やりたいことはあるはずなのにやる気や意欲が湧かない理由。トレーニングの基本を知ることで、エネルギー切れは回避できる。

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人が能力を発揮できない、悩みが尽きない、現実が、人生が変わらないと悩むのはなぜなのか。

それは、トレーニングの方法を知らないからだ!という話をしていきます。

本当に、トレー二ングの方法それ自体を学んで身につけていけば、現実を変えていくことは可能です。

 

基本的に、トレーニングというのは自分のレベルに合ったものをすることが大事。

 
筋トレにおいても、レベルに合っていないことをしようとすると、怪我をするか、退屈を感じるのかのどちらか。

 

筋トレでよくあるのは、今の実力に見合わない重さを見栄を張ってやろうとして、効果的なトレーニングにならないか、怪我をするか。

 

基本、自分を良く見せようという意識が強い人はそういう傾向があるもので、筋トレのスタイルを見ているとその人のことがよく分かったりする。

 

メンタルに関して言えば、自分のレベルに合っていないことをやっていると、ネガティブな気持ちを感じることは増える。

 

 

有名なマズローの欲求5段階説ってありますよね。

 

あそこで言われているのは、人間の欲求には段階があるということなのだけど、「生存の欲求(生理的欲求)」というのは一番根本にある。

 

生存の欲求が満たされていない場合というのは、そこを満たすことが重要になるから、なかなか次に向かうことって難しかったりする。

 

意欲が湧いてこないんです。不安が強くなって。

 

現実的なケースで言えば、借金があったりとか、翌月の生活がどうなるかわからないという状況だったりすると、生存の欲求が揺らいでしまっている状況。

 

そうなると、当然、日々の不安なんていうのは大きくなるし、不安について考えることも多くなる。

イライラすることも増えるし、心に余裕もなくなって、選択もネガティブなもの、己の欠乏感を満たすだけのもの(分離意識が強く他者から奪うマインドをもとにした行動)なんかも増えやすくなる。

 

それは、ネガティブな性格どうこうの話ではなくて、状況的に生存が危うい(実際は危うさまではないけど、それに近い恐怖みたいなものは感じるはず)わけだから当然のこと。

 

ただ、どこまで不安やストレスを感じるかは、その人のこれまでの家庭環境なんかも影響してくると思うし、そういう状況に慣れている、プラスに転換できるだけのメンタルがあるかどうか、

もしくは、現実的に金銭を得るスキルやこれまでの実績、人とのつながりなんかを持っているかも影響する。

 

いけるだろう、と現実的に思えるだけの根拠を持っているかどうか。

 

実際、リスクを背負っているように見せかけて、実はありとあらゆる手段を考えている、いけるだろうという勝算を持ってリスクを取っている人が多くて(世界観を維持するためにそういう部分は表には出さないけど)、

うまくいく人は、本当の意味での博打的なことはしていないことが多い。

 

そういうのに憧れて、リスクを背負う自分という自己概念が欲しくて、本当はそういうタイプではないとか、現実的な力が弱い段階で博打的にリスクを背負ったりすると、

エネルギー切れや、不安が強くて何もできないということになりかねません。

 

少なくとも、楽しくはなくなることが多い。

 

そういう場合は、バイトをするとか、無駄な出費を抑えるとか、そういうところが「自分にとっての次の一歩」だったりする。

 

どうかな、これ。

 

なんか「そんなしょぼいこと、やってられない!」と思いそうだよね。

 

わかる。

すごくわかる。

 

バイト。出費を抑える。

 

なんて地味なんだ!そんなの自分にはふさわしくない!

 

そう思う気持ち。

 

でも、その気持ちこそが、「見栄を張って重いダンベルを持とうとして怪我をしてしまう」人が抱く気持ちと同じものだったりします。

まさに、その気持ちこそが。

 

でも、例えばバイトして収入を得て、無駄な出費を抑えていくと、「これで生活していける」「大丈夫だ」という感覚が出てくる。

 

安心感が出てくる。

 

すると、「なんかやってみよう」と本当に思えてくる。

 

もちろん、博打的なリスクをあえて背負うことで力を発揮する人もいると思う。

でも、どう考えてもそういうタイプではない人が、そういう自分になりたくて、元気がなくなってしまうことも多い。

 

切羽詰まったら人はやる、と言う人もいるけれど、

切羽詰まったら、エネルギー切れになって何もできなくなる人もいます。

 

慢性的なストレスが人間のパフォーマンスを下げることも、科学的にすでに証明されている。

 

「慢性的」というのは一番よくなくて、生存や安全が脅かされている(と感じている)、人間関係が希薄などによる慢性的なストレスは、その人のパフォーマンスを下げ、創造性を失わせたりもする。

 

大事なのは、自分をよく知ること。

 

自分が最も力を発揮できる状況や環境というものをきちんと用意してあげることが大事で、自分には合わない成功者の真似をしても苦しくなるだけ。

 

人それぞれ成功の仕方というのは違うわけで、同じ方法じゃなくていい。

 

そして、自分にとっての次の一歩を着実に歩んで行くことが大事。

 

 

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