 

ああいう人は、他人から言われている言葉を受け取っていません。

 

右から左に受け流していて、他人の言葉よりも、自分がどう考えるかに力を持たせている。

 

その在り方というのはすごくヒントになっていて、

実は、本質的に、他人が自分を傷つけることはできません。

 

自分で自分を傷つける、つまり他人の言葉を受け取ることはできるわけですが、

他人の言葉や評価を「受け取るかどうか」を決めているのは自分自身です。

 

「自分はこう思う」という意識や思考、捉え方が自分の中に強くあれば、

「相手がこう思う」に自分の思考を占拠されることはないんですね。

 

他人の言葉を受け取って【自分の願望は叶わない】【自分には価値がない】と認めてしまうということ。

他人の評価について考え、他人の評価を受け取り、受け入れてしまうこと。

 

それが「他人の評価が気になって苦しい」「他人の目を気にしてしんどい」の具体的な中身です。

 

 

基本的に、人の苦しみは、自分には価値がないと感じること、自分の願望は叶わないと感じること。

 

この2点から生まれます。

 

例えば、本当は文章を書いて生きていきたいと思うけど、家族に「そんなので食っていけるわけないだろう」と怒られ、たいして興味のない道に進んだ。

 

この場合は、「自分の願望は叶わない」ということにおける苦しみ。

 

家族の目を気にする、世間の目を気にする。無理だという他人の声に耳を貸すことによって、【自分の願望は叶わない】というところにアクセスをしたから、苦しいわけです。

 

もしくは、誰かに嫌われてしまったとか、変だと思われたとか、恥ずかしい思いをしたとか、そういう場合は、

 

他人からの「あなたに価値はないよ」というメッセージを受け取り、【自分を価値のないものと考える】から苦しい。

 

ただ、ここで重要なことは、どちらのケースにおいても、一つのステップがあること。

 

他人が何かを言う。他人が自分に何かを思う。

 

それに対して自分がどう思うか?自分がどう考えるか?

 

この「自分はどう思うのか」というステップがそこにはあるのです。

 

 

メンタルトレーニングにおいては、このステップを重視します。

 

このステップは他ならぬ「自分にできること」「自分にコントロール下にあること」だからです。

 

自分が自分をどう思うか?自分が自分をどう扱うか?ここをより良いものにしていくことで、

他人の目を気にしないで好きなことができる、やりたいことができる、言いたいことが言える自分になっていくことができるようになります。

 

最終決定権は、自分にある


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例えば、このブログを書いている僕自身は元々、京大法学部にいました。

 

普通であれば、法曹の道に進むのが普通で、実際同年代の子たちはその道に進み、弁護士だったり裁判官、もしくは国家公務員の人も多いです。

 

ただ、今僕は何をしているかいうと、毎朝カフェで文章を書いて生きています。

 

少なくとも自分の知っている同年代の中でそんな風にして生きている人はいません(知らない人の中にはいると思います)。

 

ということは、普通からは離れていくわけで、実際、ここだけの話、京大法学部の教授に呼び出されたことがあります。笑。

 

ブログが当時ある程度有名になっていて、それが京大の先生たちにも知られる運びになって、

「法学の勉強もせずに何をしているんだ」という話になって、「もっと勉学に励みなさい」と深刻に言われたんですよね。笑

 

普通から外れていくということは、そういう風に「周囲の人に止められる」ということを通ることが多くなります。

 

ただ、ここでも大事だったのは「結局、決めるのは自分」ということ。

 

周囲の人に力を持たせてしまうのも他ならぬ自分であって、持たせないこともできます。

 

自分が「いや、自分はこう思う」「自分はできると思う」という風に、

自分の意見に力を持たせることができれば、他人の目を気にせずに好きなことができるようになるわけです。

 

大事なのは、周囲の意見を受け取るか受け取らないかの最終決定権は他ならぬ自分にある、ということを見失わないこと。

 

他にも、僕は過去にいじめられたことがあるのですが、当時というのは最終決定権を他者に委ねていました。

 

自分に価値があるかどうかを決めるのは他人であって、

他人が価値がないと認識すれば価値がないことになってしまう。

 

だから、常にビビっている状態でした。

 

常になぜかビビっているから、人から軽く扱われてしまっていました。

 

その苦しさの源泉はどこにあるかというと、自分に価値があるかどうかの最終決定権を他人に委ねてしまっていることだったんですよね。

 

他人はコントロールできないし、他人が自分をどう思うかは他人次第だから、そうなるとものすごく不安定な状態になってしまいます。

 

大事なのは、自分に価値があると思う最終決定権を自分が持つこと。

 

つまり、他人がどう思ってもそれは他人の問題であって、自分が自分を価値があると思うことは可能であると思い出すこと、その力を身につけていくことが大事なんです。

 

