目の前の現実に左右されずにセルフイメージを保つトレーニング。

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先日、Jリーグが開幕した。

 

サッカーというスポーツは、足を使う分、ミスが比較的多いスポーツ。

 

現在、最も決定率が高いと言われているプレミアリーグリバプール所属のエジプト代表モハメド・サラー選手でも、

 

シュート決定率は23パーセント。

 

つまり、10本シュートを打って2本しか入らない計算。

 

これが現在の世界最高の数値です。

 

つまり、日本の選手の場合、もっと決定率は下がります。

 

となると、例えば、シュートに至るまでのプロセスやゲーム展開が優れたものであっても、シュートをなかなか決めきれない、ということが出てくる。

 

すると、圧倒的に強いチームでも、守り守られて得点できなかった、というゲームって結構あるんですよね。

 

例えばその試合が0−0だったとして。

 

結果としての数字だけを見れば、「実力は対等」という風に見える数字。

 

だけど、内容を見れば、実力差は圧倒的。

 

つまり、実力差がその数字に明確に表されているわけではないわけです。

 

ここで何が言いたいかというと、

 

短期的で表面的な結果で自分たちの強さを疑う必要はない、ということ。

 

0−0だったとしても。

 

もちろん、最後の最後、改善すべきところはあるかもしれない。

 

そこは徹底して改善する。

 

ただ、その最後のディティールを改善すればいいだけのことで、自分たちの力を疑う必要はない。

 

長丁場のリーグ戦において、短期的な結果だけで自分や自分のチームのことを疑い始めると、どんどんパフォーマンスは落ちてくるもの。

 

空気は重く暗くなり、練習のクオリティも落ちる。

 

そうなったら、長期的に悪い影響が出てきてしまう。

 

だからこそ、表面的な結果だけで自分たちを判断しない、ことが大事。

 

もちろん結果にはコミットしてやっていくけれど、たとえ短期的に結果が出なかったとしても自分の力を信じられること。

 

これがすごく大事で、

日常的なことで言えば、

 

例えば、誰かに認められるかどうかとか、好かれるかどうか。

 

それらは、サッカーで言うところの「短期的な結果」みたいなものなんですよね。

 

例えば、誰かに認めてもらえなかった。好かれなかった。

 

だから、自分はダメだと思う。

 

これは、0−0だったから自分たちは弱いと思う、のと同じこと。

 

でも、さっきも書いた通り、実力があっても0−0になることはあるわけです。

 

それと同じで、

 

自分を認めていても認められないことはあるし、

自分を愛していても愛されないこともある。

 

その表面的で短期的なものに左右されてセルフイメージを下げないこと。

 

それが大事。

 

そこで「愛しなさいよ!」と相手へ自分を愛することを強制するというより、

 

「それでも自分の価値は変わらない」ことを知っている、ということ。

 

結局、状態が下がってしまうのは、そういう短期的なもの、表面的なもので自分の価値を判断し、セルフイメージが右往左往される状態だからなんですよね。

 

 

ただこれは本当にトップアスリートであろうが、経営者であろうが、誰にでもあること。

 

世界トップのチームも「状態」と向き合っているし、そこを高める、良いところで保つということがすごく大事なことになる。

 

生きていれば、状態が下がる要因も出てくるものですが、

 

自分を認められていれば越えられるし、気にしないでいられるし、

 

好きなこと、やりたいことができるんですよね。

 

 

今週中にメンタルジム再募集を開始します。

 

 

 

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