【9割の人は知らない】ポジティブ感情は自分で作れる。世界的メンタル専門医が語る「真のメンタル改善法」

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新しい動画を公開しました!

:【世界的メンタル専門医】変われないセッションの原因と、現代セラピーの問題点。成果が出る真のメンタル改善法とは?

 

文章版はこちらです。

こんにちは、池田です。

今日は「マジで変われるセッションの真実」というテーマでお話ししていこうと思います。

ある方を紹介させていただきながら、感情の整え方について詳しく掘り下げていきます。

今、画面に映っているのは通称「ドクターK(Dr. Alok Kanojia)」という方です。

彼は「Healthy GamerGG」というチャンネルを運営しており、登録者は330万人を超えています。ハーバード卒の精神科医であり、YouTubeの中でも非常に大きな影響力を持っている人物です。

彼が、ある動画の中で「良くなれるセラピーと、良くなれないセラピーの違いとは何なのか」について語っていました。

現状のカウンセリング等において、なぜ「受けたのに良くなれない」「変われない」ということが起こるのか。

その具体的な問題点と解決策が、感情の整え方において非常に重要な内容でした。

僕自身、16年間トレーナーとして活動してくる中で、彼が言っていることはまさにその通りだと感じる場面が多かったです。僕の経験談も交えながら、詳しく解説していきます。

東洋の知恵と西洋科学のハイブリッド

 

ドクターKは、僕自身も非常に参考にしている存在です。

他にもスタンフォード大学のヒューバマン教授など何人かウォッチしている方がいますが、特にドクターKの面白いところは「東洋の知恵と西洋の最新科学のハイブリッド」であるという点です。

彼は元々「廃人ゲーマー」で、深刻なゲーム依存の状態でした。

そこからインドへ渡り、7年間もの修行をするという異例の経歴を持っています。ここで東洋哲学や知恵を深く習得したんですね。

その一方でハーバード大学に入り、西洋医学と科学を学び、精神科医になりました。

さらにホワイトハウスや国連とも連携して、世界のメンタルヘルス向上に携わっているという、非常に稀有なキャリアを歩んでいる方です。

「受容」に偏りすぎているという問題点

 

そんな彼が最近の動画で、「感情をどう良くしていくか」について語っています。そこで指摘されていたのが、

現代のセラピーやカウンセリングが「受容(受け入れること)に偏りすぎている」という点です。

「受け入れること」に重心が置かれすぎているために、変化や変容が起こりにくくなっている。彼の言葉を引用すると、こうなります。

 

「私たちは感情を、あたかも自分に与えられた「変えられないもの」として捉えてしまっている。変えようとすべきですらなく、ただ受け入れるべきだと。

実は、自分が何を感じるかはコントロールできる。「コントロール」と言っても、抑圧するという意味ではない。特定の状況に対して「どのような感情を発生させるか」をコントロールできるということだ。

「感情の受容」へと向かう流れの中で、私たちは実は、非常に困難だが極めて重要な取り組みを放棄してしまっている。

それは「特定の感情を自ら生み出し、感情体験を変えることができる」という取り組みだ。」

 

実は、自分が何を感じるかということはコントロールすることができます。

ただし、この「コントロール」とは感情を抑圧するという意味ではありません。「特定の状況に対して、どのような感情を発生させるかをコントロールできる」という意味です。

「感情の受容」という流れの中で、私たちは実は、非常に困難ではあるけれども極めて重要な取り組みを放棄してしまっています。

それは「特定の感情を自ら生み出し、感情体験を変えることができる」という取り組みです。

 

今の自分を感じる、受容する、感じ切る。それ自体は決して間違いではなく、非常に大事なプロセスです。しかし、「それだけ」になってしまうと、効果が最大化されません。

感情のコントロールの正体は「認知のコントロール」

 

「感情のコントロール」という言葉を聞いて、抵抗感や違和感を抱く方もいるかもしれません。

「感情は抑圧してはいけないものだ」という考えがある場合、その言葉自体にネガティブなイメージを持ってしまうケースがあるからです。

 

しかし、厳密にはこれは「感情のコントロール」ではなく【認知のコントロール】です。

認知(捉え方)を変えていくことで、結果的に感じる感情が変わってくる。

 

ですから、実は感情そのものを操作しているのではなく、その手前にある認知をコントロールしているわけです。

もし認知を全く変えずに感情だけを変えようとするなら、それはまさに「感情の抑圧」になります。認知はそのままで、生まれてくる感情を無理やり変えようとすれば、どうしても抑圧の要素が入ってきます。

「感情のコントロール」に抵抗感を感じてしまうのは、この「認知を変える」という視点が抜け落ちて、「無理やり感情を変える」イメージになってしまっているからではないでしょうか。

 

その結果、ただ生まれてきた感情を受容するだけ、という傾向に陥ってしまうのではないか。

これは僕自身の見解ですが、そのように考えています。

 

