「いまいち、現実変わらねえなあ」と悩んだとき、向き合うべきことはこれ。

shutterstock_415489939

 

筋トレを始めて久しいけれど、

ありがたいことに、凄腕のトレーナーとトレーニングする機会をいただくことがある。

 

その方、東日本の大会で優勝しちゃったみたい。

 

いやはや、すごい。

 

最近は怪我の関係だったり予定の問題でなかなかできていないのが残念。

ただ、一緒にトレーニングをやったときにわかったことは、

 

自分ができているつもりになっている

 

ってことだった。

 

そういう角度か!

そこに力入れるのか!

フォーム、むず!

ぎゃあ!

 

みたいな。

 

こればっかりは本当にやってみないとわからない。

 

自分ができているつもりなのって、自分はできているつもりなわけだから、わからないんだよね。

 

だから、本来だったらもっと結果が出てもおかしくないのに、微妙に結果が出なくなっちゃってるわけです。

 

これは筋トレだけじゃなくて、はるか昔に遡れば、受験勉強のときだってそうだった。

京大を受験して不合格だった現役時代。

 

勉強したつもり

わかったつもり

 

のものばっかりだった。

 

完全にトレーニング不足だったし、

トレーニングの方法だって悪かった。

 

結局、個人的な経験からすると、うまくいかないときって

 

できているつもり

 

だったんだよね。

 

メンタル的にもそれは言えて、

自信を持つとか、状態を良くするとかって、言葉で言うのは簡単だけど意外に難しい。

 

意外に難しいんだけど、多くの場合、知識で、頭でわかったことを「できている」ことにしてしまう。

 

でも、できているかどうかは人生を見ればわかる。

 

もしできているなら、色々変わっていく。

結果とか、周囲の反応とか、毎日の行動の安定感とか。

内側の変化は、外側に現れてくるから。

 

もちろん、時間差はあったりする。

 

ただ、人間関係とかだったらすぐに現れたりするもの。

 

だって、会ったときというのは「今その人が発しているもの」を感じられるから。

過去どうだったかって関係ない。

 

結果とか現実っていうのは過去どうだったかをひきずるから変化にある程度の時間がかかるけど、

「今」 その人がどういう状態かっていうのに過去は関係なくて、「今」のその人が現れるわけだから、人が変わるときってまずは人間関係から変わっていくケースが多い。

 

で、状態が本当に良くなっていくと、

その人が魅力的に見えるようになっていく。

 

なんかモテそうだな、みたいな。

 

「モテますよね?」

と言われるようになったとか。

 

異性の反応なんていうのはわかりやすい例。

状態がよくなってくると、なぜかモテ始めたりする。

 

周囲の人というのはその人の変化をわかりやすく察知できるわけで、自分の在り方が変われば、そこに反応する。

 

その人が「今」発してるものに反応するわけだから、

自分が変われば他人の反応は変わらざるを得ない。

 

だから、自分が変わったかどうかって、周囲の反応が変わったかどうかで結構わかる。

 

いや、これは、周囲の反応が変わることを目的にするということではなくて。

そういうことじゃないんだけど、結果的に、そこも変わってしまう。

 

例えば、お店とか行っても、普通にこっちの状態が良かったら友達みたいになっちゃうわけだよね。

どこ行っても。

こっちに心のバリアとか壁がないから、相手も話しやすい。

もちろん、相手にバリアがある場合だってあるけど、それさえも崩しちゃうくらいの感じになったりする。

別に意図するということではなく、そうなっちゃうんだ。

あまりに緊張するってことは、まだバリアや恐れがあるってこと。

 

そこは、トレーニングのしがいがある。

伸び代ってことです。笑

 

昔のイケジュンは無数のバリアが張り巡らされている鉄壁の孤城だったから、誰も城内に侵入することはできなかった。笑

緊張とかもあったし。

 

昔のイケジュンはそりゃあもうトゲトゲしていたし、切れ味鋭いナイフみたいな人間だったと思う。

 

ただ、今は、「安心感がある」とか「やわらかい」とか言われるようになりました。

「おれは変わったんだぜ。まじ」と一人で言ってるわけじゃなくて、周囲の人にそう言ってもらえるようになった。

 

そうやって周囲の人に言われる言葉で、自分の今の状態を確認することができるもの。

 

最近もイケジムのメンバーから、

「変わったねって言われるようになりました」という報告をもらったんだけど、それって「本当に変わってる」ってことなんだよね。

 

自己評価だけでなく他者からの評価も変わる。

そのとき、人生って変わっていくもの。

 

だって、他者に認められたり、他者に良いものを与えられるようになっているわけだから。

 

でもそれは、それを意図したわけではなくて、

自分の中の安心感や受容感、自信といったものを本当に育てていったときに、結果的にそうなるということ。

 

そうやって本当に内側を育てていくときには、実は人と関わることも重要で。

 

というのも、

自分だけのときはできるけど、人がいるとできない。

 

それって、本当にはできていない、ってことなんだ。

 

そういう人は、人と関わった方がいいんです。

そこも、伸び代です。

 

人と関わって、その中ででもできるのかどうかのトレーニングをしていけばいい。

 

男だったら、美女相手にドキドキして普通でいられないとかもそう。

メンタルができていない。

笑。

いや、本当に。

どんだけ知識知っててもそこができてないなら、メンタル改善する余地、メンタルトレーニングの余地、ありまくりです。

伸び代です。

 

その場合は、まだできてないんだってことを素直に認めるところから。

そこもメンタルトレーニング。

できていないということを認めるトレーニング。

これも結構難しい。

プライドが邪魔するので。

 

だから、トレーニング。

 

大事なのはプライドを守ることではなくて、願望を実現することであり、体験したい現実を体験することなのだと気づき続けることができるか。

 

 

ということで今日書きたかったのは、

できているつもりになっているだけでは、現実はなかなか良くならない。

トレーニングされて本当に「できるようになった」とき、外側は変わっていきます、ということです。

 

 

 

 

 

より深い内容は、メルマガにて書いてます。

作家・コーチ 池田潤オフィシャルメルマガ登録はこちらから。

 

 

本も出版しています。

「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!

15050086_1234694976587033_1261546830_n

 

『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!

スクリーンショット 2015-11-24 22.06.49

 

 

shutterstock_415489939