今日、５冊目となる原稿を書き終えた。
当然核となるメッセージは同じではあるけれど、このブログに書いてあることと同じような切り口であるような文章は一切書いていない。
今まで書いてきたブログ記事を全部読んでいる人であっても、新鮮に感じてもらえるような一冊になっているはずだ。
そこは何なのだろう、自分の中のこだわりというか。
本を読んだときに「ブログ読んでいれば済むじゃん」みたいな内容にはしたくないという思いがある。
それは自分を厳しい方へ追い込むこだわりではあるのだけど、やっちゃう。
ほとんど毎日ブログ書いて、それを８年近く続けてきて、その状況でさらに５冊目となる１冊の本の中の全ての文章で新鮮な切り口を出していくというのは、案外キツい。
やってみると分かると思うが、やる人もあまりいないと思うので共感はしてもらえないと思うけれど、案外ハード。
書くことというよりも、要は切り口であり、分かりやすく、惹きこまれ、最後までつい読んでしまい、それでいてタメになる。
しかも、売れなければならない。
そういった要素全てをバランス良く組み込みながら文章という形で仕上げていくのに、それなりの技量がいる。
しかもそれが本当にできているのかどうかは、発売されるまでは分からない。
ただ書くなら誰でもできるし、難しくならいくらでも書ける。
でも、まだ本当にできているかわからないながらも、自分なりに「これなら」と思えるところまでできるということは、
自分の中で８年間をかけて磨いてきたもの、積み重ねてきたものがあるのだということを実感することができてよかった。
自分の中で、「多分これ、ずっとできる」という感覚を感じることができた。
これまでもできてきたのだから、結局のところ、これからもできるのだ。
これまで文章を書き続けていく中で、自分自身、成長することができたと思う。
しかも今回、書き終えてなお、エネルギーが増しているのが分かる。
さて次は何を書こうか、という気持ちにすらなっている。
２０１６年は、心身ともに良い感じ。
５冊目となる新刊、楽しみにしていてほしい。
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