なぜ、現実が上手くいかないか。
昨日も書いたように、
望んでいることがある × 自分がそれにふさわしいと思えない
から。
ここが本当の本当に分かってくると、人は変わっていく。
例えば、小学生の頃父親に、
「将来、なりたいものでもあるのか?」
と聞かれたとき、
「うーん、サラリーマン以外!」
と生意気に答えたがきんちょイケジュンは、本当にそんな感じで生きることになった。
がきんちょだったから、それが「無理」だとは考えなかった。
「うー、まあー、いけるっしょ!」
というノリ。
望んでいるもの × 自分はそれにふさわしい
ちゃんとそういう感じになっていた。
もちろん、当時から何になるか、それがどういう形か、まだ具体的なビジョンはなかった。
だけど、「こういうのは嫌だ」というものだけは持っていたわけで、
当時自覚はなかったけれど、こういうのは嫌だという思いを持っているということは、こういうのが良いという思いも同時に持っているということでもあったんだ。
自覚していなかったけど、潜在的にはあったんだね。
これは別にサラリーマンを否定しているわけではなく、人の下につく能力や、どこかに帰属したい所属したいチームの一員になりたい気持ちが圧倒的に欠如している自分にとって、
その生き方は好みではない、というだけのこと。
正しさではなく、好み。
大事なことは、できるなれると信じられていることで、
人は自分が信じている現実を生きているし、信じている通りに行動する。
昨日も書いた通り、自分を美人だと思っている、知っている人はそういう情報を当たり前のように集める。
だから、より美人になっていく。
自分はダメだと思っている人は、本当にダメになる行動をする。自分で成功を遠ざける。成功しそうになると、やめたくなる。自分からダメになる方を選択する。潜在的な信念には、抗えないんだ。
もしあなたが現実を生きている中で苦しむことがあるとすれば、
願望はあるけれど、その願望に自分はふさわしいと思えていないから。
だから、行動できない。
躊躇する。
立ち止まる。
途中でやめたくなる。
自分が自分の願望にふさわしいと思えないと、現実を動かすための行動を取ろうとはどうしても思えないんだ。
力をセーブし、出し惜しむようになる。
ただ、そういう状態だったとしても、願望はある。
こうしたい、という思いはある。
その思いがある分だけ心にギャップが生まれ、結果的に現実にギャップが生まれ、その願望を持っている分苦しむことになる。
もちろん、願望を諦めることも一つの道だ。
諦めれば、ギャップはなくなる。
なくなるから、ギャップ分の気分の悪さはなくなるだろう。
けれど、どこか退屈でつまらない、人に嫉妬したり羨んだり否定したくなる毎日になる可能性は高い。
強い願望はあるのに、自分はその願望にふさわしいと思えない
そういうときほど人の状態は悪くなり、ネガティブになる。
願望が強ければ強いほど、ネガティブも強くなる。
その状態から変わるためには、
願望を諦めてもいいし、
自分はその願望にふさわしい存在だと信じ始めてもいい。
どちらを選んでもOKだし、正解だとか答えだとか正しさだとか、そういうものはない。
昨日からイケジム募集を始め、続々と新たな参加者が入ってきてくれているけれど、イケジムは後者の道を選ぶ人のためのもの。
もしあなたが、自分の願望にふさわしいと思いたい、現実をより良くしていきたいという場合には、イケジムは役に立つと思う。
明日で募集は締め切ります。
イケジム参加者の感想はこちら。
イケジム参加者のリアルな感想。イケジュンジムに参加して、どう変化したか?
前回の東京トレーニングの様子。毎回楽しくやっております。
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