【対人関係の不安はこれだけで解消できる】恐怖を和らげる専門トレーニング

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今回の記事では「対人関係における不安」について扱っていきます。

職場の人間関係などにおける不安があるストレスを感じますよね。

 

または、一歩踏み出そうとしても、対人関係においての心配があると、なかなか一歩が踏み出せなくなりやすいものです。

 

というのも、一歩踏み出す先には大抵「人」がいるものなので、対人に対する不安があると、ハードルがすごく上がってしまいます。

 

逆に言えば、人に対する不安が解消できれば、一気に人生は開けてきます。

 

行きたいところに行けるし、参加したいところに参加できるし、やりたいことができる。

そのような状態を手に入れるという意味で、対人に対する不安感を解消しておくことは非常に高いリターンのある取り組みになります。

 

ということでこの記事では、対人関係における不安の解消法について書いていきます。

 

対人関係不安の原因とは?


 

まずそもそも不安がどこから来るかというと、

過去の記憶

です。

 

仮に、過去の経験の中で、すごく良かった記憶ばかりだとしましょう。

良い親、良い人間関係、素晴らしい友人、素敵な恋愛。

そういうバラ色の記憶が脳に刻み込まれていたとすれば、人は対人関係に不安を抱くことはありません。

 

僕らは過去の記憶にもとづいて未来を考えるので、

過去の記憶が良いものであったなら、未来に対しても明るいイメージを持つことができます。

 

ただ、人間関係がそこまでバラ色なことはほとんどなく、

僕らは人生の中で何かしらネガティブな経験をします。

 

すると、そのネガティブな経験がネガティブな感情と共に脳に記憶として残り、そのネガティブな記憶を反映させた未来をイメージします。

 

「またあんな風になったらどうしよう」

と思うわけですね。これが不安です。

 

不安とは未来に対して抱くものであり、

過去の記憶を反映させた未来イメージに対して、僕らは不安を感じています。

 

まずはこのことを理解しておくことが第一歩です。

 

そして、ここから冷静になって考えていくのですが、

過去の経験と同じようなことが『本当に起こり得るのか』を考えてみましょう。

 

僕らは過去の経験を一般化して考えてしまうものなのですが、

実際のところ、過去の出来事は【特定の人物】【特定の状況】があったからこそ起こっていることです。

 

現在、すでにその人物はおらず、状況も異なり、自分自身も成長しています。

人は基本的に経験から学び、成長します。

 

何かうまくいかないことがあったなら余計にそうで、

もうそういうことにはならないために、僕らは対策を考えます。

 

学び成長し対策を考えるので、実際のところ同じことって起こらず、同じようにはならないんですよね。

 

ただ、僕らはなかなかそのように理性的に考えることができません。

過去の経験をそのまま未来でも起こるような気がしてしまいます。

 

結果、対人関係が生まれる機会があったときに、不安や心配が出てくる。

 

このとき、脳の【扁桃体】という部分が活性化しています。

扁桃体が活性化すると、僕らは感情的になるようになっています。

グっと強いネガティブ感情が感じ、そうなると、理性や思考を働かせることができなくなります。

 

そのことを理解しておくことも非常に大事なことで、今この記事で実践しているのも、

扁桃体の働きを落ち着かせて、前頭葉を活性化する

ということです。

 

これが対人関係の不安を解消するのに最も大事なことになります。

 

感情がネガティブに偏り、感情的になっている状態から、

落ち着いて冷静な状態になれるよう練習していくんですね。

 

対人関係の恐怖が落ち着くのは、扁桃体を前頭葉が落ち着かせることができて、冷静に理性的に考えられるようになったとき。

 

脳は練習次第でどんどん成長していくので、練習を続けていけば、感情的に落ち着き、良い状態でいられるようになっていきます。

 

具体的に対人不安にどう対処するか?


 

具体的に、対人関係における恐怖にどう対処していくか考えていきましょう。

 

まず代表的な対人関係における不安とは、

「どう思われるだろう」
「嫌われないだろうか」
「うまくやっていけるだろうか」

といった「他者評価が気になる」ことだと思います。

 

過去に他者との関係がうまくいかない経験があったとき、上記の思考は生まれやすくなります。

 

他者評価が気になることによって生まれるネガティブ感情を解決するために、

まずは自分自身がどんな認知や思考を持っているのか?そこを理解していきましょう。

 

自分の思考や認知に気づき、距離を取ること。客観視できること。

それが対人関係に対する恐怖や不安を和らげる根本的な方法になります。

 

例えば、他者評価を恐れる場合というのは、

『他者の評価』と『自分の価値』を【一体化】してしまっています。

 

本来は、他者の評価と自分の価値は関連性はありません。

 

