GACKTとノンスタイル井上の共通点とは?「ナルシスト」について考察した結果、分かったこと

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今日は「ナルシスト」というテーマについて扱っていきます。

というのも、「ナルシスト」って結構深いテーマだなと思ったんですね。

ナルシストを否定的に見る人、肯定的に見る人の違い


 

例えば、木村拓哉さんと、GACKTさん。

この二人って、「ナルシスト」だと思いますか?

この二人、私は普通に好きなのですが、なんとなく嫌いな人もいそうな気がするんですね。

で、彼らのことを嫌いな人がいたとして、何が嫌いなのでしょう?そして、なぜ嫌いなのでしょうか?

その答えとして「ナルシスト」という言葉が出てきそうな気がします。

ただ、彼らをナルシストと認識するかどうかって、かなり個人差があると思っているんですね。

ナルシストというのは、その言葉自体に「侮蔑」の意味が込められていますよね。

私は彼らをあまり「ナルシスト」とは思わないし、そういう言葉で侮蔑しようという気持ちが湧いたことは彼らを知ってから一度もありません。

ただ、そういう風に捉える人もいる。

ではなぜ、彼らを「ナルシスト」と呼びたい人、呼ばずにはいられない人がいるのでしょうか?

そこには、

自分のことを好きだということを好きかどうか

が大きく関わっていると思っています。

「自分のことを好きだということが嫌い」な人は、彼らを見て強く「反応」するはずなんです。

それもネガティブな反応を。

「自分を好きな自分」を侮辱するか、愛するか


 

彼らは間違いなく「自分のことが好き」だし「自分のことが好きであるということも好き」です。

そして、そんな自分を何の躊躇もなく表現しています。

しかし、表現していると何が起こるかというと、

「自分を好きであるということが嫌い」な人の目にも触れることになり、そういう人からは「ナルシストだ」と言われて侮蔑されるわけです。

人は、自分に許可していないものを他人に見て、その他人を侮蔑しますが、

それは結局、自分自身を侮蔑しているのと全く同じことです。

「自分を好きな自分」を自分が侮蔑しているのです。

そして、周囲の人にもそのあり方を期待します。

自分を好きになるなよ、自分を好きだということを表現するなよ、小さくまとまれよ

と言いたくなる。

自分がそうやって我慢して生きてきたからです。

つまり何が言いたいかというと、

人をナルシストと判断するかどうかは、その人がどれだけ「自分のことを好きだということを好きかどうか」に大きく左右されるということ。

ノンスタイル井上裕介から学ぶ人生で大切なこと


 

話変わって、

「ノンスタイルの井上裕介」さんって、ご存知でしょうか?

この人↓

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この人も、「ナルシスト」と呼ばれそうな人の一人です。ただ、キムタクやGACKTと違うのは、彼らほどイケメンではないということです。笑

それでも、その姿をネタにして、楽しそうに生きています。

決して、自分を「卑下」することはありません。

それがネタとして通用するということ自体に、どれだけ世の中に自分を卑下している人が多く、そして卑下することを期待している人が多いのか、ということ感じます。

卑下するだろうと思っていたけれど卑下しない、その「ギャップ」に笑いが生まれるわけで、ということは、「卑下するだろう」という期待がそもそもの大前提としてあるということ。

その大前提がなければ、井上さんのネタはネタとして成立しません。

彼は、周囲にバカにされようが、「それがどうしたの?」という感じです。

「俺、俺のこと好きだけど?」という感じで生きていて、もはやそれをネタにして、芸風にして、生きています。

実際、今ではその自分を卑下しないスタンスが受けて、人気もあるらしいですね。

トレンディエンジェル斎藤さんから学ぶ自分を愛するということ


 

あと、トレンディエンジェルの斎藤さん。この人↓

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この人も、外見はこういう感じですが、「斎藤さんだぞ」というセリフをネタにしています。

「俺は斎藤さんだぞ?できないこと、知らないことなどあるわけないだろう?」という感じのネタですね。

つまり、セルフイメージが高いということです。

外見とセルフイメージの高さのギャップを意図的に「ネタ」として使っているわけですが、これもさっき書いた通り、世の中の多くの人が自分を卑下しているからこそ通用するネタでもあります。

(ただ、斎藤さんは意図的に「極端さ」を作り、前回の記事で書いた意味での「ナルシスト感」を意図的に出しているからこそ「気持ち悪さ」が生まれてネタになっているという部分もあります。斎藤さんのネタは、どちらかというと前回書いた意味での「ナルシスト」に近いですね。ただそれも、それが「気持ち悪い」ということを自覚した上で、意図的にやっているだけのこと)

彼は、ハゲという普通は「弱点」「弱さ」となる部分を隠さず、それを「ネタ」にすることで自分の「武器」としています。

もし斎藤さんが自分のことを卑下し始めたら、ただのキモいおっさんになるかもしれません。笑(←言い過ぎ。ただ、ここは非常に重要な点です)

私は彼ら二人の「あり方」がすごく面白いなあ、と思います。

「卑屈」ではないからです。

でも、ほとんど人はいくらでも「卑屈になる理由」を持ち出してきて、卑屈なまま生き、卑屈であるがゆえに人生を楽しめません。

卑屈になるのではなく、笑いに変えられる強さ


 

究極、出してきた卑屈になる理由を「笑い」に変えることができれば、絶対に人生は楽しくなるし、それこそが本当の意味で「強い」ということなのかもしれないと思っています。

彼ら二人もまた、「ナルシスト」と呼ばれるかもしれないし、外見が伴っていないことからキムタクやGACKT以上に非難もあるのかもしれませんが、

それでもそんな声に耳を貸さず、自分のあり方を貫き(ネタだけど)、そして実際に活躍しているというのはすごいこと。

まとめ。GACKTとノンスタイル井上の共通点とは?


 

GACKTとノンスタイル井上さんの共通点とは、

自分が好きであるということが好きである

ということ。

もちろん井上さんは芸人ですから、それを「気持ち悪さ」に意図的につなげている部分もありますが、ただそれも根っこのところに「自分が好きである」という思いがあるからこそ自然に生まれたものなのでしょう。

「ナルシスト」というのは、結構面白いテーマだったので、考えたところを書いてみました。

 

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