このブログでは基本的に、「どうすれば人はより自分の力を発揮することができるのか?」「どうすればより充実感を持って生きられるのか?」「どうすればもっと自信を持って生きられるのか?」ということについて扱った記事を書いている。
イケジュンの人生における関心事項もそこにあり、関わる人たちがどうすればその人なりの魅力や力を発揮していけるか?ということを日々考えていて、
例えばイケジムにおいてはその知見や気づき、具体的なトレーニング法の伝達を行い、実際に直接のトレーニングで様々なゲームやワークを通じてその方法を体感的に伝えてます。
今日も色々と本を読んだりして研究を続けていたのだけど、
状態が下がるとき、パフォーマンスを下がるときというのはいくつか原因がある。
今の時代、状態が下がる、パフォーマンスが下がるというのはよくあることだと思う。
なぜかやる気になれないとか、集中できないとか、自分を責める、自信が持てない。
そういうメンタル的な不調を抱えていると、現実的な生活が厳しくなってくることもあり得る。
具体的な部分で言えば、お金がなくなってくる、ということもそうだろう。
お金がなくなっても、なくなっているのは分かっているし何とかしなくてはならないのだけど、どうしても何とかしようという気になれない、とか。
具体的にどうすればいいのかわからないし、そのエネルギーも湧いてこなかったりすることがあるかもしれない。
そうなれば、現実的な生活、自分の人生というものが苦しくなってくることもある。
そういうときに大事なのは、自分の状態を上げていくことであり、本来のパフォーマンスを取り戻していくこと。
活力やエネルギーが下がっていることによって現実は苦しくなっていくもので、
このブログや、そして何よりイケジムで提供しているトレーニングでそういった人の人生を向上させていくことが自分の目指しているところ。
セルフトークは放っておくとネガティブになりがち
ということで、
今日は状態が下がる一つの原因である、「セルフトーク」について触れたい。
まあ、色々と勉強している人にとってはおなじみのものだと思う。
要は、自分の頭の中で繰り広げられる自分との会話のこと。
基本的にネガティブなときというのは、ネガティブなセルフトークになっているもの。
それは以前の記事にも書いたことなのだけど、今日伝えたいのは、
セルフトークは放っておくとネガティブになりがち
ということ。
例えば、これまたよく言われることだけど、10人の人間がいるとして、9人はあなたのことを認めてくれる、でも1人はあなたを認めてくれないとする。
そうすると、9人の人は認めてくれているにも関わらず、認めてくれない1人のことで心を痛めてしまう。
そういうことがあるのだ、ということがよく言われる。
これはどういうことかというと、人はその性質上、ネガティブなものに強く反応してしまいやすい、ということ。
これはおそらく、生物学的な問題。
生存していくためには危機を回避する必要がある。
だから、「危機」というものにそもそも敏感なんだ。
認められるよりも認められない方が危機なわけで、やばい、となってそちらに強いフォーカスを当ててしまう。
ここで大事なのは、人間にはそもそもそういう性質があるのだと知っておくこと。
そもそもそうなのだと知っていれば、ネガティブなセルフトークが頭の中で繰り返されたときに、
「おっと、今、ネガティブってるぞ」
と気づくことができる。
で、そういう性質があるとわかっていると、
「でも、そういうもんだから仕方ない」
と捉えることができる。
これが意外に重要。
というのも、ネガティブになっていること自体を受け入れられるようになり、責めなくなるからだ。
自分を責めやすい人は、ネガティブになっていることそのもののことも責めている。
なので、そこを「仕方ないことなのだ」「そういうものなのだ」と捉えるだけで、責めが一つ減る。
責めが一つ減れば、心は軽くなる。
自己会話との間にスペースが生まれて、ネガティブな対話をしている自分を客観的に見ることができるようになるわけで、
ネガティブる自分
に気づくことが大事。
そこに乗っ取られて、そのストーリーが頭の中で展開し始めると、とんでもない妄想にまで膨らんでしまうこともあり得るので、
「これは人間の性質というものがそうさせているだけだ」
と気づくこと。
そこに気づいているだけでも、心は楽になっていく。
今日のこの記事では、そこだけ知っておいてもらえればOKです。
これまで色んな人とつながってきたけれど、状態が良くなる、パフォーマンスが上がるだけで本当に現実は良くしていけるものなので、そのための方法なりトレーニング法なりを、これからも書いていきたいと思います。
より深い内容は、メルマガにて書いてます。
本も出版しています。
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