さて今日は「自立」と「相互依存」について書きたい思います。
というのも、昨日セッションの中で出てきたテーマだからなのですが、
僕らは『自立』と聞いたとき、それがゴールであるかのような感覚を感じることがあります。
子供が親に依存している状態から自立することができたなら、
それは成長ですし、ある種のゴールのような気がしますよね。
ただ、実は自立した状態は最終的なゴールというわけではなく、
その次の段階として【相互依存】があります。
これは有名な『7つの習慣』という本に示されているわけなのですが、
相互依存とは、他者との協力関係です。
お互いに自立した存在同士が協力関係を結んで、一緒により遠くに行こうとしたり、
より大きなことを成し遂げたり、より大きな喜びを得ようとすることを言います。
例えば専門的な知識やスキルを持った人が集まれば、大きなことができますよね。
たった1人でやろうとするよりも、人と協力した方が色々なことができます。
また、個人の話で言っても、成長スピードは上がりますし、
何かを成し遂げたときの達成感も一体感を伴うものになります。
喜びも大きいでしょう。
人と一緒に何かをする、人と一緒。
そういった表面的な状況だけを見て「依存しているのかな」と見る人がいますが、そうではありません。
人と一緒にいてはいけないわけではないし、人に頼ってはいけないわけではないし、人と協力してはいけないわけではありません。
むしろそれができるのは、自立の先のステージに進んでいるということ。
この認識が大事なのは、
あまりにも自立を大事にすることで孤立してしまい、先に進めなくなることがあるからです。
自立だけで頑張ろうとすると、いつか限界が来ます。
というのも、人には得意なことがある一方で苦手なこともあり、
なかなか自分一人では越えられない壁にぶつかることになるからです。
例えば、自分でビジネスをすると、税務関係の作業が必要になります。
しかし、それを自分が苦手としていたなら、そちらにものすごい労力や時間、感情的リソースを費やすことになりますよね。
人と協力関係を結ぶだけで、その課題は解決します。
他にも、コンテンツを作ったりサービスを提供するのは得意だけど、
マーケティングやビジネスを考えることは苦手なケースもあります。
その場合でも「自立が大事」と考えて他者の協力を得ずにいると、
自分のビジネスがなかなか広がらず、売り上げが上がらず、苦しい現実を体験することがあり得ます。
これらはあまりにも自立を大事にしたこと、自立こそがゴールなのだと【勘違い】したことから起こる人生の困難です。
全てを一人でやる必要はありませんし、
自立することだけが正義であるわけでも、素晴らしいわけでもない。
むしろ、他者と協力関係を結ぶことは自立の次のステージとして存在するものなのだ、と認識する。
そうすれば、他者と協力関係を結ぶことへの心理的抵抗感をなくすことができます。
その抵抗感が減れば、実は存在していた解決策、あなたの人生を前に進ませてくれる方法に出会うことができたり、
その存在に気づくことができるようになります。
自立を大事だと考えすぎることで、他者との協力関係を結ぶことに抵抗感があったという場合、
一度「他者との協力関係は、自立の次のステージとして重要なことなのだ」という風に考えてみていただくと、
【なかなか変わらない現状という壁】を突破できるかもしれません。
無料で相談が可能なので、興味ある方は下記から詳細をご確認ください。
無料メールトレーニング講座を提供しています。
このメール講座だけで、
・本物の『自信』を持つ方法
・『メンタル』を強く安定させる方法
・『人間関係』を楽にする秘訣
・関係性を良くする『コミュニケーション』
・状態を整える『認知』の仕方
・自分で自分の『心の状態』を整える
・『行動力』を無理なく上げる方法
など、あらゆる分野を学んでいただけます。メンタルの基礎から応用まで網羅しており、これさえ受講いただければ、という内容になっているので、ぜひお受け取りください。完全無料で、いつでも簡単に解除できます。
LINE@でも最新情報、LINE限定コンテンツを随時配信中です。
YouTubeもやっています。
noteも書いています。
:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
本も出版しています。
こちら韓国でも出版されました。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!