さて今日は、
「具体的なアイデア、めっちゃ大事やで!」
ということについて。
基本的に、状態が上がってくると「具体的なアイデア」「具体的な解決策」が頭に浮かぶようになる。
人の人生には、それぞれの状況というものがある。
自分の状況を一番よく知っているのは自分であり、その状況の中で何をどうするかを決めるのは最終的に自分。
アイデア自体も、その人の頭にパッと浮かんでくることが多い。
ただ状態が悪いと、そもそもアイデアが浮かばない。
もしくは、浮かんだとしても実行する気力がなく、せっかくのアイデアが活かされない、ということもある。
例えば、キングカズ。
サッカーのレジェンドで、50歳を超えていまだに現役選手を続けているありえない人。
彼はサッカーが好きで、サッカーを続けることにワクワクしている。
ただ、50歳になっても続けるためには様々な「具体的なアイデア」が必要だ。
例えば、食事。
人一倍食事での栄養補給に気を遣わないといけない。
トレーニング方法。
若い人と同じではすぐに怪我をしてしまうし、かといって強度を落としてしまうと試合でついていけない。
その絶妙なバランスを考えなくてはならず、若い選手に比べて繊細で細かい調整が必要になる。
プレースタイルについてもよくよく考えなきゃいけないかもしれない。
体力の劣る選手が活躍するには、漫然とプレーをするのではなく、誰よりも頭を使う必要があるかもしれない。
ポジショニングやディフェンダーとの駆け引きなど、より地味なところにおける精度を高める必要がありそうだよね。
という風に、様々な「具体的なアイデア」を土台として、彼のサッカー選手としての仕事は続いている。
彼が自分はまだできるというところに意識を合わせ、良い状態でいることで、彼の頭の中に「じゃあこうしてみよう」「これがいいんじゃないか」というアイデアがどんどん浮かぶ。
ただ、そのアイデアを実行しないなら、今彼が現役の選手としてやっている状況というのはないよね。
前向きな状態でいて、浮かんだアイデアがある。
そのアイデアを実行してこそ、好きなサッカーを続けられているわけだ。
この「具体的で現実的なアイデアのことを高く評価する姿勢」というのが実は重要で、
良い状態の人、前向きな意識状態の時、人の脳はアイデアが浮かびやすい状態になってる。
あれをやってみようかな。あそこに行ってみようかな。
などなど、自分の脳がアンテナを張ることによって、どんどん上手くいく方向のやり方が見えてくる。
ただ、ここで「抵抗する」場合もあって、自分には無理だとか、やっぱやめとこう…という判断も実は出て来やすい。
この場合、無意識に起こっているのは「自分の心の中に浮かんだアイデアを過小評価する」というもの。
自分の中に浮かんだアイデアを過小評価する姿勢が根本にあるからこそ、
アイデアを大事にできず、実行に移せないわけだ。
「やればいいのはわかっているんですけど…」という場合、あまり指摘されないことだけど、
そこで起こっているのは「自分のアイデアに対する過小評価」だったりする。
自分の中に浮かぶ具体的なアイデアは重要だ!
こういう認識を持っておくことでアイデアは実行しやすくなる。
しかも、自分の状況を一番よく知っているのは自分で、その状況の中で解決策を見出しやすいのも自分。
だからこそ、自分の中で浮かんだアイデアを大事にする姿勢があることで、問題が解決され、進みたい方向に進んでいくことができるんだね。
具体的なアイデアというのはすごく現実的で、ちょっとしたことであることも多い。
ただ、「その具体的で現実的なちょっとしたアイデアにこそ偉大な力がある」と考えられること。
そう考えられれば、実行しようという気持ちにもなりやすい。
そして、実行すれば必ず何らかの結果や影響は出てくる。
ほんの些細なこと、ちょっとしたことから変わることは多いし、どんどん連鎖していくものだから、
「具体的で現実的なちょっとしたアイデア」を大事にする姿勢をぜひ持ってみてね。
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