変わりたいときほど「地味なプロセス」「着実な準備」に意識を向ける。

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最近は、「仕事」関連の相談だったり声も多い。

 

自分の願望にマッチした仕事がしたい、情熱を感じるようなことがしたい、良い人間関係のもとで働きたい、と感じるのは当然のことだよね。

 

今の仕事や職場がどうしてもしんどい、という場合には変更したいと思うもの。

 

ここで最近は「自分で仕事を始める」という選択肢が非常に取りやすくなった。

 

これは素晴らしいことで、働きやすい環境、仕事を作りやすい環境というのは間違いなくあるよね。

 

もしそういった選択をしたくなったときにオススメなのが、

 

段階的に取り組んでいくこと。

 

例えば、仕事にする前に、お金をもらわない形でその仕事をやってみる。

 

無料でやってみる。

 

そして、そのときの感覚を感じる。

 

仕事をやめる前に、休日にその活動を実際にしてみる。

 

休日に、無料で、仕事にしたいことを実際にやってみる

 

ことが有効で、そうすると「実感できる」わけだよね。それが自分のやりたいことか、向いていることや、やりたいことか、ということが。

 

この「お試し期間」みたいなものがあると、自分をよく知ることができる。

 

お試し期間なしにいきなり飛び込む、というのも一つの選択肢としてあるけれど、

 

「こんなはずじゃなかった…」

 

と感じることがもしかしたらあるかもしれない。

 

基本的に、しんどいときというのは、いきなりの逆転や転換を求めるもの。

 

すると、プロセスや準備期間というものをすっ飛ばしたくなる。

 

早くその状況や環境から抜け出したくて、プロセスを経ずに一足飛びで変化を起こそうとするんだよね。

 

もちろん、一足飛びで変化を起こそうと思えば起こせるけど、プロセスを経ていないから周囲との不調和が生まれることになったり、

 

準備が足りなくて変化した先で困る、ということも起こりがち。

 

例えば人間関係だと、いきなり連絡を断つ、とかだね。笑

 

話し合うというプロセスを経ずに、一足飛びに変化を起こそうとする。

 

もちろんそうすればプロセスを経ないから楽ではある。

 

だけど、そこに大きな不調和が発生してその影響が波及してしまったり、自分も自分を好きになれなくなってしまったりする。

 

その後で自分を責めたり否定する要因になっちゃうんだよね。

 

「いやだな、プロセスすっ飛ばしたいな」

 

それを「心の声である」「本音である」ということと勘違いすることってあって、

 

それは実はそんなに高尚なものじゃない。笑

 

それはただ「恐れている」ということなんだよね。

 

仕事に関しても、実際にお金を得るところまで行くにはそれなりに時間もかかる。

 

それも一過性のものではなくて持続性を求めるなら、なおさら準備期間は必要だ。

 

それはネガティブなことではなく、ただ、そういうものである、というだけのこと。

 

しんどいとき、人は一気に変化することを求める。

 

結果、プロセスを飛ばしたくなる。

 

だけど、プロセスを飛ばすことで一時的に楽な思いを感じるかもだけど、

 

その代償として、長期的な苦しみを負うことになる。

 

そういうことって実際にあるんだよね。

 

なので、願望を持ち、願いを持ち、こうしたいという思いを持ったら、

 

そのために必要なプロセスを着実に歩んでいくこと。

 

準備をしたり、話し合ったりしていくこと。

 

少しそんなことを意識してみると、長期的に喜びの多い感じになるのではないかと思います。

 

 

 

 

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