パフォーマンスを上げる、状態を上げる、現実を変えるときには、2つの方法があります。
一つは、自己認識を深めること。
もう一つが、行動すること。
この2つが大事で、どちらか一方に偏ったり、向き合うポイントがずれると、うまくいきません。
例えば、よくあるケースで言えば、
ひたすら自己認識を深めてしまうこと(新しい行動が足りない)。
過去と向き合ったり、本を読んだり、あれこれと考え続けること。
これは一つの側面としてはもちろん大事なのですが、いつも書くように、
「新しい神経回路が発達しない」んですよね。
なので、結局、
・色々学んだのに変わっていない
・何年も勉強しているのに現実が苦しいまま
・お金の問題でいつも悩んでいる気がする
のような状況が生まれます。
自己認識を深めるのはすごく大事なことなのですが、自己認識を深めるだけで現実が変わるわけではありません。
行動することがなぜ大事かというと、行動することによって、
・新しい神経回路が鍛えられる
・成功体験を積むことで思い込みが本当に変わっていく
・新しい認知が身につく
・この世界に影響を与えられる
こと。
最後が分かりにくいと思うのですが、
例えば、「自分には価値がある」と思えることが大事だと気づいたとします。
ただ、心の中でそう思っていたとしても行動や言動が変わっていなければ、現実に対する影響は小さくなります。
逆に、自分には価値があると思っていることを、言動で示したとすれば。
例えば、断る、無理に相手に合わせない、意見を言うなど、
自分には価値があることを言動で示すことができれば、他者はその影響を受けます。
つまり、行動、言動という形で表現されることで、影響力が増すのです。
すると、現実の変化も起きやすくなります。
人には得意不得意もあって、
自己認識を深めるのは得意だけど、新しい行動を起こすことは苦手な人。
行動することは得意だけど自己認識を深めるのは苦手な人がいます。
行動することは得意だけど自己認識を深めるのが苦手なケースでは、
あれこれ動き回ってはいるのだけど、結局、同じ課題で悩んでしまいます。
表面的にやることは変わっているけど、本質的にやっていることは変わっていない。
そんな風になってしまうんですね。
自己認識を深められないと、
自分の課題の本質を見極められません。
「なぜこうなってしまうのかわからない」
「なぜうまくいかないのかわからない」
「どこに本当の課題があるかわからない」
という状態です。
その場合、何をどうしていいかわからなくなってしまい、結局は同じことを繰り返すしかなくなってしまうんですよね。
結果、変われない、と感じます。
本などで知識を得ることはできたとしても、
【自己認識を深めること】は知識を得ることそのものではなく、自分に気づいていくこと。
自分はどうか?という問いを持って向き合っていくことなので、知識を得るだけよりも深い作業になってきて、
そこがうまくできない、どうしていいかわからない、ということもあります。
ただ、逆に言えば、
自分が苦手としていて、これまでやって来なかった方に取り組む
ことこそが、現実を良くする最大のポイントになってくるということでもあります。
・自己認識を深める
・行動する
今の自分をさらに次のレベルに進めてくれる方に取り組んでいくことで、自分も現実も良くなっていきます。
・真の自己肯定感
・ハイエフィカシー
・コミュニケーション
・モチベーション
・価値観の明確化
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