仕事でミスをする。
よくあること。
よくあることじゃない人もいるかもしれないけど、池田潤に限って言えば、とにかくミスの多い男だった。笑
受験生時代のことをよく書かせてもらうのだけど、
受験時代、受験代やら参考書代やらを稼がなきゃいけなくて、勉強しながら飲食店でアルバイトをしていた。
生まれて初めての「バイト」というやつで、ママチャリに乗って仕事場に行って、毎日怒られてました。笑
とにかく、要領が悪い。覚えられないんだよね。笑
下っ端もいいところで、後から入ってきた新人よりも仕事ができないということはよくあったし、
元来プライドが高い方だから、そういう状況自体が気に食わなくって何度もやめようと思った。
でも、やめてしまったらまた新しいバイト先を探さないといけない。
それはちょっと面倒くさい。笑
なんせ、お金が必要だったから。
新しいバイト先を探すのも面倒で、渋々と働き続けていた。
でも、そうやってミスをしまくって、謝ったり、申し訳ないと思う経験をする中で、妙なプライドはだんだん消えていったと思う。
あ、別に、特別仕事ができるわけじゃないんだ
と分かったから。
そう分かって、ああそれが自分なんだなと受け入れてしまうと、意外に楽で。笑
まあ、できないところから始めるしかないなあ
と思えたというか。
勉強もなんでもそうだったんだけど、
「人よりもできなきゃいけない」というのが逆に自分を苦しめていて、逆に人よりもできることを不可能にしていたんだよね。
だって、事実として「できない」のに、「できるフリ」を続けないといけないわけだから、それはしんどい。
当時の自分は「できる自分だから自信を持てる」と思っていたんだけど、実際は逆で、自信がないからできる自分でいなきゃと思ってたんだ。
で、その「できる自分でいなきゃ」っていうのが、逆に、できる自分になることから遠ざけていた、という。
そんなことを、受験とバイトで嫌というほど経験した。
受験勉強で言えば、本当はできていないし分かっていないのに、「できているフリ」「分かっているフリ」をしているわけだから、そりゃ、成績は上がらない。笑
自分にとっての次のステップを大事にできなくて、いきなりすごい奴、勉強のできる奴になろうとするというか、そういう感じ。
そうなると、本当に今の自分に必要なのは何なのかってことが見えなくなってしまう。
だから、空回りしちゃって、空回りすればするほど遠回りになっていて、どれだけ勉強しても勉強している気になっているだけで、力はついていなかったんだ。
ただ、そんな自分に気づいて、受け入れた。
そのときから変わり始めて、翌日には数学の「基礎の基礎から始めよう」みたいな参考書を買ってた。笑
もう、いいやって思ったんだよね。
一体誰のためにできる奴のフリしてるんだろう?
そうやって生きて、何になるんだろう?
成績だって、全然上がってねえぜ?おれ
って思って、もう「自分」から逃げるのはやめたんだ。
そうしたら、面白いように道が開けていった。
だって、自分に必要なことに取り組めるわけで、自分に合ったトレーニングができるわけ。
そうすると、まず楽しいんだ。毎日が。
だって、できるし、もう少しやってみようと思えるレベルだし、結果的にどんどんレベルは上がっていった。
できないと受け入れたときから、「できる」道が開き始めた。
で、気持ちも楽になって、
ああ、自分に自信を持つってこういうことね
と分かった気がした。
だって、できない自分に自信持っちゃったわけだから。笑
そしたら、
「お前、できてねえぞ!」って言われても、
「はい、おっしゃるとおりです!」
としか言えないよね。笑
実際には自分でそこを受け入れちゃったら、そんな感じで責められることもなくなる。
自分で責めてないことを人は責めようと思えないし、
どちらかと言うと「いじり」になったり、しょうがねーなあみたいな感じになったり、教えてやろうか、みたいになる。
自分で責めて、隠して、できるフリをするから、責められちゃうんだよね。
だから、開き直っちゃえばいいし、できない自分も受け入れて、そこから始めていけばいい。
そうしたら、できるようになっていくから。
自分を責めることなく、できるようになっていく。
そういうものなんだと思うんだ。
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