自分の好きな世界が描かれた作品を持つこと

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3冊目と4冊目の本の進行が被っていて、若干、精神が疲弊中。笑

どちらも本気になってやるもので、手を抜くことができません。

手を抜くなど考えられず、どっちも本気でやるわけですけど、どちらも知的作業。

知的作業って、実はエネルギー使うんですよね。

ということで、地味な奮闘、静かな奮闘を続けています。

ただ、奮闘が地味なものなので、カラオケにでも行って、エネルギーを発散したい気持ちです。

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写真は、今読んでいる小説。

レイモンド・チャンドラー。村上春樹訳。

ハードボイルド小説です。私はハードボイルド系が好きなので。

有名なセリフでは、

「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」

があって、これは主人公の探偵フィリップ・マーロウのセリフ。

今読んでいると言っても、最近は満足に読むこともできていませんが。。

私は映画を観ることも多いし、最近は小説もかなり読んでいますが、

単純に、好きな世界が描かれているのが楽しいんですよね。

同じ世界を好きな人がこの世界にいるというのも嬉しいし、

現実世界の中でも、そういう好きな世界を体現していきたい、と思えて。

それが、生きる原動力になったりします。

その好きな世界に触れていたい、と思う。

例えば、仕事や勉強で疲れたとしましょうか。

ああ、もう頭が疲れたと。もうダメだと。

そのとき、自分が好きだと思う世界があると、救われる。

私の場合、人の下につくことができず、人と群れることもできず、

どこか孤独を選んでしまうところがあります。

もちろん、以前よりもそれはマシになって、マシというか、今は人といることも楽しい。

でも、一人の時間がとにかく好きで。

寂しいと思うこともあるにはあるけど、一人で退屈することはない。

小説も、映画も、文章を書くことも。

何でも、できるから。

で、そうやって生きていると、そうやって生きている人を見ると親近感が湧くというか、

何なんでしょう、嬉しいんですよね。

そういう人を見るのが。

探偵フィリップ・マーロウは孤高の男で、あそこまで私はタフでもなければカッコ良くもありませんが、

でもまあ、好きなわけです。

小説のように事件とかは起きて欲しくないけど。笑

結構、男っぽいものなので、女性には伝わらないかなとも思うのですが。

 

あなたにも、好きな世界があると思います。

もしないなら、映画でも小説でもドラマでも何でもいいので、

そういうのを一つでも持っていると良いと思います。

その世界に触れるだけで気持ちが高まるというか。

そういうものがあると、

日々に彩りが生まれて、苦しくても頑張ろうと思えるし、なかなか、良いものですよ。