疲れる行動と、疲れない行動の違いを明らかにしてみた。

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精神的に疲労感の高い行動ってありますよね。

あー、もう、しんど。。。

みたいな。

 

疲れる行動と、疲れない行動の違いとは?


 

 

一方で、疲れを忘れてやっちゃう!みたいなものもある。

 

例えば、この間、山で朝の4時まで仲間と喋っていたのですが、

体力的には疲れたけど、精神的には全然疲れなかった。

イケジムキャンプで深夜から朝方4時(どうやらイケジュンは4時が限界らしい。笑)にかけて人狼ゲームをやったときも同じ。

 

明らかに、眠い。

まじ眠い。

 

こっちは普段、12時までには寝てる朝方人間ですから!

4時とか、無理だから!

 

って感じなんです。

体力的には。

 

でも、行動が楽しいから、精神的に疲れないから、ついついやっちゃう。

 

で、あとから体力的にきつくなる。笑

 

別に、

朝4時までしゃべるぞ!

と思っていたわけでもないし、

朝4時まで人狼やるぞ!

とゴール設定していたわけでもない。

 

ただ、やっていたら、楽しくてそんな時間になってしまっていた、というだけのこと。

 

でも結果だけ見ると、

圧倒的な行動量

ですよね。

 

ものすごい行動してます。

だって、寝ずにやってるんだから。笑

 

これは一体何なんだろうかと。

 

なぜ、1日10時間の勉強を1年間続けられたのか?


 

 

受験時代だって同じ。

1年間、1日しか遊ばず、基本1日10時間とか勉強してました。

なかなかの勉強量です。

 

そのとき、イケジュンの中で何が起こっていたのか?

 

と考えると、すごく答えはシンプルで、

 

そのときそのときが楽しかった

今に集中していた

 

というだけのことなんですよね。

 

当時は朝4時から数学の勉強をしていたのだけど、

別に努力とか苦労ではなく、数学の勉強が楽しかった。

 

解ける感覚、自分でできる感覚が楽しくて、

それを楽しんでいただけ。

 

別の科目でも同じ。

 

ただ今自分ができることに集中していたら、結果的にすごい勉強量になっていた。

 

当然、京大合格という結果や目標に向かって勉強しているのだけど、

日々やっているのは、ただ目の前の問題と向き合う、ということ。

今目の前にある問題を楽しく解く。

それだけ。笑

 

文章を書き続けられる理由


 

 

色々例を出していくと、

文章が長くなるのだって、結局、書いているそのときが楽しいんですよね。

 

あれも書こう、これも書こう、こういう風に書こう

ということで遊んでいるのであって、

 

遊んで書いた結果として、長くなっちゃってた!

 

というだけのこと。

 

苦労しながら書くと、一気に疲労が溜まります。

まじ疲れます。

精神的に。

 

そんなことしてたら毎日書けません!笑

 

てか、書く意味もない。

だって、人生楽しめてないんだから。

 

精神的に疲れる書き方をしているときほど、今を感じていない。

今楽しんでいないし、今その瞬間に集中できていない。

 

そうすると疲れるし楽しくないので、結果的に文章を書けなくなる。

また明日も書こう!とは思えなくなる。

 

気合と根性じゃ、書けません。

 

だってそもそも書く必要なんてないし、書かなくても誰かから何か言われるわけじゃないわけだから。

筋トレだって同じ。

 

それ自体をやりたいと思えないなら、続かないし、結果が出たとか、もうこれくらいでいいかと思った瞬間に、やめてしまうんです。

 

それ自体が楽しいと全然思えていないことが、続かない原因。

 

継続しよう!と思って意識しているというよりも、

気づいたら継続しちゃってたっていう、そういうもの。

 

文章書くのが嫌になる人って、結果に意識が向きすぎて、今を感じていなかったりする。

今書く喜びを忘れてしまっているんですよね。

 

疲れる行動をしているから、何もしたくないと感じる


 

 

結果のことを考えまくって、結果が出てないことに落ち込んで、今好きなことしている喜びを忘れて、

行動が「疲れる行動」になるからもうやろうとは思えなくなっていく。

 

何もしない方がいいじゃん

 

となる。

疲れるくらいなら。笑

 

「でも、何でそんなに精神的に疲れたんですか?」

 
と考えると、

あまりにも未来のこと、結果のことに執着すぎて、

今の喜びを忘れてしまったからなんです。

 

行動それ自体があなたを疲れさせたのではなく、

あなたの行動の『状態』が、あなたを疲れさせたんです。

 
行動に罪はありません。

行動は、無実です!

笑。

 

罪があるとすれば、あなたの「状態」です!

 

劣等感が強い人ほど、疲れやすいワケ


 

 

そう考えると、劣等感やコンプレックスの強い人ほど、疲れやすいということになる。

 

だって、行動が常に「結果」のためになるから。

 

自分の劣等感を埋めるための結果。

 

劣等感を埋めるために結果が常に必要で、

行動とはその結果を得るためのものになる。

 

そうすると、今の喜びを犠牲にしてでも、という話になる。

すると、今楽しくない。

結果、疲れる。

疲れる行動になる。

疲れる行動を無理にやる、ということになる。

 

つまり、劣等感やコンプレックスの強い人ほど、疲れやすいということになります。

 

コミュニケーションが苦手な人の特徴


 

 

例えば、コミュニケーションとかでも全部同じで、

コミュニケーションを楽しめない人って、結果のことしか考えられなくなっているんです。

 

コミュニケーションにおける結果とは、

 

良い印象を持ってもらう

好きになってもらう

 

ということ。

 

そのことばっかり考えていて、「今」を感じていない。

今目の前の相手を、全然見ていないんです。

 

なんか、喋ってると疲れる人、話を聞いていると疲れる人っていますよね?

 

そのときに何が起こっているかというと、

その人、結果のことしか考えてないんです。

 

つまり、あなたから評価を得たい、承認されたい、愛されたい、

そのことにしか関心がないってこと。

 

結果、その人はもう「今」にいない。

頭の中の結果でいっぱいいっぱい。

 

で、話し続けるし、内容も聞いててつまんないし(笑)、もう大変です。

コミュニケーションにならない。笑

 

しかも、そんなことばかりやっているから、

人から承認されないし評価されないし愛されない。

 

ああ、せつない。。。

求めれば求めるほど、欲しいものは離れてく…

 

まとめると…


 

 

これは、結果を求めるな、ということではありません。

この記事の最初の方に書いた通り、

今その瞬間に集中している方が、結果的に行動量が増えるわけだから結果も出やすいよね、という話。

しかも、そのときが楽しいわけだから、人生もその都度楽しいということになる。

ということで結局は、

結果を求めつつも、今この瞬間に集中する、今やっていることを楽しむということが、一番疲れずに結果を出せる方法なんじゃないかという研究結果になりましたよ!

ってことです。

 

 

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