重要なことは、感情のコントロールとは実際には「認知のコントロール」であること。

認知のコントロールができるようになれば、特定の感情を自ら生み出して、感情体験を変えることができるようになります。

これには訓練や条件付け、そして「神経可塑性(脳が書き換わる力)」が必要です。

 

ドクターKも言っていますが、最初にそれまでと違う考え方を選択するのは、とても難しいことです。しかし、それを何度も何度も繰り返していくうちに、次第にそれは自動的になっていきます。

彼が全般不安障害などの心理療法で行っているのも、まさにこれです。

「新しい認知や考え方」を手に入れて、現場で何度も練習していく。そうすることで、自動的にその認知ができるようになり、結果としてベースラインの感情反応そのものが変わっていく。それは、あなたにも可能なことだと彼は語っています。

「腸内環境」と「便」のメタファー

 

ここで、僕がよく例として出す「腸内環境」の話をさせてください。

腸内環境が悪いと、便の状態も悪くなりますよね。

そのとき、「便の調子を良くしたい」と思ったら、便そのものにアプローチはかけないはずです。便はあくまで結果として生まれてきているものだからです。

本当の原因は腸内環境にあります。だからこそ、腸内環境を良くすることに取り組むわけです。 感情もこれと同じです。

 

感情は「便」のようなもので、結果的に生まれるものです。一方で「認知や考え方」は「腸内環境」です。

腸内環境(認知)を良くしていくことで、結果的に生まれる便(感情)を良くしていく。これが、ドクターKの言っていることを例えた形になります。

 

そして、この認知を変えるにはトレーニングが必要です。何度も練習して身につける技術やスキルのようなものなので、知識を得るだけで一朝一夕にできるものではありません。

車の運転や楽器の演奏と同じように、練習が必要になります。

 

僕の「とんかつ屋」での実体験

 

最後に、僕自身の経験を紐付けながらお話しします。

浪人生の頃、僕は家庭環境の事情で、自分でお金を稼ぐためにアルバイトをしていました。初めて行ったのが「とんかつ屋」さんだったのですが、そこの店長がめちゃくちゃ怖かったんです。

 

当時の僕はメンタルが安定していたわけでもなく、自信もありませんでした。毎日バイトに行くのが、本当に嫌で嫌で仕方がなかった。

「自分がダメな奴だと思われること」や「できない自分」に直面するのが苦痛でした。

 

もしその時に、受容だけのアプローチのセラピーを受けていたらどうなっていたか。

「今、どれだけ嫌な気持ちで、どんな風に感じているか」を聞いてもらい、受け入れてもらう。その時は、人の繋がりや安心感を感じて癒やされるかもしれません。

 

しかし、明日もまた、バイトには行かなければならないわけです。

 

認知や考え方が変わっていないので、翌日になればまた憂鬱な気持ちでバイトに行き、また嫌な気持ちになってセラピーへ行き……という繰り返しになります。

これはある種、ネガティブが溜まっては癒やされるという「対処療法」になってしまい、「そもそもネガティブな感情を感じなくなる」という境地にはたどり着けません。

 

では、ここでドクターK的な、あるいは「イケジム」的なアプローチを取ったらどうなるか。

まず、今の辛さをしっかり受容します。「辛かったね」と受け入れる。その上で、「じゃあ、どういう考え方や認知をしていこうか」という話をしていきます。

感情そのものではなく、その原因と対策を一緒に考えるのです。

 

例えば、「店長が自分をどう思うか」や「仕事ができる・できない」が自分の価値基準(勝ちゴール)になってしまっているからこそ、今ネガティブな感情が生まれている、と分析します。

その上で、新しい認知を手に入れていきます。

「人生初のバイトで、しかも店長が怖いというプレッシャーの中で、最初からうまくできない自分を責める必要はないよね」

「店長は確かに怒っているけれど、それは店長自身の感情コントロール(認知のコントロール)ができていないという、店長の課題でもあるよね」

 

こうして自分の課題と相手の課題を分離したり、「ミスをしないように工夫する」「1日1つできることを増やす」といった「自分がコントロールできること」だけに集中する、という認知にアクセスしていきます。

 

ここでは「こういう感情になろう」といった感情の話は一切していません。

あくまで認知の話をしています。しかし、この認知のプロセスを通ることで、結果としてプラスの感情が生まれてくる。これがドクターKの言う「感情体験を変える」ということです。

 

これを行わない限り、職場でのネガティブ感情を防ぎ切ることはできません。感情の受容は必要ですが、それだけではなく、感情を生み出す「認知」という根源にアプローチしていくこと。そして、それはトレーニングが必要なものであるということ。これが、今回お伝えしたかった真実です。

今後も、面白い知見やシェアしたい話があれば、どんどんお伝えしていこうと思います。

 

最後に一点お知らせです。

現在、僕が運営しているメンタルジム「イケジム」の募集を日曜日まで行っています。

こうした「自分の感情を自分で上げられるようになる」ためのトレーニングを実際に行い、内面的な成功と外面的な成功の両方を手に入れたいという方は、ぜひ詳細を確認してみてください。