昨日も体験トレーニングを実施していました。
平日はほぼほぼセッションか体験トレーニングが入っている日常です。
今回の相談でもそうですし、多くの相談の中で鍵になるのが、
過去の経験による学びが現在にネガティブな影響を与えている
ことです。
これは脳の特性上、誰もがそうなります。
脳にとって一番インパクトがあるのが「実際の経験」で、
経験したことをベースに考え、未来を創造しやすいんですね。
なので、例えば、
過去に人前で話したときにネガティブなフィードバックを得て嫌な気分を感じたとします。
すると、脳はもうネガティブを感じたくないと思うので、
人前で話すことに対して苦手意識を作ります。
できるだけそのような機会を避けるようになるわけです。
ただ、仕事などで人前で話すことが出てきて、そこで課題を感じ、どうしようか、ということになる。
課題が抽象的、一般的なものになると、課題を感じる機会は増えます。
例えば、【他者評価が気になる】という課題があったとすると、人間関係全般の中でネガティブな影響が出ることになるわけです。
すると、日々状態低下を感じやすかったり、パフォーマンスが上がらないな、と感じるようになります。
ただ、ここで重要なのは、過去得た学びは「非常に特殊な環境で起こったことである」ということです。
例えば、すごく優しい人たちの中で話したとすれば、同じスキル、同じ話し方であったとしても、ネガティブなフィードバックはなかったはずです。
実際、人前で話す、コミュニケーションに関しての研究で、
コミュニケーションに苦手意識がある人は、実際のところほとんどコミュニケーションスキルに問題がない
という結果が出ています。
これはどういうことかというと、客観的には問題がないのだけど、主観的に「問題があるような気がする」状態だということです。
そのようになったのは「過去の極めて特殊な状況における人生経験を、一般化して捉えてしまった」ことが原因。
「他の場所だったらネガティブには思われなかったはずだ」(一部化)
ではなく、
「どんな場所に行ってもネガティブに思われるんだ」(一般化)
と考えてしまったということですね。
これは仕方のないことで、脳は「物事を簡略化して考える」ようにできています。
なので、別の場所では違うはずだ、と考えるのではなく、別の場所でも同じことが起こってしまう、と考えやすいわけです。
すると、その後の人生でずっと「人前で話すのが苦手」な自分が出来上がることになります。
ただ、僕はこれまで多数の「人前で話すのが苦手」な方のサポートをしてきました。
人前で話すことを克服した人をたくさん見てきた、ということになるのですが、脳の仕組みを理解し、自己理解を深め、適切なトレーニングをしていく。
それだけで僕らは本当に変わっていけるんですよね。
ポイントになるのは、脳が過去の経験から学んだことが全てではない、ということです。
そのことを改めて認識し、ネガティブに偏ってしまった認知や思考を修正し整えていくこと。その上で、日常の中でトレーニングしていくこと。
そうすれば『脳の再学習』が起こり、実際に変化していくことが可能になります。
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