昨日は、東京にてイケジム東京セミナーをやっていたので、昨日まで東京にいて、今日大阪に帰ってきた。
今回のイケジムセミナー、気づくことがたくさんあったので書いていきたい。
配られたカードの中で最善を尽くすこと
今回は、トランプを使ったゲームを通じて、様々な気づきを得てもらった。
ゲームの最初にトランプを配るのだけど、どんなカードを配られるかは分からない。
プレイヤーは、その配られたカードで戦うことになる。
どんなカードが配られるか、ということは自分にはコントロールできない。
『自分の「武器」を見つける技術』にも書いた通り、
それは人生でも全く同じで、自分の容姿や体型、どんな親のもとに生まれるか、どんな環境か、どんな時代か。そういうのは一切選ぶことができない。
強制的に決まっていて、その中で生きていくことになる。
今回のゲームでも大事だったのは、「どんなカードが配られるか分からないけれど、配られたカードの中で最善を尽くす」ことだった。
配られたカードに文句をつけるメンタリティの人は、勝つことはできない。
文句を言ったところでカードは変わらないし、何の意味もないのだ。
それは自分自身にも言えることで、自分のコントロールできないことに対して文句を言っても何も始まらない。
親がどうであるとか、環境がどうであるか、自分の容姿、自分の才能。
そういったものに文句を言っても意味はない。
大事なことは、配られたカードをいかに活かすかだ。
ルール次第で変わる「2」という数字の価値
トランプの場合、面白いのは、例えば「2」という数字について考えてみると、
大きければ大きいほど強い
というルールの中にいれば、2という数字は非常に弱いカードになる。
しかし、「大富豪」だったらどうか。
大富豪というルールの中に入ると、2という数字はジョーカーに次ぐ強いカードとなる。
つまり、2という数字が良いか悪いかなど、最初から決まっているわけではない。
どういう「場所」にいるか、どういう「ルール」の中にいるかによって、2という数字を活かせるかどうかが決まるのであって、
活かせるかどうかは場所次第、ルール次第というわけだ。
これは、自分の武器についても同じことが言える。
自分が持っている性質には、最初から良い悪いがついているわけではない。
どこにいるか、どういう人たちの中にいるか、どういう仕事についているか、どういう価値観を持つかによって、
自分の性質を活かせるかどうかが決まる。
今幸せになることで、過去も「あれで良かった」と思える
人生が苦しい人は、自分の武器を活かせていない。
それはつまり、自分の武器を活かせる場所にいない、ということだ。
「大小が全て」という価値観の中にいる「2」という数字と同じ状況になっている。
「2」という数字を持っている人は、さっさと大富豪をやればいいのだ。
そうしないから、自分に配られた「2」という数字を恨み、自分を「2」にした親を恨み、環境に文句を言うことになる。
しかし、「2」という数字を持つ人も、大富豪をやった瞬間に親に心から感謝するようになる。最高の環境だったのだと感じるようになる。
「今」幸せなら、過去の全ても、これまでの人生も、幸せだったことになる。
過去など、その程度のものだ。
過去をいつまでも恨んでいる人は、「今」幸せではない、「今」幸せだという選択ができないという、ただそれだけのこと。
大事なことは「2」を「10」に変えることではない。
「2」が最強となる場所に行くことだ。
つまり、自分の武器を活かせる場所にいる、自分の武器を活かせるフィールドを選ぶ、自分の武器を活かせる価値観の中にいる、ということ。
そのために、自分を知り、環境を知る。
そうすることで、人はおもいっきり自分の武器を活かすことができて、結果、最高に楽しい人生を送ることができるのだ。
無料メルマガも配信しています。より深く濃い情報を得たい方はこちらからご登録ください。
オンライン人生相談バー『いけじゅんBAR』も好評です。
:いけじゅんBAR第2回「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
大好評コンテンツ「人生で大切なこと」をストーリー形式で面白く読める「学べる物語」記事はこちらから全て読めます。