「恐怖主体」ではなく「愛主体」の環境があれば、もっと若者が活躍する社会になる

スクリーンショット 2015-08-01 11.43.05

私たちの人生が苦しくなったり、つらくなったり、なんとなく気分が良くない状態が「普通」の状態になるのは、恐怖が強くなってしまうから。

で、恐怖が強くなってしまうのは、そういうことが当たり前なのだと教えられてきたからなんですよね。

いつも行動を急かされたり、何かしていないと価値がないと思わされたり、無理してないと好かれないと思わされたり、

色んなことを教わってきて、今があるわけです。

で、今の若者の意識ってすごく高くなっていると思っていて、

もう「恐怖主体で生きるの無理です」という人が増えてきている。

それは意識が高くなってきているからだし、「なんでわざわざそんなに苦しまなきゃいけないの?と感じている人が増えているのだと思うんです。

フリーターとかニートの出現も、その流れの中の一つの現象。

ただ、若者の意識は高くなっていて、苦しさにも敏感で繊細な人が増えているのに、

世の中を牛耳っているのは40代とか50代とか、ある意味、旧時代の価値観で生きる人たち。

若者の繊細さとか敏感さがあまり分からない人たちも、中にはいるわけです。

で、私自身、若者ととことん向き合ってきて感じているのが、

「旧時代の価値観を強制されている若者が苦しんでいる」という実態です。

もう、恐怖を主体にしたモチベーションアップなど通用しません。

そんなもので今の若者は動かないし、動けないし、動く必要もない。

今の若者が苦しむことが多いのは、「旧時代の価値観VS自分の価値観」の狭間で葛藤することが多いから。

「葛藤」が苦しみを生むのです。

「結局、どうなんだ」「どうしたらいいんだ」「どっちを選べばいいんだ」

と悩みやすいのが現代社会の状況。

敏感で、意識が高い人ほど悩んでいるし、居心地の悪さを感じているし、どうしたらいいか分からなくなっているもの。

旧時代の人は、新しい価値観が出てくるのを怖れます。

なぜなら、それを自分に対する否定だと感じてしまうからです。

だから、新しい価値観が出てきたときに、徹底的にそれを批判するし否定するし、「ヤバイよヤバイよ!」と言います。

それは当然の反応です。自分の存在が脅かされると「感じて」しまうから。事実がどうかは別として。

ただ、もう旧時代の価値観は広がらない。そのことも、旧時代の中でも鋭敏な人は薄々感じている。

最近、若者の中でも傷ついている人、人間関係が苦手になってしまった人からメールが何通か届いているのですが、

そういう人は「恐怖」が強くなっている状態で、「恐怖主体」で生きることが当たり前になってしまっている。

恐怖が当たり前にあるような環境の中で頑張って生きてきたわけです。

だから、そうやって動けなくなってしまうことも仕方ないわけですよ。

その子が悪いわけじゃないし、その子は本当に可能性に溢れた子だし、

必ずそこから大切なことを学び、その子は自分の人生を生き始める。

今大事なことは、「恐怖主体」の生き方ではなく「愛主体」の生き方。

「恐怖主体」の教育ではなく「愛主体」の教育です。

今の若い子たちは、繊細で敏感であるがゆえに、恐れも強く持っています。

でも、周囲の環境が変わり、愛を大事にする環境、その子を信頼する環境、その子の素晴らしさを肯定する環境になれば、

もっともっと、自分の才能を生かし、活躍していく子たちが増えていくはず。

そのためにも、本を出版したり、直接関わったりすることで、愛のある環境を作っていきたいなと思います。

スクリーンショット 2015-08-01 11.43.05

 

「人生で大切なこと」をストーリー形式で面白く学べる「ハードボイルド物語」記事はこちらから全て読めます。

 

どうしても達成したいことがある、恋愛を成就させたい、自信を持ちたい、自分が望むライフスタイルを手に入れたいという、自分の可能性を信じる人に向けた限定のメルマガも書いています。無料なのでよければ。

池田潤オフィシャルメルマガ登録はこちらから。

 

大好評!最新刊『毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる』

スクリーンショット 2015-07-09 13.49.30