物事にすぐ飽きてしまって一定期間経つとやめたくなり、長続きしないのはなぜなのか?

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今日は、「飽きる」ということについて書いていく。

 

まず、そもそも飽きるということは一概に悪いわけではなく、色んなことをすることも悪いことではないし、新しい経験を積めるという意味で良いことでもある。

 

ただ、向き合ってみたいポイントもある。

 

何かを始めるとき、何かをやめたくなるとき、それは何がきっかけなのか?ということだ。

 

もしもそのメインのきっかけが「刺激」である場合、刺激をきっかけに始めた場合というのは、刺激をきっかけにやめたくなる。

 

つまり、刺激がなくなったらやめる、ということ。

 

刺激をもとにしたのだから、刺激がなくなればやめる。

 

ここで言う刺激というのは「新しいもの」に対する刺激。

 

要は、一発屋の芸人さんを見ているようなもの。

 

一発屋の芸人さんが売っているのも「刺激」であり、刺激がなくなれば消えていく。

リズムネタだったりというのは、そのリズムに「慣れて」しまえば、もう面白くはなくなる。

 

刺激をきっかけに始めることが悪いわけではないし、刺激がきっかけになることは多い。

ただ、続けていこうと思えば、別の原動力が必要になる。

 

刺激なんていうのは数週間、数ヶ月、最短「1回」でなくなってしまうものだからだ。

 

刺激をきっかけで始めたなら、その刺激感が続いている間に何か別の「楽しみ」「面白さ」「喜び」を見つけていく必要がある。

 

「飽きやすいのは悪いことではない」と言われることがあるけれど、それは内容によると思う。

 

ただ刺激に翻弄され、刺激でしか自分を保てない人の飽きやすいは、
 

物事の中に喜びや楽しさを見出せない、見出そうとしていないことが原因である場合も多い。

 

その場合というのは、そういう自分に気づけない限り、ずっと何も続かない、突き詰められない、仕事にできるレベルにならない人生になる可能性は高い。

 

 

じゃあ、どうしたらいいのか。

 

 

大事なことは、気づくことだ。

特に、やめたくなったときの自分の感情に気づくこと。

 

なぜ、やめたくなったのか?

なぜ、飽きたのか?

何に飽きたのか?

なぜモチベーションが湧かなくなったのか?

 

そこに気づく。

 

例えば、何かが流行っている。

流行っているから面白そうだなと思う。

やってみる。

ここまでは素晴らしいことであり、素晴らしい行動力だ。

 

ただ、その流行りもいつか終わる。

 

もし「流行っているから」「みんながやっているから」という理由だけでやっているなら、流行りの終わりと同時に気持ちの衰退も感じるはずだ。

するかしないかが、「みんながやっているかどうか」になる。

自分の人生で何をやるかということが、自分以外のものにコントロールされた状態になるわけだ。

 

例えば、今話題の人がいる。

 

その時、自分は本当にその人が好きなのか?

話題だから好きなのか?

そこを自分で認識しておく。

 

イケジュンの場合、話題だから惹かれているんだろうという人に本当には惹かれない。

 

いや、厳密に言えば、惹かれたとしても、話題じゃなくなったら惹かれないだろうと分かりながらその自分の感情を感じている、という感じだ。

 

話題だから惹かれているのか、本質的に好きだから惹かれているのか。

 

大事なのは、本質的に好きだという自分を気持ちを見失わないこと。

そちらに、自分の道もある。

 

話題だから惹かれている場合というのは、自分の中の劣等感から惹かれているケースも多い。

もちろん話題になるくらいだから優れたものを持っているのは当然のことで、そこは素直にすごいと思いつつ、どこか冷静な目も持っている。

そこらへんを自分が「気づいている」かどうか。

 

自分の場合、

何か惹かれているものがあるとして、その惹かれているパーセンテージみたいなものも感じている。

 

「ふうん、刺激80%、本質的喜び20%だな」

 

みたいな感じ。

自分の感情を繊細に感じて、これはやっても続かないし続ける必要もないだろうと判断した上で、刺激としての喜びを体験するためにやってみたりもする。

 

でも、例えば高価な道具を揃えたりなんかはしない。

 

どうせ飽きたらやめることは事前に分かっているわけだから、最低限の道具でやる。

ただ、やっていく中で本質的な喜びを感じることもできるようになってくる、というケースはある。

そうなれば、そのときに道具を揃えればいい。

 

一番無駄なのは、自分の感情に気づかないまま、時間もお金も大量に「刺激に投資してしまう」ことだ。

 

特に「進路」の選択においてそういう選択をすれば、かなりの回り道をすることになったりもする。

 

自分が進路を選ぶときというのは、繊細に自分の感情を感じていた。

 

自分の本質的な喜びはどこにあるのか?

どこでなら続けていくことができるか?

やめないでいられるか?

 

そんなことを繊細に感じて、シミュレーションした上で進路の選択をした。

 

多分、その感度や繊細さというのは通常よりも高かったと思う。

その感情センサーが鈍ければ、人は選択を自分に合ったものにすることはできない。

そして、その感情センサーが鈍るのは、他人の価値観や刺激というものに翻弄されているからだ。

 

話を戻して、

 

じゃあ、どうすれば飽きずに続けることができるようになるか?

 

大事なのは、自分の感情に気づくこと。

 

そのために、「仮定」を置いて考えてみることだ。

 

「もし、刺激がなくなっても自分は続けるか?」

「話題じゃなくなってもやれるか?」

「流行らなくなってもやれるか?」

「自分で流行らそうと思えるか?」

「誰もやらなくなっても、やるか?」

「人がそれを低く評価しても、やるか?」

 

そんな「だとしたら」トレーニングを重ねていく。

そうすれば、自分が何に惹かれているのか、という自分の感情が浮き彫りになってくるはず。

 

ぜひやってみてください。

 

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