自分の力を信じることができない、自分に自信を持てない場合。
一つお勧めなのは、「人間の力を知る」「脳の力を知る」ということです。
僕らは自分である前に、人間ですよね。
人間ってすごいです。
風邪を引いたら治るし、怪我をしても治ります。
「僕は特別にダメな人間で、特別に価値がないので、風邪を引いても治りません…」
なんてことはありません。笑。
人間である以上、回復力を持っています。
さらに、人間は誰もが脳を持ち、その脳もすごい力を持っている。
脳の何がすごいかというと、学習能力です。
例えば、最初の頃はうまくできなかったとしても、何度もやっているうちにできるようになっていきますよね。
車の運転とかはそうですし、仕事やバイトもそう。
数ヶ月もやれば、慣れてきます。
ちゃんと人間は環境に適応したり、学習したりして、成長していくのです。
人間には誰にでもそういう力が備わっている。
そう考えたときに、全人類数十億人がいる中で、
自分だけが特別出来損ないだとか、自分だけが特別価値がないということはあるでしょうか？
もちろん主観的にそう感じられるかどうかはまた別ということもあるのですが、
まずは理屈でそう考えてみることも大切です。
自分だけが特別ダメだとか、自分だけが特別価値がないとか、果たしてそんなことが本当にあり得るのか？
僕自身は特別自分の能力が高いとは思わないのですが、ただ、脳の学習能力を知っています。
実際、これまでたくさんのことが【できるようになっている】。
なので、やりたいことがあるなら、できるようになりたいことがあるなら、練習すればいいと思っています。
特別能力があるわけではないので最初の頃はできないし、うまくいかないことも多い。
でも、練習すればいい。
学習するし、学ぶし、できるようになっていくからです。
それが、人間であれば誰もが持つ力だから。
人間の持つ力に目が向けば、自分のことも信じやすいですし、他人のことも信じやすくなります。
今何かがうまくできない他者がいたとしても、できるようになるだろうという前提、
つまり相手を信じている状態でコミュニケーションが取れるようになってくる。
自分の内面が変わると、他者に対しての感じ方、接し方、コミュニケーションも変わってくるんですよね。
今できない人を見ても自然に支援できるようになる。
なので、
人間の力を知る
脳の力を知る
というアプローチも一つありだと思います。
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