さて今日は少しメンタルの部分とは違った内容になるけれど、
文章を量産するにはどうしたらいいのか?
ということについて書きたいと思います。
昨日、副業したい人向けのモチベ管理っていう話を書いたのだけど、
副業の中にはライターだったりブロガーだったり、文章を書くことを仕事にする人もいる。
もしくは、作家になりたい人、文章を書いて生きていきたい人もいると思うので、書いてみたいと思います。
ちなみに自分は、
20代で5冊のビジネス書を出版して、10年以上ブログ更新、note3冊発売(全て6万字以上)、といった感じで日々文章を書いて生きてます。
10年以上そういった形で仕事をしてきていて、文章を書くということについてはそれなりに向き合ってきた部分があり、
そこで気づいたことをシェアしていきますね。
何を書くか決める
まず、文章を書く上で一番苦痛なのが、
何を書けばいいかわからない
という状態。
パソコンの前に座って、「うーん、どうしよう」と考えている時間って、結構つらい。
つらいから、ついスマホに手が伸びてSNSを見てしまったり、煮詰まると他のことをしてしまう…というのは、よくあること。
そうなると文章を量産するのは難しくなり、
最終的に、パソコンを前にして座っているのも嫌になってくる。
文章を書く上で大事なのは、
何を書くかが明確であること
なんだ。
どう書くか、どう伝えるか、というのはあくまでも装飾であって、
ある意味、「情報」ということに関して言えば「何を書くか」が全てだと言える。
もちろん、伝え方を工夫しないならロボットみたいになってしまうから、どう書くか、どう伝えるかも大事なんだけど、
『量産』ということだけ考えるなら、
「何を書くか」が100個あれば100個の記事を書けることになる。
逆に、「何を書くか」がないなら、どんなに優れた文章力があっても、文章を量産することはできない。
結局、量産の決め手になるのは、
何を書くかが明確であること
書きたいことが大量にあること
になる。
文章にこだわりがある人ほど、「どう書くか」に意識が向くんだけど、
そもそも「何」がないなら「どう」もない。
だから、まずは自分の中での「何」を明確にすることから始めていく。
具体的に自分の場合で言うと、
いきなり文章を書き始めるというよりは、全体像を決める。
「これ(何)」を書く、と決める。
で、次に伝え方を考える。
どういう順番で、どういう具体例を入れて、ということを事前にある程度イメージして、
イメージするだけでなく、記事を書く前に実際に言葉にしていくのも手。
「何」を決めて、「どう」を考える。
という順番。
で、「どう」の部分をしっかり考えれば、必然的に文章量は増えてくる。
文章量がどのくらいの量になるかは、「どう」の部分が決める。
「何」が記事数、「どう」が文章量を決める。
例えば、「やる気を高める方法」を書くと決めたとするよね。
次に「どう」の部分を考えるわけだけど、
やる気を高める方法には色々とある。
作業興奮、運動、食事、目標設定の仕方、やりたいこと、本音、難易度設定…
で、これらをもし全部入れるなら、かなりの長文になるわけだね。
もしくは、作業興奮に絞って書くこともできて、
その場合、作業興奮についてどのくらい詳しく書くのかによって、文章量というのは変わってくる。
結局、「どう」の部分が文章量を決める、ということなんだ。
「何」が記事数を決めて、「どう」が文章量を決める
と考えてもらっていい。
さて、さらに具体的に記事を量産する方法について考えてみよう。
大量に文章を書いていく上で、パソコンを開いた段階でスラスラ文章が書けたら、これほど楽しいことはない。
そういう風にパソコンを開いたらスラスラ言葉が出てくるという状態になるには、
さっき書いた通り、「何を書きたいか」が明確になっていることが重要。
そこが明確になっていれば、ただあとは形にしていけばいいだけで、作業感すら出てくる。
頭の中にあるイメージを、具体的な言葉にするという作業。
頭の中にイメージさえあれば、あとは、肉体を駆使してそれを表現するだけ。
すでに頭の中で完成しているものを物理空間に降ろしていく、という感じになる。
