淡々と、素直に、普通に、やり続けていくこと

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ごくごく当たり前のことを書くのだけど、何でもある程度のレベルに至るためには「そこに時間をかける」ことになる。

そこに時間をかけてもいないのにできるようにはならないだろうし、その過程では、失敗もする。

よく「自分の存在自体に価値を感じること」と書くけれど、それは何もしないためではない。

かといって何かをすることを目的としているわけでもないのだけど、存在自体に価値を感じることで、自然に、素直に普通にやっていくことができる。

別にしなければならないことなど何もないけれど、

でも、やっぱり自分の好きなライフスタイルで生きていきたいと思うのが人間というもので、願望を持つのが人間というもの。

人間の根性はそんなに長くは続かないものだが、何かである程度の結果や、好きなことを仕事にするなどする際には、どうしたって「物量」が必要になる。

ただ、物量といっても、必死こいて頑張れ!というよりも、

素直に普通に続けよう、という感じ。

これ。

素直に普通に続ける。

今の時代、SNSなどで「すでにうまくいっている」人の情報が多いから、

自分なんかがやらなくてもいいのではないか?

自分にはできないんじゃないか?

などと思ってしまいやすい時代でもある。

「そこに時間をかける」というのは必要なことで、そこをやれないでいるから結局うまくいっていない、ということは多いはず。

そこに時間をかけることができないのは、「いちいち立ち止まってしまうから」に他ならない。

その立ち止まりを減らして、普通に進んでいくことが大事。

存在自体に価値を感じるということは、いちいち凹まないということであり、いちいち責めないということであり、

いちいち立ち止まらないということであり、失敗しても許可を出し続けるということ。

続けること、やり続けることが難しいのにはまだ理由があって、

人はどうしても焦ってしまう。

素直に普通にできていないのに、人よりも大きな結果を望む。

その足りない物量は、物量で埋めていくもの。

お金を払うことで物量は埋まらない。

ここを勘違いしてしまう人は本当に多い。

だが、お金で物量を埋めようとする行為は、サッカー選手を目指す人が、

「練習はしないけど、お金を払うのでプロにしてください」

と言っているようなものだ。

大事なことは、自分がやりたいことに対して許可を出し、自分の存在自体に自信を持ち、

やってくる失敗や恥やネガティブな状況があってもなお、素直に普通に続けることだ。

被害者意識を持ったところで誰かが自分を成功させてくれるわけではなく、

自分の内側を良くすることで自分が動き出すことで、人生は変わっていく。

今回言いたいのは、「もっと努力をしろ!」というスパルタ根性的なことではなく、

自分がやりたいことに許可を出して、

「普通にやりたいようにやればいい」

ということ。

そうすれば、自然に物量をこなしていることになる。

焦って成功したいと思って結局物量をこなせていないなら、それは成功を遠ざけるだけ。

その焦り、その焦りにもとづいた頑張りこそが成功を妨げていると言える。

焦ってもいいことはない。

焦れば焦るほど変なことをし始めるのが人間というもの。笑

その焦りを生んでいる根本の前提や自己認識と向き合ってみるべきだ。

大事なことは、今自分は自分の本心の本心がこうしたいと思っていることをやれているかどうか。

恐れや焦りで見えにくくなっている自分の気持ちを見続けることができるかどうかだ。

本心を見つめた上で起こす行動は、地味なものだろう。

毎日は、地味なものになるだろう。

でも、そういうものだ。

失敗や上手くいかないことなど普通にある。

それが「現実」。

その「現実」の中で自分の理想を実現していくためにも、自分の存在に自信を持ち、許可を出し続け、好きなようにやっていこう。

 

いけじゅんBARにもどうぞ。

いけじゅんBAR第4回「どうすればネガティブ状態から抜け出せるか?」

 

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