ただ、何らかの経験によって「他者がどう思うかで自分の価値が決まる」という風に感じることがあり、

その感じ方が「他者評価を恐れる」感覚につながっているんですね。

 

なので、まずは明確に、他者の評価と自分の価値は別物であると頭で理解しましょう。

 

これを僕は【自分の価値ごとにしない】と呼んでいます。

 

自分の価値ごとにしない練習を積んでいくと、だんだんと他者がどう思うかが気にならなくなっていきます。

 

具体的には、他者評価を恐れる感覚が出てきたときに、

 

「あ、今自分は他者が自分をどう評価するか、どう思うかを恐れているな」

 

「つまり、他者評価と自分の価値を一体化している、自分の価値ごとにしている状態だ」

 

「でも本来は、他者評価と自分の価値は関係がない。だから、この不安な感情は偏った認知の結果として生まれているもので、この不安は感じる必要のないものである」

 

「では、もし自分の価値ごとにしなくていいとすれば、どんな風に捉え、どんな風に感じ、どんな風に行動すればいいのだろう?他にどんな選択肢があるかな?」

 

「もし自分の価値ごとにしていないのであれば、普通に仕事に集中しているだろう。

あの人を避けるのではなく、普通に話しかけ、質問すべきことはして、仕事を仕事として全うするだろう。

必要以上にビクビクしたりする必要もないし、話すときは堂々とした態度で、普通の態度で、ただ話すべきことを話すだけだな」

 

という風に考えていきます。

 

こういう理性的な取り組みを何度も繰り返していくと、だんだんと自分の価値ごとにしない力がついていきます。

最初の頃は、感情がついてきません。

頭ではわかるけど、感情的には不安や心配を感じる状態です。

最初はそれで大丈夫です。

 

その状態であったとしても、コツコツと【気づく(自分の認知を客観視する)→認知を整える】ことを繰り返していきます。

すると、だんだんと脳の神経回路が育ってきて、本当にそう感じられるようになっていきます。

 

自分の認知のことを認知する【メタ認知力】が上がってきて、

出てきた感情に飲み込まれずに、冷静に対応できるようになり、次第にそもそもネガティブな感情が出なくなってきます。

 

継続さえできれば、良くなれる


 

最大のポイントは、継続できるかどうか、です。

このトレーニングはこれまで多くの人が成果を出してきたもので、研究でも効果があることが証明されている確かな方法。

継続的に実践できれば、着実に良くなっていくことができます。

成果が出るかどうかという点については、本当に安心していただいて大丈夫です。

 

ただポイントは、継続できるかどうか。

 

継続ができなければ、どんな素晴らしい方法も成果につながることはありません。

 

ですので、僕は継続してトレーニングできる環境として【イケジム】というものを運営しているのですが、

もし本気で継続してトレーニングしていきたい場合は、ジムをご利用ください。

成果が出るところまでサポートしていきます。

 

サポートの価値は、成長スピードの向上と、成果を着実に得られることです。

サポートが入ることで成果を出すためのハードルを極限まで下げることができるので、望む成果を得やすくなります。

 

自分でやっていきたい場合には、とにかく小さく始めていただいて、習慣化すること。

無理をすることなく、頑張りすぎず、できないときがあっても自分を責めずに取り組んでみてもらえたらと思います。

 

大事なところなので具体的な認知を整え方をもう一度記載します。

下記のようなイメージで、認知を整える練習に取り組んでみてください。

 

「あ、今自分は他者が自分をどう評価するか、どう思うかを恐れているな」

 

「つまり、他者評価と自分の価値を一体化している、自分の価値ごとにしている状態だ」

 

「でも本来は、他者評価と自分の価値は関係がない。だから、この不安な感情は偏った認知の結果として生まれているもので、本来はこの不安は感じる必要のないものである」

 

「では、もし自分の価値ごとにしなくていいとすれば、どんな風に捉え、どんな風に感じ、どんな風に行動すればいいのだろう?他にどんな選択肢があるかな?」

 

「もし自分の価値ごとにしていないのであれば、普通に仕事に集中しているだろう。

あの人を避けるのではなく、普通に話しかけ、質問すべきことはして、仕事を仕事として全うするだろう。

必要以上にビクビクしたりする必要もないし、話すときは堂々とした態度で、普通の態度で、ただ話すべきことを話すだけだな」

 

今回は「他者評価が気になってしまう」という具体例を挙げながらになりましたが、他にも対人関係における不安や恐怖はありますよね。

 

そういったものにもトレーニングによって対応することができるので、今感じている課題を解決したい方はまずは無料体験トレーニングをご受講ください。無料で解決策についてお話しさせていただきます。

 

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