そのとき、スラスラ書ける、という状態になるわけだね。
イメージがあるからこそ、スラスラ書ける。
何が決まっているからこそ、スラスラ書ける。
そのために何ができるかというと、
パソコンに向かっている以外の時間で、ぼんやりと「何を書くか?」について考えること
なんだ。
ゼロの状態でパソコンに向かって、よし!書くぞ!というのもいいんだけど、向かう前から書くことが決まっていれば一番良いわけで、
そのために、普段からぼんやりと何を書くかを考える時間を取るといい。
書く内容を考えるだけの時間を持つ
イケジュンの方法を紹介すると、
実際に書くことはせず、ただ何を書くかを考えるだけの時間を取る
ということをしている。
文章を書くというのは物理的疲労が伴うもの。
椅子に座って、手をパチパチと動かすわけで、肉体的に疲れてくるし、
血流も悪くなる。
目も疲れる。
そして、肉体的に疲労が溜まってくると、アイデアもなかなか出てこなかったりする。
だから、実際に書く時間と、何を書くかを考える時間を分ける。
つまり、「あー、今、肉体的に疲れてるわ」と思ったら、
何を書くかを「考える」ことだけにフォーカスした時間を取る
ということ。
その時間は、実際に書かなくていい。
肉体は一切動かさず、ただ考える。
で、アイデアが出てきたらスマホなどにメモを取る。
そういう「考える時間」を意図的に取るようにしている。
例えば、お風呂に入っている時間とか、夕方の疲れたとき、瞑想をして、その後とか。
あとは、運動中に思いつくこともある。
運動中は実際に書くことはできないけど、運動中、運動後に思いつくこともあって、思いついたら必ずメモを取る。
で、実際に書く時間を取れたら、そのメモを見ると、そこに「何」が残されているからそれを書けばいい、という状況になる。
すると、何を書くかを考える時間が必要なくなり、ただ「どう書くか」だけを考えればいいよね。
そうなると、すごく楽なんだ。
スラスラ度が上がる。
「どう書くか」については、書いている途中でアイデアが浮かんだりするので、それはどんどん採用する。
そうすると、必然的に文章量は増える。
文章量が増えない人は、「どう伝えるか」の部分のアイデアが少ないからそうなるんだね。
その場合は、具体例などを入れると、わかりやすくて重厚な文章になっていく。文章量も増える。
そうやって「何を」「どう」書くかが決まれば、
あとは、実際に肉体の力を使って物理空間に言葉を下ろしていく。
このとき大事なのは、肉体的なエネルギーになる。
量産には肉体が重要
これも大量生産には必須の力で、どれだけアイデアがあっても、物理空間に降ろせないならないのと同じ。
100の良いアイデア。だけど、物理空間に言葉として存在しないものと、
20のアイデア。だけど、物理空間に言葉として存在するものなら、
20のアイデアの方が現実を変える力を持っている。
「あの人、別に実力あるように見えない…」と思う人でもうまくいっていたりするのは、
物理空間に降ろす力、つまり、実行力や行動力に優れているからなんだよね。
逆に、どれだけ優れた才能、感性、アイデアがあったとしても、
肉体のエネルギーが低い場合、その才能や感性、アイデアは現実的に報われない。
肉体のエネルギーが低いとは、物理空間に降ろす力が弱い、ということだから。
だから、肉体が健康、最低限の筋力がある、良い睡眠が取れていてパフォーマンスを発揮できる状態にある、ということが大事。
文筆家、ブロガー、ライターだって、体をしっかりケアしないといけないし、ある程度は鍛えておかないと、長期的に続けるのは難しい。
文章や記事を大量生産したいなら、運動も文章を書くことの一部であるという意識が大切。
例えば、有名な話で、小説家村上春樹さんも走るのが好きだよね。
走ることによって肉体の強さを保ち、それが書くことにも良い影響を与えているんだと思う。
肉体のエネルギーを高めることで、記事や文章の量産も可能になっていきます。
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