支配されず、支配しない強さ。その「存在状態」が、周囲の人に本来の力を発揮させる

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人が変わるというのは、その本人が「自分自身に力がある」と感じられたとき。

自分自身に力があり、自分は自分の力で人生をよくできる、と思えたとき、その人は変わっていく。

自ら動き出すことができます。

しかし、例えばですが、奴隷を支配している支配者のことを考えてください。

その支配者にとって、一番怖いことは何でしょうか?

「奴隷が力を持つこと」です。

奴隷が力を持てば、支配者たることができなくなります。

それを、支配者は一番恐れます。

ということは何が言えるかというと、

支配者は人を変える(力があることを思い出させる)ことができない、のです。

人に力を持たせることができないからです。

そして、支配者の心の中にいつもあるのも「恐れ」。

支配できなくなるのではないか、という恐れです。

ある意味、支配者も奴隷です。

なぜなら、奴隷がいなければ自分の存在価値を感じることができないから。

奴隷がいてこその支配者なのであって、「支配することで力を感じられる」という存在状態で在る以上、

支配者はある意味では「奴隷の奴隷」だと言えます。

支配されないし、支配もしない。

この「存在状態」でいられる人が、人に良い影響を与えられる人。

人を変えること(力を思い出させること)ができる、人に良い影響を与えることができるのは、

自分で自分に力を感じている人であり、人を支配する「必要性」のない人です。

自分で自分に力を感じていなければ、

「人を支配することで力を感じる必要性」が生まれ、

それはすなわち、人に力を持たせられない、ということになる。

人が変わるということは、その人が自分に力があると感じることである以上、

それでは人を変えることはできない、ということになります。

私がこれからやる「イケジュンジム」は、私が上から何かを教える、というスタンスではありません。

参加者全員にそもそも力があり、その持っている力を思い出してもらう、そして、いつも思い出した状態でいてもらい、良い状態を保ってもらって、自ら人生を切り開いていってもらうことを支援するもの。

支配ではなく、支援。

それこそが、人が良くなっていける環境であると思っています。

やはり「存在状態」を良くするということが大事だし、人と接する、特に教育者の方はそれが「大前提」となります。

本来は。

そうでない人も多いのが現実ですが。

まあ、だからこそ、まずは小さなところからでも、その大切さを伝えていければいいと思っています。

では、今回はこのへんで。

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