これは当たり前のことではあるんですが、
同じことをすると同じ結果が出るもの。
違う結果が欲しい場合は、何か違うことをする必要が基本的にはあるわけです。
極論を言うと、「今までと真逆のことをやってみる」ということ。
例えば、今まで他者にダメ出しばかりしていて、その結果、うまくいかなかった。
ということは、ダメ出しではなく、良いところを伝えるという方法が「真逆のこと」になります。
他にも、今までは会議中になかなか言いたいことを言えずに我慢していたけど、
適切に自己主張してみるとか。
やりたいことにチャレンジしないできたけど、とにかくチャレンジしてみるとか。
そういうことですね。
ただ、ここが大事なのですが、
実践段階において、いきなり真逆のことってなかなかできないものです。
感情がついてこないというか、非常に実践が難しい。
人間、今までの習慣というものに縛られているものなので、いきなり真逆はまじキツイんですね。
そこで「バンジーを飛べるかどうかだ!飛ぶんだ!」みたいに、
【渾身の勇気を振り絞って真逆のことをやれ!】
という人もいます。
でも、それができるのは100人に1人くらいじゃないでしょうか。実際のところ。
飛べないと「いくじなしめ!」と罵られるのかもしれませんが、
「バンジー飛ぶくらいだったら今のままでもええわ」というのが本音の人の方が多いと思うんです。
今までと違うことをするという方向性に関しては賛成なのですが、
なぜいきなりそこまで極端なことをやらないといけないのか?なぜその選択肢しかないのか?というところには賛同しかねて、
人間って、少しずつやっていけば慣れるものなんですよね。
もちろん極端な一手を無理やり打って慣れる、というのも一つの手です。
それはそうなんですが、90%以上の人はいきなりそんな極端なことはやれません。
やれないだけでなく、やれない自分を責めてしまうんです。
結果、余計に自信やエフィカシーが下がってしまう。
でも、いきなり真逆のことをやるというのは人間の本能に逆らう行為なので、非常に難しく、難度の高いことです。
難度が高いからできなくても仕方ないわけですが、
そのことを認識できずに、できなかった自分を責めてしまう。
すると、余計に人生を前に進めることを難しく感じるようになってしまう。
極端なことをいきなりやる、いきなりやることを他者に求めるというのは、
できないだけでなく、自信を低下させるリスクもあります。
逆に、少しずつやっていけば成功体験も得られますし、そのプロセスを楽しめる。
だから、自分にとっての一歩が大事だし、その一歩を設定できる力が大事。
人と比べるのではなく、自分に集中して、着実にやっていくこと。
地味かもしれませんが、そういうやり方はメンタル的にも非常に有益なんですよね。
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