昨日は韓国のプロゲーマーへのコーチングセッションでした。
選手は韓国語しか話せない状態なので、通訳を入れての実施だったのですが、何も問題なく実施できました。
とはいえ、自分の中では様々なことを準備しましたし、簡単にできたというよりも、現場でしっかりと対処できたということなのですが、今回の経験は非常に大きかったです。
というのも、海外の選手、海外の人に対してもコーチングセッションを行えることがわかったからです。
つまり、僕とっては、一気に仕事の幅がグローバルになった瞬間でした。
今後は、海外の方であろうが何の抵抗もなくコーチングを提供することができます。
この意識になれば、実際、そういう仕事も気やすくなるでしょうし、自分から求めてもいけます。
そういう意味で、昨日は本当に自分の人生にとってターニングポイントになるような日だったなと思います。
では本題へ。
コーチングやメンタルトレーニングのセッションをしているとわかるのが、
僕らは基本的に「よくなりたい」「こういう未来を作りたい」「こうなりたい」という思いはあっても、
なかなか現状を変える意識やアクションを起こすことができていないという現実です。
これは以前のYouTubeでも話したのですが、「自己肯定感を上げたいです」という方がいらっしゃったとして。
その方に「では、現在、自己肯定感を上げるためにどんなことに取り組んでいますか？」と聞くと、
特に何かに取り組んでいることはない、という返事が返ってくることがほとんどです。
これは実はほとんどの人がそうで、人間の脳の性質的に仕方がないこと。
なので、そうだったとしても自分を責める必要はなく、「そうなんだ」くらいに受け取っていただいて大丈夫です。
ただ、現状を本当に変えていくなら、願いを現実のものにしていくなら、そこに変化を加えることが必要です。
つまり、自己肯定感を高める具体的な取り組みを始める、ということですね。
コーチングセッションの何に役割があるかというと、改めてどんな取り組みをするか？を明確にする時間になることです。
僕らは放っておくと、ただ現状が続くような意識や行動をどうしても取ってしまいます。
なので、時間がどれだけ経っても、なかなか現状が変わっていかないんですね。
だからこそ、「考える時間」「日々の取り組みを見つめ直す時間」を確保していただいて、コーチやトレーナーと一緒にどんなことに取り組むのかを考えていく。
自己肯定感を高めたい、メンタルを整えられるようになりたいなら、そのための具体的な取り組みを設定する。
もちろんその取り組みは何でも良いわけではなく、専門的な観点から「効果がある」ものでなければなりません。
効果がない方法をどれだけ継続しても意味はないので、効果があるとわかっている方法を小さく継続していく。
そうやっていけば、メンタルというのは良くなるようにできています。
筋トレをすれば誰でも筋肉がつくように、メントレをすればメンタルは良くなる。
それが人体、脳の仕組みだからです。
取り組めば取り組むほど良くなっていくので、楽しみながら取り組んでいきましょう！
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