何かで成果を出すには、コツコツと物事に取り組むことが必要だったりするもの。
世の中で特別な存在として扱われている人って、すごくコツコツと物事に取り組んでいますよね。
スポーツ選手とかその最たる例だと思いますし、
例えばお笑い芸人のジャルジャルさんなんかも毎日毎日コツコツとYouTubeに動画をアップしていてすごいです。
そういったコツコツの結果として、ジャルジャルさんも社会的に特別な存在になっていると思います。
ただ、「特別でありたい」「自分は特別だ!」とあまりにも言いたいときって、
コツコツ努力すること、地道さというものを嫌う傾向にあるもの。
才能や天才性でバーン!といきたい!みたいな感じになるんですね。笑
この「才能&天才性でバーン!といきたい」心理状態というのが、
人生を前に進ませないことって実は多いのです。
というのも、【才能&天才性バーン!状態】の時、
失敗やうまくいかないこと、なかなか結果が出ないことは、
才能や天才性の否定=自分の否定
と感じやすいからです。
それはつまり、
失敗やうまくいかないことで必要以上のダメージを受けてしまうということ。
そもそも才能や天才性だけで特別な結果を出すことはできません。
結果を出す途中では、うまくいかないこと、時間がかかること、試行錯誤があります。
スポーツ選手も、お笑い芸人の方も、起業家も、YouTuberも、陰では相当なコツコツ積んでいるわけで、
才能、天才性の発揮に見える陰には、失敗やうまくいかないこと、時間がかかってきたことがあるわけです。
逆に、そこを受け入れることができれば、
短期的にうまくいかないことがあったとき、すぐに結果が出ないことがあったときも、
まあ、そんなもんやろう
と思えます。
この「まあ、そんなもんやろう」と思えるメンタルがあると、コツコツと地道にできるようになり心も楽になります。
例えば、
筋トレが3ヶ月である程度の結果が出るものだとします。
その際、「自分だけは特別な肉体を持っている!」と思っていると、
1ヶ月で結果が出ないと凹むかもしれません。
でも、そんな特別な肉体なんて現実にはないわけで(笑)、
普通に誰もが3ヶ月かかります。
そこを受け入れられれば、1ヶ月で結果が出なくても、
「まあ、そんなもんやろう」
と思えますよね。
僕なんかは、不器用なところがあるので、
「普通で3ヶ月だったら俺は4ヶ月くらいかかるかな」
と思うので、
1ヶ月やって結果が出なくても「まあそうやろう」と感じます。
むしろ普通の人よりも「コツコツやっていこう」と思える。
自分は誰かよりも特別!と思いたければ思いたいほど、
傷つきやすくなったり、メンタルダメージを受けやすくなり、
地道にコツコツとやるというような地味なことに取り組みにくくなるのです。
僕が京都大学を目指していたとき、一気に勉強量が増えたのも、
自分自身を受け入れることができたとき
からなんですよね。
僕は不器用で要領が良くないのですが、
その自分を本当に受け入れきったとき、
「自分が京大に合格するには、人よりも勉強する必要がある」
ことを深く自覚することができました。
すると、コツコツと努力することができたんです。
結局、不器用で要領が悪い僕でも京大には合格できたわけで、
受験という世界では、それなりに特別な結果なのかな、と思います。
逆説的ですが、
特別な結果が出たのは、
特別能力が高いわけでもない自分のことを本当に受け入れられたから。
実は、受け入れる力とコツコツ力には相関関係があるものなんですよね。
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