何かをやろうとすると、そこには課題や障害が現れるもの。
例えば、ゲームの世界で考えてみよう。
勇者が、姫を助けるために竜を倒そうとするよね。
(「ベタすぎやろ…」というツッコミは、置いておいてほしい)
そうすると、街を出発したり、武器を揃えたり、経験値貯めたり、仲間集めたり、魔法覚えたり、色々とやることが出てくる。
竜が強ければ強いほど、やることも膨大になってくる。
ただ、ゲームをする人からすると、「それが楽しいんよ!」という話になってくるよね。
「竜が弱かったらつまんない!」となる。
確かに、竜を「棍棒」で倒せたらつまんない。
できるなら、
紅蓮、バスター、プラチナ、魔王、天馬の、〜ソード、のところくらいまでいきたいところだよね。
笑。
ゲームの場合、「目的を設定」することで「課題」が生まれて、その課題を「楽しむ」という流れがある。
そもそも、勇者が目的を設定せず、
「姫?竜に捕まったの?自業自得やね。知らんし。家でネット見よ」
と言っていたら、冒険は始まらないから課題も生まれない。
仲間との出会いもなく、魔法を覚える必要性もない。
課題が出てこないわけだから、成長する必要はない。
逆に言うと、
「これをやってみよう」と思うと必然的に「課題が生まれてくる」ということでもある。
まじ必然。
あれが足りない、これが足りない…と思ったり、
ハプニングが起きたり、失敗したり、色々起こる。
例えば、
素敵な恋愛したい!
と思えば、
まず相手はどこにおるねんとなって、
わたしのことどないしたら好きになってくれんねん、
デートの約束したけど緊張するねん、
え、嫌われた?と思っちゃうねん、
付き合えたけど、わたしのこと最近愛してなくない?ねん、
などなど、色々とネガティブな考えや感情も出てくる。
ただ、さっきの勇者と一緒で、それは冒険に出かけたから起きてきたことで、
冒険に出かけないなら、そもそも「何も起こらない」ので、何もない。
ただ、この人生が楽しむためにあるとするなら、
何も起こらないのはちょっと、どなんかどーなんかと、そういう話になってくるわけだ。
ブログでよく書く「良い状態」というのは、
「課題が出てきても良い状態でいる力」のことを言っていて、
恋愛しながら、仕事しながら、ビジネスしながら、子育てしながら、勉強しながら、それでもなお良い状態でいる力のことを言っている。
冒険に出かけてみると、色々起こる。
冒険なんだから当然よね。笑
ただ、冒険中に何かが起こって「自分はダメ」と思ったり自信を失うと、
そもそも冒険に出かけることをやめてしまう
わけだ。
これが「やりたいことがわからなくなる」「願望に抵抗する」状態のこと。
それはつらぴーだよね。
じゃあ、どうしたらいいか。
一つは「これは冒険なんだ」と思うこと。
これは冒険で、自分が目的を自分なりに設定したからこそ課題が出てきている。
だから、この課題クリアも楽しみながらやればいいんだ、
そもそもこれは人生の楽しみなんだと考えてみること。
もちろんそうは思えないこともあるだろうけど、そんな認識の仕方があるんだと知るだけで楽になってきたりする。
ゲームのように「どうやってクリアしようか?」と考えてみる。
たったそれだけの現実認識の差だけで、心が楽になり、解決策に意識を注ぎやすくなり、
「じゃあ、クリアのためにとりあえずこれをやってみよう」
という「次のアイデア」が出てくる。
まるで、村人ととりあえず会話する勇者のように。
村人と会話すると、なんかヒントくれるよね。
「あの洞窟に最近モンスターが住みつき始めて困ってるだよな…。あの洞窟を通れなくて。これじゃ商売上がったりだよ…」
完全に、そいつ倒せばええやつやん。
という感じで。
課題が出てきたら、それは自分が自分で目的を設定したからで、
だからこそ楽しんでみようという意識を持ってみると、楽になるかもしれません( ̄∀ ̄)
てことで、今日もメントレ!
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