人よりできなくても、全く落ち込む必要ないよまじで!という話を。
人にはそれぞれ「積み重ね」というものがある。
思考についてもそう。習慣もそう。まじ膨大な過去の積み重ねがある。
特に技術的なことなんていうのは、『ザ・積み重ね』だ。
ただこの「積み重ね」というやつは、表面には見えないよね。
なんか数値が書いているわけじゃないし、何年やってきました!みたいなものが分かるわけじゃない。
「積み重ね」が表面には見えないがゆえに、人と比べて落ち込む、ということが起こったりする。
例えば、あなたが今日から腕立て伏せを始めたい!と思ったとしよう。
ただ、初日は10回で息が乱れ、腕はプルプルし、まじこれ以上やったらアウトだわ、という状態だったとするよね。
そんなあなたの前に、腕立て伏せ歴10年の人がいきなり目の前にバンって感じで現れた。
そして、しなやかな感じでスッと腕立ての姿勢に入り、
ふん!ふん!って感じでこっちをチラチラ見ながら腕立てを始めたとしよう(うぜ)。
10、20、30、60、、、という感じで、100回近くいきなりやり始める。
あなたの目の前にやってきて。わざわざ。
最終的には、
謎の技まで見せてきたとしよう。
ただ、腕立てを終えた彼のおでこにはシールが貼ってあって、
そこに「腕立て伏せ歴10年です」と書いてあったとしたら。
あなたは落ち込むだろうか?
「なんだ、10年やってきたんだ。積み重ねじゃん。そりゃできるよね。俺も10年やればそこに行けるに決まってる。別に10回の俺がダメなわけじゃないじゃん。シールださい」
と感じられそうだよね。
彼に対する最終的な感想は、「シールださい」になりそうだ。
つまり何が言いたいかというと、
積み重ねに目を向けると、人は落ち込まなくなり、ただ目の前の自分の課題をこなそう。比べても意味ねえ。今できることからやっていけばいい!と思えるようになるってことなんだ。
あなたも、もしかしたら人と比べて落ち込むことがあるかもしれない。
でもね、いいんだよ、こっから積み重ねていけば。
こっから地道に積み重ねていけば、とんでもないところまで行けそうじゃない?
まだまだ上達できる。
まだまだ成長できる。
あなたが、それぞれの積み重ねを持っている他人と比べるのではなく、
自分の課題に集中し、自分の成長を喜び、過去の自分を超えていけたなら。
そこには喜びがあるし、着実に前に進んで行けるんだ。
だから、人と比べるんじゃなくて、比べるんだったら、過去の自分と比べよう。
そう考えたら、あなたにはできるようになっていること、上達していること、良くなっている部分があるはずだ。
自分も頑張ってやってきていることがある。
取り組んできたことがある。
そこを見てあげよう。まずは。
その上で、じゃあ次はどうしたいのか。どういうことをやってみたいのか。
それは自分にとっての課題だから、自分にとって難しいと思う。
でも、もしうまくいかなかったとしても、その取り組み自体に価値がある。
だって、自分がやりたいと思ったことをやったんだし、自分にとって難しいことをやろうとしたわけなんだからさ。
どっちに転ぼうが、どうせあなたは素晴らしい。
やろうとしたことが、素晴らしい。
しかも、一回目の試行錯誤ができたわけだから、
次は具体的な改善策をしっかり考えてやれば、どんどんうまくいくようになるやろう。
やればやるほど、うまくなっていく。
そう考えたら、楽しいことだらけだ。
そうやって自分で自分を認め、思考を整えたときのホッとした感覚、やってみようと思える前向きな感覚こそが、良い状態。
人と比べるより、自分のことに集中していこう( ̄▽ ̄)!
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