さて今回は、脳科学が認めたメンタル強化法、というテーマで書いていきます。
今日紹介するメンタル強化法は、再評価、というもの。
感情を前向きにする上で、
我慢する、耐え忍ぶ「抑圧」、
見方を変える、解釈を変える「再評価」、
どっちがどう効果があるの?ということを調べて研究があります。
グロスという研究者が、数百人の被験者を2つのグループに分け、その上で、楽観性やポジティブな関係性などの様々なテストによって比較した。
その結果、全ての要素について、再評価することが多い被験者の方が抑制傾向の被験者よりも幸福度が大幅に高いことが分かった。
これは具体的にはどういうかというと、
抑圧とは例えば、苦しいことがあったとして、
「ぐは。く、苦しいけど、でも、頑張るのだ…ぐは」
という感じ。
耐え忍び、我慢する、ということ。
再評価というのは、
「いや、でも、これってチャンスじゃね?」
「成長する機会になっている」
「自分の信念を大事にしたからこそだ」
「これもうまくいっている。結果的に、願望に向かうことになっている」
などと出来事を自分なりに評価し直す、ということ。
ジムの言葉で言うのなら、高い自己評価から状況を解釈する、ということ。
この「再評価」という方法が、科学が認めたかなり最強のメソッドなんです。
私の考えでは、再評価はメンタルプロセスを観察する能力と並ぶ、人生の成功に不可欠な最重要スキルだ。
デイビット・ロック
この知識は早い段階から頻繁に教えられるべきだと思います。飲み水にさえ含まれるべきです。
グロス
ということを言う人もいる。
いや、飲み水には含まんでええやろ。笑
ただ、言いたいことは、
「それくらい日常的なことであるべきだ」
ということでしょう。
で、じゃあこの「再評価」は、どうやったらできるようになるんですか?という問いにも科学的に明確な答えもあって、
再評価を容易にする方法の一つは、人の手を借りること
再評価を容易にするもう一つの方法は、練習すること
人の手を借りるとは、今の自分の中からは生まれない発想を、他者の発想によって可能にする、ということ。
過去の自分のパターンとは無縁の人の解釈だからこそ、
自分の過去のパターンからは生まれない明るい解釈を手に入れることができる。
脳科学的にも「練習最強説」は存在して、
理由としては、
練習すればするほど、脳の神経ネットワークが構築されて、より簡単により楽にできるようになるから。
この「再評価」っていう力を練習してメキメキつけていけば、まあ最強ということです。
というわけで、イケジュンは、この再評価の力を徹底的に磨き上げるトレーニングプログラムを構築中でして、
実際、今までもジムでやってきたんですが、さらにクオリティの高いものを作っているので、乞うご期待です。
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