「やらされてる感」からの卒業。

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人は基本的に「やらされてる感満載」なことが大嫌いなもの。

 

他ならぬイケジュンも、やらされるのは大嫌いだ。

 

やらされるのが大好きなら今のような働き方はしていない。

 

イケジュンはおそらく人の数百倍はやらされたくない男だと思うのだけど、

何もこれはイケジュンだけが奇想天外な男だということではなく、

 

どうやら人間というものは「やらされるのまじ勘弁」な生き物らしい。

 

子供に「勉強しなさい!まー君!」と言おうものなら、

 

「今からやろうと思ってたのに!あー失った。失ったね、今。やる気の源を!」

 

「え?源頼朝?まー君!えらいじゃない!」

 

「やる気の源(みなもと)だよ!」

 

という会話が繰り広げられることになるよね。

 

ただ、実際問題、仕事だったり会社で働くなどのときは、どうしても「やらされるもの」もあると思う。

 

上司部下の関係だったり、ノルマというものがあったり、数字目標とか出てくるし。

 

そういうときに大事なのは、

 

「自分で決め直す」

 

 

こと。

 

例えば、さっきのまー君の例で言うと、

 

まー君は元々やる気があった。

 

勉強しようと思っていたわけだね。

 

だけど、ママの一言によって,

 

「本来やりたかったことができなくなっている」。

 

ちょ待てよ、と。

 

これは明らかに「損」というやつ。

 

だって、自分がしたいことをできなくなっているわけだから。

 

本来はしたいことなのに、ママの一言というオプションがつくことによってやりたくなくなっている。

 

おいしいほくほくご飯にケチャップをぶちこまれたようなものだ。

 

つまり、あうち、ということ。

 

ここで大事なのは、気持ちを整える、今回で言えば、

 

自分で決める

 

こと。

 

 

「まー君!勉強はどうしたの!」

 

『おっと。

何だ?

 

今、俺の中に苛立ちが生まれている。

 

くそ。

この苛立ち。

 

この正体は一体何だ。

 

俺は、勉強がしたくないのか。

 

いや、それは違う。

 

さっきまで、俺の心は勉強を求めていた。

 

バトルレンジャーの筆箱から2Bの鉛筆を取り出し、

ポケモンの鉛筆削り機でガガガとやり、

表紙にかわいいキリンが描かれたノートに、

掛け算の九九を極めるためのハードなトレーニングを俺はやろうと思っていた。

 

くそ。なぜ。

 

なぜ、今俺の中で苛立ちが生まれているんだ。

 

そうか。ママ。

 

ママに言われたからか。

 

まだ俺にはその詳しい理論は説明できないが、

やれと言われたときから俺のやる気は失われている。

 

でも、よく考えろ。

 

俺は誰のために九九を極めるんだ。

 

何のために九九を極めるんだ。

 

ママのためか。

 

いや、違う。

 

自分のためだろう。

 

俺には好きな女がいる。

 

カッコつけなければならない女がいるんだ。

 

だから、俺は九九を極めなければならない。

 

俺には、九九を極める理由がある。

 

ママに言われたかどうか。

 

ママが俺に何を望むか。

 

そんなことは関係ない。

 

俺は、俺自身のために、机に向かうんだ

 

「ちょっと、まー君!どこに行くの!まだ話は終わってないわよ!

 

あら?

 

勉強するのね。

 

えらいじゃない!まー君。

 

やっと私の言うことを聞いてくれたのね。

 

気持ちが伝わったのね。

 

ママ、嬉しいわ」

 

『ママ、それは違うぜ。

 

俺は今、俺のために勉強している。

 

それが結果的に、ママの希望と重なっているというだけのことだ。

 

俺が好きでやることがママの希望に叶うときもあるだろうし、叶わないときもある。

 

ママの希望に叶わないとき、ママは俺が変わってしまった、と思うんだろう。

 

でもね、それも違う。

 

俺は、何一つ変わっちゃいない。

 

自分の気持ちに従っているという、ただそれだけのことなのさ。

 

その一点において、俺は何一つ変わっちゃいない。

 

これまでも、そして、これからもね。

 

ママは俺の行動に一喜一憂するだろう。

 

ママの感情をコントロールすることは、俺にはできない。

 

ママがどう感じるか、それはママの責任なのさ。

 

でも、俺はママを信じてる。

 

いつの日かママが、俺がどういう道を選ぼうが、ご機嫌でいられるようになる日をね。

 

愛してるよ、ママ

 

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という感じで(?)、

 

誰かに言われた、やらされている、というところに止まるのではなく、

 

自分で決める。

 

自分のためにやる。

 

自分の願望に向かっていく。

 

何をやるかは変わらないかもしれないし、

 

変える必要だってないこともある。

 

何をやるかは変わらない。

 

でも、どういう状態でやるかが変わっている。

 

それが「パフォーマンスが上がる」ということ。

 

そしてそのためには、

 

自分で決める

 

ことが大事だということです。

 

 

 

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