最近、社会人の方から「勉強が続かない…」という相談を受けることが多いです。
社会人の勉強の何がハードルになるかというと、本業があることですよね。
本業があって、それが忙しい。
忙しいだけでなく、そこでも色々と起こるわけで、色々と考える必要のあることが出てきます。
その合間で勉強をするわけなので、体力的な問題、集中力の問題、普通に休みたい問題が出てきます。
その中で、気合いと根性だけで勉強を続けようとするのは結構な無理ゲー。
後回しになり、1週間、1ヶ月と気づいたら経ってしまっていて、「ふひい、今月も何もできなかったぜ…」となっちゃいがちです。
ただ、色々な声を聞いていて思うのは、「なぜ、勉強がそこまで苦行になっているのか?」ということ。
【勉強の苦行化】
は一体どこから始まったんだろう?と思うことが多いんですね。
おそらくそれは、学校の勉強からだと思います。
学校の勉強って、好きでもない教科をやらされ、しかも点数がつけられますよね。
これがまじきつい。笑。
点数つくのきつい。笑。
特に興味もないのに、授業も面白くないことが多いのに(面白い授業ももちろんあります)、
やらないと点数が低くなり、先生にチクリと言われる。
親も気にする。
将来が不安!なんて脅される。
あうち!
そうなったら、無理やりにでもやらないといけない。
何とか、期限までに、無理にでも、こなさないといけない。
ぐは。
きついけど、嫌だけど、苦行だけど、なんとかやってきた。
それが、
【勉強の苦行化】
の始まりなんだと思います。
でも、本来、勉強というのは楽しいものです。
新しいことを知り、理解できなかったことが理解できるようになることは喜びです。
僕自身、受験勉強のときに勉強の面白さに気づきました。
数学、英語、国語、社会は特に面白かったです。
パズルを解くような感覚があったり、どんどん成長していくことが面白かった。
結局、勉強している日々に【充実感】を感じていたんですよね。
昔、受験勉強を教えていた頃、多くの受験生が、
「勉強は嫌いなんだけど、高学歴が欲しい」
という状態に陥っていました。
そうなると、「なかなか勉強に取り組めなくて…」となります。
当然です。勉強が嫌いなんですから。
「プロセスである勉強はどうでもいいし嫌いなんですが、結果だけください!」
というのは、通用しません。
プロセスがこなせず、成績が上がらないからです。
全てにおいて「最低限」になってしまう。
でも、世の中にはそれを楽しんでやっている人もいるわけなので、
追求度という点において雲泥の差になってしまいます。
実際、僕の場合、毎日8〜12時間淡々と勉強し続けていて、
「勉強が続かなくて…」というところで悩むことは一度もなく1年間過ごしていたので、
当然、成績は伸びるし差はつきますよね。
僕は元々の知能が高いとかそんなことはありませんでしたが、単純にめっちゃ勉強しました。笑
自分の強みは良い状態を維持するメンタルマネジメントだったと思います。
中高一貫のエリートの人たちって結構、中学時代からの蓄積が強いところがあって、
勉強に関してはそこまで好きでやっているわけではないケースも多いです。
だから、好きとか楽しいで勉強していたら、いつの間にかすごい勉強量になっちゃって、
そういう人たちを追い抜いてしまいました。
実際、同じ高校で常に自分より上にいた子も、京大には合格できず、
ずっとその子より下にいた自分が合格する形になったんですよね。
楽しいは継続において最強であり、ブレることない安定したモチベーション、原動力になります。
仕事においてもそれは同じで、僕は今メンタルトレーニングを提供する仕事、コーチングをすることが非常に楽しいです。
働くことは最高に楽しく面白いことだと感じて日々生きています。
その「良い状態」を作ることが大事で、良い状態ができさえすればモチベーションで悩んだり、続かないと悩むことはなくなります。
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