毎日セッションしまくってわかった、どんな感情でも自分で整える方法

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日々セッションをしています。

昨日2件、今日も2件、明日も2件という感じで、様々なケースを扱わせていただいているのですが、

その経験の中で「これはマジ大事」と思ったことを書きます。

それが「感情の解像度」です。

最近よくいただくのが「頭では理解できるけど、感情がついてこない」というケース。

ただ、よくよく話を聞いてみると、「まだ頭で理解できていない」ことが結構あります。

本人の中では「頭では理解できている」と思っているのだけど、実は、まだ理解すべきことが残っているということですね。

ここがメンタル改善が難しい理由でもあります。

自分が「こうに違いない」と思っていることが「そうではない」ことがある。

でも、自分はそう信じているから気づくことができず、その結果として「頭ではわかっているけど感情がついてこない」と感じる。

例えば、例を挙げましょう。

 

「職場で、普段は気さくな先輩や上司から、急にそっけない態度(塩対応)を取られた瞬間」

 

このとき、心の中で何が起きているかの「解像度(粒度)」によって、その後の数時間から数日間のメンタル状態が天と地ほど変わります。

 

【ケースA】 解像度が低い場合(感情粒度が低い)


 

1 その瞬間の認識 

「なんか嫌な感じがした」「モヤモヤする」「気分が最悪」

 

2 心の中で起きること

感情に名前がついておらず、輪郭がありません。

「怒り」なのか「悲しみ」なのか「恐怖」なのか「緊張」なのかがわからない、全部混ざり合った大きな黒い塊のような不快感(モヤモヤ)として心に居座ります。

 

3 その後の思考(反芻)  

「なんであの人あんな態度取るんだろう(怒り)」 「何か気に障ることしたかな……(不安)」 「自分って本当に人に好かれないな(自己否定)」 「明日会社行きたくないな(回避)」

原因が特定できていないため、脳が「危険を回避しよう」としてあらゆるネガティブな可能性を検索し続けます。

自分の感情を正確に把握していないとき、「考えすぎ」が起こり、さらに感情は悪化していきます。

 

4 感情的な結果

持続時間 → 数時間〜数日(家に帰っても引きずる、休日も思い出す)

体の反応 → 胃が重い、肩がこる、呼吸が浅いまま

取る行動 → 周囲の顔色を過剰に伺う、オドオドする、または逆に怒りや不機嫌オーラを出してしまう。

 

本人の感覚 「つらい」「人間関係がしんどい」「会社に行きたくない」

 

【ケースB】解像度が高い場合(感情粒度が高い)


 

1 その瞬間の認識 

「いま自分の中に何が起きた?」と1歩引いて観察する。

 

2 心の中で起きること(正確な成分分解)

解像度を上げて、自分の感情をミリ単位で分解・ラベリングします。

「驚き(30%)」 普段と違うリアクションだったから、予測が外れて体がビクッとした。

「拒絶への恐れ(40%)」 自分は『ちゃんとした後輩/有能な人』と思われたいプライドがあるから、それが否定されたような気がして怖くなった。

「他責と自責の迷い(30%)」 相手の機嫌が悪いだけなのか、自分のミスなのかが分からなくて宙ぶらりんで不安だ。

 

3 その後の思考(メタ認知による切り離し) 

「なるほど。自分はいま、『嫌われたくない、有能だと思われたいという自分の期待値』が揺らいだから、警戒アラームが鳴っているだけだな」と気づく。 さらに状況を客観的に切り分けます。

「相手の機嫌 相手の領域(天候のようなもの。睡眠不足かもしれないし、直前に別件で怒られただけかもしれない)」

「自分の落ち度 業務上、直近でミスをした心当たりはあるか? → ない。なら今すぐ自分がやるべき対処はない」

 

4 感情的な結果

持続時間 → 数分〜長くても30分程度

体の反応 → 一瞬キュッと固まるが、「あ、アラームが鳴っただけか」と気づいた瞬間に深呼吸でき、脱力する。

取る行動 →  いつも通りのフラットなトーンで次の業務に戻る。必要があれば「何か気になる点ありましたか?」と淡々と確認できる。

 

本人の感覚 「感情は揺れたけれど、飲み込まれずに済んだ」「自分の感情を自分で整えられる」

 

 

例えば、解像度が高いとはこういうことです。

セッションでは最低でもこのくらいの解像度で見ていきます。最低限でこれくらい、という感じで、本当はもっと言語化できることがたくさんあります。

 

例えばこれが「頭で理解する」ということです。

実際、「感情がついてこない」「感情を変えられない」ときは、そもそもここまでの解像度で感情を理解できていないケースが多くあります。

 

つまり、まだ頭でも理解できていないということです。

 

感情を変えられない、整えられないのはなぜかというと、

感情が低下した真の原因がわからず、だからこそ、解決策もわからない

からです。

 

原因も解決策も不明瞭でわからないから、感情を整えようがない

という状態。

 

これは全てのネガティブ感情に当てはまります。

・めんどくさい
・行動できない
・やる気が出ない
・イライラする
・許せない

これらには必ず原因が存在します。

その原因を丁寧に紐解くことによって「ということはこの解決策が効くよね」とわかる。

 

原因がわからないから解決策もわからない。

だからずっと同じところをぐるぐるしてしまう。

これが僕らの悩みの正体です。

 

感情の解像度を上げることができれば、

「自分の感情を自分でうまくマネジメントする」ことができるようになります。

今回はぜひ、

「感情の解像度を上げることが超重要なんだ」

ぜひこの点を押さえておいてください。

 

下記の動画でも詳しくこのことを解説しています。

 

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