行動したくてもできないモヤモヤ感をなくす技術。行動できない、動けない本当の原因と解決策とは?

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行動したくてもできなくてモヤモヤする。そういう相談をよく受けます。

なぜ、人は動きたくても動けないのか?

そのことについて、この記事では深く扱っていきます。

根本的原因は、「怖れ」


 

拙著『毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる』でも大きなテーマとして扱ったのですが、

人は「怖れ」にフォーカスが当たると、動けなくなります。

怖れの中身は人それぞれですが、根本を書けば「自分は愛されないのではないか」「そんなことしたら愛されるに足る自分ではなくなってしまうのではないか」というところに行き着きます。

例えば、いくつか例を上げていきましょう。

あなたが初めて自分でビジネスをするとします。そのとき、自分自身のサービスでお客様からお金をいただくことになりますが、

ここで躓く人が多いのです。それがどうしてもできない。

なぜ、そういうことが起こるのでしょうか?

お金のブロックなど色々な言葉がありますが、結局のところ、お金をもらったら愛されなくなる、お金をもらったら自分は愛に値する存在ではなくなる、と思っているからです。

もっと具体的に言えば、お客様に嫌われてしまう、お客様が離れていってしまう、誰かに批判されてしまう、そうなれば自分には価値がないということになる、と思ってしまうということ。

つまり、そこに「条件付け」があるわけです。

お金をもらうなんてずうずうしいことをしたら、愛されない

という思い込み、条件付けがあり、

自分が設定した愛されるための条件を満たせなくなるようなことは、どうしてもできないのです。

それをしようとすると、怖くなってしまう。

そんなことしていいのか、と思ってしまう。

愛に値する存在ではなくなってしまうという思い込み


 

別の例を出しますね。

ブログを書きたいけど、書けないとしましょう。

これも同じで、「良い記事、誰にも負けない記事、素晴らしいと賞賛される記事を書かないと、自分は愛に値しない存在ということになる」と思っている。

一番怖いのは、自分が愛されるに足る存在だとは思えなくなることです。

ブログを書き続けられる人というのは、怖れにフォーカスがない人。怖れにフォーカスを当てるのではなく、ただ書くことの喜びや、書くことで得られることにワクワクした気持ちになっている。

ビジネスでも同じで、ビジネスすることの楽しさやビジネスで得られるもの、ビジネスでお客様に提供できるもののこと、自分のビジネスを通じて喜んでもらえることを考えていると、行動を起こすことが億劫ではなくなります。

動けない人はいつもフォーカスが「怖れ」にあり、ことあるごとに怖くなり、怖れにフォーカスを当て続けることが習慣になっているがゆえに、動けずにいるのです。

では、どうすれば怖れを乗り越えることができるのでしょうか?

怖れの原因を発見し、行動できるようになる方法


 

根本的に、怖れとは幻想です。怖れは、自分の中にある「思い込み」「条件付け」から生まれます。

⚪︎⚪︎でないと、自分は愛に値する存在ではない

と思ってしまっていることから、動きが止まってしまう。

怖れで止まってしまっている自分を変化させるためには、まず「自分の怖れの明確化」を行います。

つまり、具体的に自分は何を怖れているのか?を知る作業を行っていくのです。

例えば、人からの評価を失うことが怖い、断られるのが怖い、失敗して恥をかくのが怖い、親の期待を裏切るのが怖い、本音がバレるのが怖い、見捨てられるのが怖い、一人になるのが怖い、普通から外れるのが怖い、欠点がバレるのが怖い、バカにされるのが怖い、時間がなくなるのが怖い、できない自分に直面するのが怖い、

様々な抽象度の言葉を散りばめていきましたが、自分が何を怖れているのかを知るということはまさに「自分を知る」ということ。

ほとんどの人は、無意識の怖れに縛られています。無意識であるがゆえに、なぜ自分が動けないのか、なぜ自分が思うように行動できないのかわからない。

だから、まず自分の怖れを意識に上げます。意識に上がった時点で、気づいたということですから、その怖れに縛られることはなくなっていきます。

怖れがもしないとしたら自由に動けるはず。怖れがない自分を一旦イメージしてみてください。

今よりもっと自由に様々な行動を起こしているのではないでしょうか?

怖れがない自分なら自由に行動しているのであれば、自分が止まってしまうのは怖れがあるからです。

では、どんな怖れがあるのか見てみよう、というのが今回のお話です。

ただ、実際には、一人でその作業をやるよりも、専門のコーチとの対話を通じて行っていく方が効果は上がります。自分一人では的確な質問を自分に行うことができず、一番深い無意識の怖れにまで到達できないことがあるからです。

一人で自分と向き合う際は、「感情」が鍵になります。自分の怖れの感情を感じるのはどんなときか、一人になって静かに自分に問いかけていきます。

怖れは思い込みから生まれる


 

怖れの感情が生まれるのは、そこに「⚪︎⚪︎でないと自分には価値がない」という思い込みがあるから。

その思い込みがなければ、そこで怖れは生じません。思い込み、観念、想念が、怖れを生むのです。

〜しなければならない、でないと…

という心の方程式が自分の中に存在し、その無意識に親や社会から与えられた方程式が自分を縛っており、

今までの人生はその方程式通りの人生になっている、ということなのです。

怖れが明確になっていくと、だんだんその怖れに縛られることがなくなっていきます。

その結果、これまでよりも自由に行動をすることができるようになっていく。

今まで怖れていたものと距離を取り、実際に怖れていたことが思い込みだという認識のもとで一歩を踏み出していけば、大したことはなかったことに気付き、

だんだんと「できること」が幅が広がっていくのです。

ぜひ、怖れは思い込みであることを自覚し、一歩を踏み出してみてくださいね。

 

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