頑張っているのになかなかうまくいかない、という場合、行動面ではなくセルフイメージ、自己概念の方を見直すべし、というケースは多い。
例えば、恋愛なんかは顕著で、とにかく好きであることをアピールすれば、プレゼントをあげ続ければ、その「行動量」で結果が決まるならそれほど簡単なことはないけど、
実際にはそんなことはないよね。
人はセルフイメージの高い人のプレゼントは嬉しいけど、恐怖にもとづくプレゼントや、意識が「ほしい」にあるプレゼントは素直に喜べなかったりする。
表面上、プレゼントはギフトであり、どう見ても「与える」もの。
でも、「モノを与えてもメンタルを奪う」ということはある。
人が魅力を感じたり喜びを感じるのは、表面上の与えられているかどうかではなく、メンタル的に与えられたかどうかなんだね
基本、セルフイメージが低いと「周囲の承認や愛などが必要以上に欲しい」状態になっていて、
そうなると、行動が「他人からエネルギーをもらうため」のものになっていくことがある。
究極、プレゼントすら、もらうためになってしまう。
それは「若い女の子の気を引こうとして高価なものをプレゼントするおじさん」とかでイメージできると思う。
与えてるけど、欲しがってるよね。
要は、そういうこと。
魅力って、表面上何をしているかじゃなくて、内面で何をしているかで決まるもの。
内面的に与えているのか、ほしがっているのか。
そこが本質なんだね。
じゃあその内面って何かというと、セルフイメージ。
セルフイメージが低い人は、表面上魅力的なことをしていても、内面の魅力不足によって、表面上魅力的なことすら魅力的に見えなくなってしまう。
これが「空回り」の原因であり、どれだけ行動を頑張ってもうまくいかない、評価されない、認められない、愛されないと感じる原因なんだ。
内面が空虚な状態でどれだけ表面上魅力的なことをしても、魅力的には見えない。
もちろん、表面上は魅力的なことをしているから周囲は「認めなきゃな」「感謝しなきゃな」とは思うけど、
心底内側から溢れるようにそう感じるのが難しくなってしまう。
結果、全てが形式化していく。
表面上、社会的には「ちゃんとしなきゃ」となるし、周りのちゃんとしてる人はちゃんとするから色々と体裁は整うけど、
心がそこに伴っていない、という風になっていく。
全体的に。
逆に、内面が充実している人は、形式が整っていないことはあっても、人と心でつながれていたりする。
心で感じている信頼、心で感じている尊敬、心で感じている何かをしてあげたいと思う気持ち。
そういった「心で感じている」ものでつながれるわけだ。
形式が大事にされている場合、表面上は感謝しないといけないし、ちゃんとしなきゃと思うから、ちゃんとする。
ある意味、「貸し借り」の世界になっていく。
貸し借りの世界にいない人は、自分が貸している自覚がないから、返してほしいと思ってなかったり。笑
もちろん返ってきたら嬉しいけど、そこ目的でやったわけじゃない、というのが根底にある。
じゃあ、そういうのは結局何で決まるかっていうと、
セルフイメージの高さであり、内側が先に安定しているか充実しているか満たされているか、なわけだね。
その内側の安定充実があるからこそ、存在や行動も光を帯びるようになる。魅力的に見えるようになり、人と心でつながることができるようになっていく。
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