さて、今日は「状態」について。
状態の重要性というのは何度でも書きたいところなのだけど、
例えば、「こと」じゃなくて「状態」によってパフォーマンスが発揮できないことってよくある。
「こと」じゃなくて、「状態」。
たとえやりたいことをやっていたとしても、自信がない状態、前向きな未来のことを考えられない状態、自分がやっていることの価値を自分が認められていない状態だと苦しくなってしまうもの。
極端な例で考えてみると、
自分がやっていることに100パーセントの確信があって、自分を認められていて、未来良くなるとも思えているとしたら。
その状態になったとしたら、自分がやっていることに対してどれくらいのパフォーマンスが発揮できるか、ということを想像するとその大切さが分かるかも。
好きなことをしていても、自分が自分の力を認めないなら、その力は発揮されない。
使うことに躊躇してしまうんですよね。
結果、自分を責めながらやる、自分はダメだなと感じながらやる、ということになることも。
当然、それだと本来のパフォーマンスは発揮されないし、
そもそもやっているその時間がしんどいものに感じてしまう。
その状態から脱するには、「こと」を変えるんじゃなくて「状態」「セルフイメージ」の方にアプローチしていくことが必要。
例えば、サッカー選手とかでも、すごく才能はあるのに、自分のことを認めきれず、明るい未来をイメージできず、やむなく引退していく人もいる。
サッカー選手の平均引退年齢はなんと、25歳。
若いですよね。
もちろん様々な要因が絡んでいるけれど、セルフイメージの高さは練習の質、日常の意識、試合当日のパフォーマンスの全てに影響を与えるもの。
可能な限り、100パーセントの「確信」に近づけていくことが大事で。
自分自身、いまだにこのセルフイメージというところに関しては研究を続けていて、
状態が高いときって本当に気分がいいし、ノリノリで仕事ができる。
この心の状態によって仕事のパフォーマンスが大きく影響してくるということをビシバシと感じています。
特に、個人事業だったり自分で何かをするケースというのは、基本的に誰かに指示をされることはない。
全部自己責任で、全部自分のパフォーマンス次第。
だから、状態を高く保つというのは必須で、それができないならたとえ好きなこと、やりたいことであったとしても、続けることは困難になってしまうんですよね。
自分はダメだ〜という風に頭の中で考え始めると、どんどんその思考が集まってきて、どんどんそこに馴染んでいきます。
あまりにも馴染む時間が長いと、それが「性格」だったり「自分」ということになりがちだけど、
それはあくまでも状態であって、性格ではありません。
氷と水みたいなものですね。
氷って、要は凍っている「状態」であって、固定されているものじゃない。
変化させることができる。
ただ、あまりにも長い時間冷凍庫にい続けてカッチンコッチンになっていたら、自分が水になれることは忘れてしまうかもしれない。
氷であることが自分であって、水であることは想像できない。
ずっと冷凍庫にいたら、そうなる可能性はある。
だけど、本当は水になれます。
水になれないんじゃなくて、水になれることを忘れている、そんな自分は想像できなくなっている、ということ。
例えば、仮にでいいので、
自分が100パーセント自分のやっていることの価値を確信していて、
自分を100パーセント認めているとして、
そんな自分だったら何を、どういう風にするか?
を考えてみてください。
それが、あなたのMAXのパフォーマンスであり、心の状態です。
そこに少しずつ近づいていくことで、どんどん良くなっていけるんですよね。
今週中に、メンタルジム再募集行います。
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