人は、自分が自分に許可していることしか受け取ることができません。
例えば、過去に何らかの競争に敗北し、それがすごくショックで、そして勝者と認識した人に対する怒りのようなものが芽生えたとして。
そのことによって、自分自身が傷ついたとして。
そうなると、自分が「勝者とされる立場」に立てなくなることがあります。
それがたとえ、実際には勝者とか敗者とか、そういうものとは関係のないものだとしても。
何かが上手くいくということが勝者ということになり、その上手くいく立場に立てなくなる。
誰かを傷つけてしまうのでないか、と怖れるからです。
そんなことをするくらいならば、自分が上手くいくことは避ける。
それはある意味、他者への愛から生まれる行動であり、勝者という権力者に対する反抗心でもあります。
誰かを傷つけることをよしとしないからこそ、自らが成功することをよしとしない。
自分が成功する=他者を傷つける
頭の中で、そういうことになっている。
それは、他者の成功によって、自分が深く傷ついたからです。
自分が深く傷つき、深く怒りを感じたから、抱く思い。
まずはそのことを認識する。
「自分が上手くいくことを自分に許可する」
実は、これができない人が多くいます。
でも、自分が上手くいくことを自分に許可しなければ、
他人が上手くいくことにも良い思いは抱けなくなってしまいます。
自分が自分に禁じていることは、他人にも禁じてしまいたくなるからです。
自分が上手くいっても、誰も傷つかない
自分が上手くいくことは、誰かを傷つけることではない
そのことを受け入れること。
心の優しい人ほど、そのことを受け入れることが必要。
他者への思いがある人ほど、自分の思いを大事にすること。
自分が力を発揮すること、自分自身の心の声に耳を傾け、本当は自分は何を望んでいるのかを知ること。
自分を犠牲することで他者への愛を示すのではなく、
自分を愛することで、自分が活かすことで、他者への愛を示すこと。
それが大事だなと思います。
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:いけじゅんBAR第2回「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
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