「打ち込めるものがない」と悩んだら。物事に打ち込める状態を作るメントレ。

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さて今日は「打ち込めるものがない」と感じていて、日々退屈を感じ、自分の力やエネルギーを存分に使うことができていない。

そういうとき、どうすればいいのか?について書いていきたいと思います。

 

打ち込めない原因とは?


 

 

打ち込めるものがないと感じているとき、真っ先に思いつくのが「何かこれ!というものを発見したい、見つけたい」というものだと思う。

 

そちらの方向で行くと、例えば自己の価値観の発見だったり、自己分析的な方向になる。

 

もちろんそちらの方向も大事なことで、どうすれば自己の価値観を発見していくのかという方法についてメンタルジムで紹介したり、トレーニングをすることはあります。

 

ただ、今回はまた別の角度から「打ち込めるものがない」という課題に対してお答えしていきたいと思う。

 

打ち込めるものがないというとき、実は「打ち込める状態にない」ことが多い。

 

 

打ち込める状態じゃないことが根本的な問題で、状態作り、メンタルや身体の状態やエネルギーを高めることが根本的な解決につながることが多いんだね。

 

例えば、自分自身の経験で言っても、10年間ブログを書き続けてきていて、側から見れば打ち込んでいるように見えると思う。

ただ、一時期身体の疲れを覚えて、ただただ書いている、そこに強いエネルギーのない状態というのを経験したことがある。

 

そのときというのは一応は書いているけれど、「打ち込んでいる」という感覚はなかった。

 

習慣として書いているだけ、という感覚。

 

一方で現在はというと、打ち込んでいると言えると思う。

1日1万字以上書くこともあるし、どれだけ少なくとも1日3000字を下回ることはないし、もっと増やしていきたいという願望、増えるという確信もある。

 

ここで大事なのは、やっていること自体は変わらない、ということ。

 

文章を書く、ブログを書くということに関しては変わっていない。

ただ、自分自身の身体の状態、心の状態が変わっている。

 

心身の状態の変化によって「打ち込める自分」になっていったんだよね。

 

ここがかなり重要なところで、打ち込めるものがないと感じているとき、本当に打ち込める「もの」がないのか、それとも打ち込める状態にないのか。

その見極めが大切になるんだ。

 

打ち込める状態を作る方法① 身体的アプローチ


 

 

じゃあ、打ち込める状態とは何なのか。

 

まずは身体的なアプローチ。身体的な意味で打ち込める状態とは、

 

要は、疲労が溜まっていない状態。

 

疲労が溜まっている、もしくは血流が悪い、十分な睡眠が取れていない、必要な栄養が取れていない場合、打ち込むことは難しい。

 

なぜなら、打ち込むためには「意欲」と「集中力」が必要になるから。

 

意欲と集中力があるから打ち込めるのであって、それらがなければどんなことに対しても打ち込むことは難しくなる。

だから、まずは身体の状態をチェックする。

疲れは溜まっていないか。睡眠の質はどうか。運動はしているか。食事から栄養は取れているか。

そういう部分をチェックし、もしも当てはまることがあれば少しすつでいいので改善を重ねていく。

 

そうすると、今自分がやっていることの中にすでに打ち込めるものがあった、と再発見するケースはかなり多いんだよね。

 

実はすでにやりたいこと、打ち込める対象に取り組んでいたけれど、単純に疲れていて打ち込むことができないでいたのだ、と気づくことになったりする。

なのでぜひ、打ち込めることがないと感じるときには、身体の状態に目を向けてみてください。

 

打ち込める状態を作る方法② メンタル的アプローチ


 

では、次。

次はメンタル的な観点から打ち込めない原因を書いていこう。

 

メンタル的観点から言うと、打ち込めないのは「目標を見失ってしまった」ことが原因であることが多い。

 

 

何をするにしても、「こういう風にしたい」「こういうものが作ってみたい」「こうなりたい」というイメージがあるからこそ、打ち込むことができる。

 

例えば、サッカー選手はずっとサッカーに打ち込んでいるよね。

 

長年ずっと、人生を賭けて打ち込んでいるわけだけど、なぜそれができるかというと、常に理想とは遠いところにいるから。

 

つまり、常に理想を心の中で抱き続けることができているからなんだ。

 

メッシやクリスティアーノ・ロナウドなどの超一流選手でもミスはするし、シュートは外れるし、PKだって外すこともある。

ただ、彼らの中では「最高のシュートをいつも決める」などの理想の姿が頭にあるはずで、それは実現されないでいる。

 

たまに実現して最高に嬉しくて、それがきっかけになって「もっと次はこういう風にしたい」という願望が常に出てくることになる。

 

最近話題のプロゲーマーの方達も同じで、

「こういうプレーがしたい。それができるように練習しよう」と思っていて、ある意味、その目標や理想の姿に近づきたいがゆえに打ち込んでいるわけで、「結果として打ち込めている」という部分がある。

 

もしそこで、そのイメージがなくなってしまえば、もちろんサッカーやゲームを娯楽として行うことはできると思うけれど、「打ち込む」ことはできなくなる。

 

目指す姿、作りたいもの、表現したいイメージ、そういうものがなくなれば「打ち込むこと」はできなくなるんだね。

 

自分なりのイメージを再確認しよう


 

 

 

だから、自分自身が自分の活動、やっていることの中に「こういう風にしたい」というイメージを忘れていないか再確認してみよう。

 

目の前のことをこなすことに慣れ、惰性になっていくと、どんどん「打ち込んでいる」という心の張りはなくなっていき、ダラダラとこなすようになっていく。

 

それではそもそも楽しくないし、成長もなく、ワクワクする感覚もなくなっていくと思う。

 

自分の中のイメージを具現化すること自体を楽しむという感覚

 

 

それが打ち込むという感覚の正体だ。

 

 

例えば、ビジネスに打ち込むにしても、「こういうビジネスモデルが作りたい」という思いやイメージがあるから、そのイメージを実現するための行動それ自体に集中する、「打ち込む」状態になれるわけだね。

 

何かに打ち込むには、それ相応の自分なりの願望やイメージが必要だ。

 

自分がどういうものを作りたいのか。どういう風になりたいのか。どんなものが自分の理想なのか。どんなものを心からカッコイイと思うのか。

 

そのイメージがしっかりしてくると、そのために必要な具体的な行動に結果的に打ち込めるようになってくる。

 

打ち込む感覚が分からなくなったら、まずは体の状態を整え、次にメントレ。

 

メンタルトレーニングとして、自分はどうなりたいのか、どんなものを作りたいのかという、自分の理想をイメージしてみてほしい。

 

ただ、そのイメージがなかなか描けないというケースもあるかもしれない。

 

その場合は、できるという自信を鍛えていくことが必要。

自分にはできるんだ、願望を実現できるんだ、と本当に思えるからこそイメージができる。

 

打ち込む力のある人は必ず「できるという自信」を持っている。

 

できるという自信があるから自分なりの理想をイメージできて、そのイメージに臨場感を感じることができるから、打ち込むことができるんだね。

 

できるという自信を鍛えるトレーニングはメンタルジム「イケジム」で行っているので、興味ある方は次回の募集をお待ちください。

 

 

 

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