気にしていない自分として振る舞う


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実際、そのことに気づいてからは、自分で自分を勝手に価値ある存在と思うようにしました。

 

もちろんいきなりそう思うのは難しかったですし、できないことも当然ありましたが、

価値ある自分として振る舞うようにしたんですね。

 

「すでに俺は俺の価値を知っているから、別に認められる必要もない」みたいな態度で存在するようになりました。

 

そうしたらだんだんと本当に他人がどう思うかが気にならなくなってきて、

どう思われようが最終的に自分で自分を認めることができるという安心感があるから、リラックスもできるようになりました。

 

他人がどうするかが自分の人生に影響力を持ちにくくなったことで、自分が自由だと感じられることも増えました。

 

自分で自分を認められるようになると自分が自由になるし、他人を自由にすることもできる。

 

願望実現のケースにおいても、自己価値のケースにおいても、

大事なのは「最終決定権を自分がしっかりと握ること」です。

 

 
それができれば、他人の目への意識はありながらも、そこに左右されることなく、自分がしたいことをすることができます。

 

「他人の目を気にしない」状態ってこんな感じ


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例えば、あなたがこれから全くの初心者として好きなことを始めるとします。

 

初心者ということは、失敗をすることも出てくるし、結果を出すまでには時間がかかることもあります。

 

その時期に他者の目を気にする自分だと、なかなか取り組みを続けられないということも出てくるんですよね。

 

実際に他人から何かを言われるということはほとんどないと思いますが、

「他人は今の自分を見てこう思っているんじゃないか」と想像して、その想像上の他人の声で自分を責めてしまったりする。

 

それが微妙に意欲の低下や自信の低下につながってしまうということはよくあるんです。

 

ただ、ここでも最終決定権は自分にあります。

 

自分が「いや、これはただ初心者なだけだ。練習すればできるようになる。自分だけができないなんてことはない」と考えることができれば、

もし仮に他人からの否定があったとしても、そういう状況が来たとしても、自分を守ることができる。

 

気分を下げないでいられます。

 

他人が自分をどう思うかで自分をコントロールされることはないし、最終決定権は自分にあるんだから、自分が決めることだ、と思っていればいいんです。

 

他人が自分をどう思っているか。

 

そこに力を持たせない。自分の意見の方に力を持たせる。

 

自分がどう思うかにこそ、一番の力があります。

 

実際、他人の目を気にしてきた場合、いきなり他人の目が気にならないとか、他人から見た自分という意識がなくなるわけではありません。

 

今までやってきたことだから、

「あ、今自分を否定的に見ているだろうな」「これをすると、不機嫌になるかもな」「この選択は、気に入られないだろうな」

ということは何となく感じるわけです。

 

「他人がこう思うだろうことがなんとなく想像できること」による抵抗というのはあって、

 

ただ、他者のことを想像できる能力自体をなくすことはできないし、なくす必要もありません。

 

大事なのは、想像できながらも、最終決定権を自分が持つこと。

 

例えば、自分の場合も、他人が自分にどういう印象を持っているかということは想像してしまうことはありました。

 

なんとなく不機嫌だったりしたら、あれ、自分何かしたっけかなとか考えちゃうことはあるんですよね。

 

ただ、それがあくまでも自分の想像であること、さらに相手がどう思おうが自分の行動を決める決定権は自分にあることを知っている。

 

だから、他人がどう思っているかを想像しながらも、それでも自分がしたいことをする。

 

結局、他人がどう思うかが全く目に入らなくなってくる、頭に入らなくなってくるというより、

たとえ入ってきたとしても、最終決定として自分が自分をどう思うか、自分が何をするかを自分で決める力が重要である、ということなんです。

 

例えば、参考としてこの記事もぜひ読んでみていただければと思います。

 

自信を鍛える具体的な方法。否定・拒否・挫折が気にならなくなるトレーニング。

 

この記事で書いているのは、他人が自分をどう思うかというのは、あくまでも【他人の物の見方】である、ということ。

 

あくまでも他人の物の見方だからコントロールすることはできないし、する必要もない。

 

ただ、自分は自分の意見を見失わないことをすればいいし、

しっかりと「これは他人の物の見方だな」と自覚できていれば、最終決定権を自分が持つということもやりやすくなってきます。

 

他人の目、もしくは他人の目の想像。

 

この2つをきっかけとして、【できないと認めた】【価値がないと認めた】。

 

「自分が認めた」ことがネガティブな気持ちを感じる原因であることをまずは知ること。

 

逆に言えば、自分が自分を認めていくことができれば、そのネガティブな気持ちは和らげていくことができます。

 

つまり、自分で自分の価値を認める、自分で自分はできると認めるという、自分で自分を認めるトレーニングに取り組んでいけばいい、ということになるんですね。

 

 

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