約1年前から始めた筋トレ。私は本を執筆する文筆家でありメンタルジムを運営するメンタルトレーナーなのだけど、フィジカルもガンガントレーニングやってます。
もちろんまだまだ未熟。ただ、1年前に比べれば相当に体つきも変わってきた。腕は太くなり、胸板は厚くなり、肩幅も広がり、逆三角形の兆しが見えてきてます。
さてそこで今日は、筋肉と恋愛の関係性について、筋肉をつければモテるのか?そんなテーマで書いていこうかと思います。
一般的に考えればムキムキだったらモテる!というイメージで筋トレを始める人も多いはず。
ただ、実際のところどうなのか?
筋肉依存状態ではモテない
よくよく考えてみると、モテる人は筋肉ムキムキの人だけじゃない。
太っていてもモテる人はモテるし、痩せていてもモテる人はモテる。
ごく普通の体型でも、モテる人はモテる。
ということは、体型というのは大事であるものの、ある意味、恋愛において「本質的」なものじゃない。
あればいいかもしれないけど、なくても特別問題じゃないんだね。
恋愛との関係で言うならば、精神面、マインド面、メンタル面の方が圧倒的に重要で本質的。
もしマインドが未熟であるならばどれだけ筋肉で補おうとしてもそれは無理。
本質を無視して表面的な部分だけを追い求めているわけだから。
むしろ、筋肉に依存したその考え方は女性からすれば「キモい」ということにさえなる。
内面が伴っていない筋肉オタクでは、ダメ。
ただ、ここからが大事なのだけど、
筋トレを通じて内面が育ち、自分に自信が生まれ、テストステロンというホルモンが分泌されることによって風格や雰囲気が生まれ、そこからモテにつながるということはあり得る。
筋トレを始めてみればわかるけれど、そう簡単に筋肉はつかないもの。
正しいトレーニング法、フォーム、食事管理、長期に渡る継続なしで筋肉は大きくならない。
そういった難易度の高い「筋肉をつける」ということに取り組み続けることによって得られるもの。
そちらの方が大きな影響力を持つ。
筋トレはボディビルという大会もあるくらいで、結局はスポーツみたいなもの。
スポーツなので、一流選手もいれば、そうでない人もいる。
簡単だろう?と思って始めるわけだけど、実際、突き詰めていくと本当にかっこいいカラダになろうと思えば並大抵のことではないことに気づく。
つまり、実は筋肉ムキムキの人というのは、トレーニングに興味のない人からすれば全く分からないものだけど、実は想像以上に「すごい」。
その「すごい」ことをやってのけるプロセス、そこから得られるメンタル面での強さが、モテにつながることは十分にあり得る。
筋肉それ自体ももちろんカッコイイのだけど、そこだけで女性が「惚れる」ということは実はほとんどない。
「すご〜い!」と言われることと、惚れられることは別。
「きゃ〜!」と言われるマスコット的な人気を得るだけならそれでもいいかもしれないけれど、求めているのはそういうことではないはず。
「マッチョ」という若干揶揄するような言葉も使われるくらい、ムキムキの人というのはマスコット扱いされることもまだまだある。
ただ、最近はそれも徐々に変わってきてはいる。
筋トレ系YouTuberやライザップなどなど、フィットネスの流行などもあって、どんどんトレーニングに対する情報量は増えていて正しい知識が広まっている。
トレーニングをやる人も増えている。
だからこそ、筋肉がある人へのリスペクトも生まれやすい土壌ができ始めてる。
「あ、あれだけのことをやってきて、あのカラダになっているんだな」と多くの人がその凄さに気づき始めてる。
昔は筋トレは別世界のことだったのが、だんだんと身近になってくることによって情報量が増え、凄さを認識できるようになってきている。
認識が広まれば広まるほど、筋肉があるということだけでもモテにつながる可能性は上がってくるけれど、
ただ今のところ一般女性がそこまでのリスペクトを持つというところまでは至っておらず、筋肉はまだ男の自己満足的な要素もある。
だから、「筋肉そのもの」というよりも、その筋肉を作り上げる過程で得た自信ややり抜く力、テストステロンが分泌されることにより得られる男らしさが重要。
あまり「俺の筋肉すごいだろ」という顔をするのではなく(筋肉自体にそこまでのモテ要素はあるようでない。誇示しようものならむしろマイナスになる)、
筋トレをして自分を磨いていれば、モテる男の風格が出てくる。自然にそれが漂うようになるのだと知っておくこと。
その上で体もカッコイイのであれば、最強。
無駄にアピールせず、自慢に思わず、ただ黙々と自分なりの最高のカラダを作り上げていく。ただそのことに集中する。
そうすると、自然に風格が出てくるもので、その風格こそが重要なのだと知っておくこと。
まとめ
まとめると、
筋トレすればモテにつながる可能性は高い。
ただ、重要なのはメンタル面。
筋肉に依存した考え方(筋肉さえあればモテる)をしていてはダメで、筋肉があってもそれをこれみよがしにアピールすることなく黙々と自分の理想のカラダを作っていく姿勢を持つ。
そうすれば、自然にモテる男の風格を漂わせることになり、その漂う風格によってモテるようになっていく、ということなのです。
もちろん、カッコイイ体に意味がないということではなく、マインドが伴うことで最強化する。マインドの重要性を知った上でカッコイイ体になっていくことが最強への道だということです。
より深い内容は、メルマガにて書いてます。
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