「やりたいことをやろう」という考えが世の中に広がり、誰もが当たり前のように口にするようになりました。
だけど、実際のところ本当にやりたいことをやって、好きに生きている人というにはどれくらいいるのか。
そういうことを考えると、そこまでいない気もするし、周りを見れば、かなりいる気もする。
「やりたいことをやろう」と言いつつも、実際にはそこまでできていない、という人が多いのではないかなと思います。
なぜそうなるか。
そもそも「自分のやりたいことがわからない」という人がまずいます。
これは、自分の願望が不明確だということ。
自分が何を望んでいるのか、何に喜びを感じるのか、どう生きていきたいのか分からない。
分からないと「思っている」。
しかし、人間は実は常に願望を持っています。
願望を持っていない！という人だって、「願望を持ちたいという願望」か「願望を持ちたくないという願望」を持っている。
ネガティブな経験をしているときは、その状況を抜け出し、「ああいう風になりたい」という願望が影で生まれている。
コントラストは、願望を明確にするために存在している。
ただここで問題なのは、多くの人が自分の願望に「許可」を出せないということ。
例えば、本を書きたいという願望を持っていたとしましょう。
しかし、自分には本を書く資格はないと思っている。
すると、「本を書くことは置いといて」、それ以外のものから「やりたいこと」を探し始めます。
この時点で、頭でごちゃごちゃと考え始めるわけです。
そして、頭でごちゃごちゃ考えたことの中に本当のやりたいことはありません。
最初に「置いといたもの」こそが、自分が真にやりたいことだったりする。
最初に置いといたものは、体が、心が求めているものです。
しかし、それらは無視して頭で考え始めた。
なぜか？
自分には価値がないと思うがゆえに、その願望を持つこと、その願望を表現することを自分に許可できなかったからです。
やりたいことがないのか。
やりたいことを「やりたい」と許可できないのか。
さて、どちらでしょうか。
心の底で気になっているものが、実はあるのではないでしょうか？
なぜ、あの人にムカつくのか？
なぜ、あの人のやっていることを否定したくなるのか？
なぜでしょうか。
実は自分も同じことをしたいのではないでしょうか。
でも、自信がないから、それは置いといて、それは最初に抜いて、
本命を抜いた中から自分の道を探しているのでは？
そして、その自分に対する苛立ちを、あの人を通して感じているのではないでしょうか？
新刊『自分の「武器」を見つける技術』の最後に、こう書きました。
自分の武器を見つけるとは、自分の本命を見つけるということ。
自分の武器を活かして生きるとは、自分の本命と共に生きるということだ、と。
恋愛でも同じですよね。
本命の人のところになら、寝る間を惜しんででも行くでしょう？
「行動」するじゃないですか。
誰かに押さえつけられても。ダメだと言われても。無理だと言われても。
それはもはや努力とかそういう次元ではない。
体が先に動いている。心がすでに動いている。
そういうものでしょう。
自分の武器を活かして生きるとは、大本命のあの人、愛するあの人と共に人生を生きるようなものです。
いい加減、大本命を大本命だと認めること。
怖いですよ、そりゃあ。
でも、自分は逃げないから。
自分から目を逸らしているのは、いつだって自分自身なんだから。
自分が自分と向き合えば、自分も自分と向き合ってくれるから。
本命が自分の中にあることを認め、受け入れ、許可を出す。
それが、「自分の武器を見つける」ということなんです。
本当に心を込めて書いたので、
ぜひ、新刊を手にとってみてほしいなと思います。
そして、
もう、モチベーションとかそういうことで悩みたくない。
「自分の」武器を見つけたい。
本の内容以上のことを、体感で感じたい、腑に落としたい。
そういう人のためにこのプログラムを用意しました。
本気の人に来てほしいなと思ってます。
だから、価格もそれなりに設定している。
ただ、こちらも本気。
あなたが本来持っている力を解放してもらいます。
楽しみにしていてください。
定員に達し次第募集終了しますね。
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